環境の分野でも、ソフト99グループの技術が活用されています。
高度排水処理装置(アイオン自社工場)
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茨城県条例の新排水基準(BOD・COD共10ppm以下)に対応するために、高度排水処理装置を設置。
排水中のBOD、COD、SS*3の廃水負荷半減を達成しました。
*3 SS:浮遊物質量を表す。
この装置のプロセス(右図下図)では
・微生物固定化担体 『マイクロブレス』
・汚泥脱水機 『PCセパレーター』
2つの環境技術が用いられています。
マイクロブレス 微生物との親和性が高く、連続気孔構造と約90%という高い気孔率を有するPVAスポンジを使用した排水処理、脱臭処理用の微生物固定化担体。
耐摩耗性に優れ、微生物により分解されないため、長期間使用することができ、交換・補充の手間や費用が省けます。PCセパレーター ろ過精度の高い円筒型ろ過材を使用した高精度、高性能なコンパクトタイプの連続真空固液分離装置。
汚泥のリサイクル
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廃水処理において、もっともやっかいなのが発生する汚泥の処理です。
アイオンでは汚泥の全量を外部委託によりコンポスト化(肥料化)しリサイクルしています。
抜出された汚泥は、コンテナに入れて処理業者まで搬送され、そこで発酵工程を経てコンポストとなります。
用途は、土壌改良材、緑化用資材等です。