未来のあたりまえを創造した
ソフト99の歴史
history Since 1954
1954年、自動車にも使える国産ワックスから始まったソフト99は、“クルマと人のおつきあい”を大切に、 常に顧客のニーズを意識し、創意工夫を重ねることで、いつのまにか「あたりまえ」になるような商品を提供してまいりました。
1954年、自動車にも使える国産ワックスから始まったソフト99は、“クルマと人のおつきあい”を大切に、 常に顧客のニーズを意識し、創意工夫を重ねることで、いつのまにか「あたりまえ」になるような商品を提供してまいりました。
1954年、自動車にも使える国産ワックスから始まったソフト99は、“クルマと人のおつきあい”を大切に、 常に顧客のニーズを意識し、創意工夫を重ねることで、いつのまにか「あたりまえ」になるような商品を提供してまいりました。
クルマは
「新・三種の神器(3C)」として、
日本の人々の生活を豊かに彩りました。
当時、日本は外国製ワックスが主流の時代。外国製ワックスは高価だったため、人々はワックスの入手に苦労していました。そんな時代に救世主として現れたのが「ゴールデンネオポリッシュ」。元々は木製家具などのつや出し用に開発されたものでしたが、自動車にも応用できるリキッドタイプのワックスでした。「ソフト99といえば洗車」「ソフト99といえばワックス」と言われるようになった、まさにソフト99の原点ともいうべき商品。ソフト99の歴史はここからはじまりました。
ソフト99初めての自動車専用ワックスは、静電気によるホコリや汚れを防ぐ「静電防止剤」を配合し、大ヒットしました。現在の社名でもある「ソフト99」というブランド名はこの商品で初めて採用されました。
食器用洗剤で車を洗うという人も少なくなかった時代、自動車専用の洗剤が登場したことは話題となりました。ボディを洗浄するものを泡立ちの良さを伝えるために、あえて「シャンプー」と命名したことで、現在のカーシャンプーという名前が根付いたとも言われております。自動車を傷めない処方でありながらも強力に汚れを洗い落とすカーシャンプーの需要は、「ブルーシャンプー」をきっかけに一気に高まりました。
当時は塗り込みにくく拭き取りが重い固形ワックスが主流の時代にペーストタイプのワックスはとても珍しく、作業性の良さが人気となりました。当時は白い車が流行し、汚れを落とすニーズの高まりもあって、ワックスをかけながら汚れを落とせる「ソフト99ハンネリ」は大ヒットしました。ワックスの「ハンネリ」というカテゴリーネームは、この商品から根付いたと言われています。
ライフスタイルが多様化し、
車は趣味嗜好や自己主張の象徴に。
「ワックスより5倍も10倍も長持ちする」をキャッチコピーに、塗った後にポリマー樹脂が空気中の水分や酸素と反応して硬化し、現在のガラス系の硬化反応タイプのコーティング剤の前身とも言える画期的な商品でした。液体と固形のコーティング剤として2種類が発売され、塗った後は3~6か月の洗車だけでお手入れが済むことも人気の要因となりました。
ソフト99の補修用品のルーツは、ストレートアクリルカーペイントの「ボデーペン」からはじまったといえます。1995年の補修ブランド「99工房」の発売よりもずっと前でした。ボデーペンの登場は、車の補修を身近なものに変えるきっかけとなったといわれて、現在もカーペイントの代名詞となっています。
ワックスや芳香剤などのカーケミカル用品をメインとしていたソフト99にとって、初めてケミカル以外の商品となったのが、非金属タイヤチェーン「タイネット」。これをきっかけにソフト99が取り扱うカー用品の幅は一気に広がっていきました。
もうすぐ21世紀。
生活のインフラとして欠かせない車は、
資源と環境が開発テーマへ。
シリコーン系や樹脂系のワックスが主流だった当時、新たに開発されたコーティング剤はフッ素系。水も油も寄せ付けないという“フッ素”の特性を生かし、長持ちする、できるだけ汚れない、本格的なコーティングが自分で簡単にできる、ということを実現し、約90日間の耐久性が話題となりました。
元々は航空機用として開発された他社海外商品が主流だったガラス撥水剤市場に一石を投じた「ガラコ」シリーズの初代モデルは、折り畳んだティッシュを液剤に浸して塗り込む方式だったため、作業時間も長くかかり、塗りムラも発生するなど作業に少々手間のかかる商品でした。そうした問題が後に、容器と塗り具を一体化した「ぬりぬりガラコ」やウォッシャータンクに注ぐだけの「ガラコウォッシャー」を誕生させました。
デート中に洗車をするなど、洗車ブームが沸き起こった時代。洗車場で手ぶらで気軽に洗車ができ、必要な洗車用品がその場で購入できるソフト99の洗車用品自動販売機は、洗車中に商品が足りなくなったというシーンなどで大活躍。価格帯も300円~500円程度と手頃だったことから、ユーザーが気軽にソフト99の商品を利用することにつながり、コイン洗車場という新しいチャネルを生み出しました。
プロや一部マニアックなユーザー向けからの支持を得ていた車の補修用品は、一般ユーザーにはまだまだ身近なものではありませんでした。誰もが「車いじり」を趣味とできるようになるためには、わかりやすく、失敗をしないアイテムが必要と考え、開発されたのが「99工房」。「99工房」というブランド名は、補修の研究と技術の普及を目指す、社内にいた補修のあらゆる達人が集結してできた「楽しい車いじりのアトリエ(工房)」がブランドの由来となっています。
1991年のガラス撥水剤シリーズ「ガラコ」発売以降、ガラス撥水剤はドライバーにとって雨の日のセーフティドライブの必需品となっていました。しかし、ガラス撥水剤を使ってもワイパーを使うとせっかくのコーティングが剥がれてしまう…というユーザーからの声に後押しされ、100万回のワイピングテストをクリアした、新時代のワイパーゴムの誕生となりました。
当時のカーケアのニーズは「いかに簡単に手早くきれいにできるか」ということ。フクピカの初代モデルは洗車後、ボディの水滴の拭き取りとワックスがけが同時にできるという、究極の作業性を実現しました。拭くだけでワックスがかかるという性能があまりに画期的であったためなかなか信用されず、10万人にサンプリングという大々的なプロモーションを敢行しました。
ハイブリッド車や電気自動車など、
エコカーが市場の中心となる時代へ。
ソフト99が一般消費者市場で培ったノウハウを集結させ、開発したカーディテイリングプレミアムブランドの第一弾商品は、ボディコーティングとガラス撥水剤の2品でした。発売開始時には全国のガソリンスタンド・自動車整備業者向けの無料サンプリングを通じて、施工代理店の募集を大々的に行ったことも話題となり、「G'ZOX」ブランドが徐々に広まることとなりました。
筆塗りタイプの塗料、タッチアップペンに専用の噴射ヘッドを組み合わせることで、エアブラシのように狭い範囲を細かく塗り重ねることができる新しい噴射システムは、初心者にも使いやすく、画期的でした。簡単な作業で美しい仕上がりが得られる仕様を追求することで、商品化までに長い時間を費やした労作でした。
買い物や子供の送り迎えなどで利用する女性ドライバーも増え、自動車は女性のライフスタイルにも欠かせないものとなってきました。しかしながら、カー用品店に並ぶカーグッズは男性向けばかり…。“女性のココロをトリコにする”というコンセプトで誕生した「ココトリコ」は、ソフト99の女性社員が日常的に感じていた女性向けカー用品を作りたいという強い想いによって生み出され、車内を自分好みにコーディネートできる女性向けカー雑貨のパイオニアとなりました。
所有することだけが、
クルマの楽しみ方ではない。
気楽にクルマの魅力を体感できる
カーシェアリングの利用者が増加。
自動車を取り巻く環境は時代とともに変化し、ただ運転できればいいということではなく、コミュニケーションやリラックスの空間として、車内で快適に過ごしたいという意識の高まりもあり、誕生した「ルームピア」シリーズ。車内のイヤなニオイの原因となる食べこぼし汚れを“汚れる前に防ぐ”という、これまで培ったコーティング技術を活かした新たなアプローチ方法を提案しました。
洗車後の濡れたボディにそのままコーティングできる商品が主流になる中、もっと短時間に効率的なカーケアを目指して開発されたのは、ボディとガラスという異素材にも同時に耐久性の高いコーティング被膜を形成できる画期的な新技術でした。これまでになかったその技術は、日刊自動車新聞社主催の「用品大賞2019 洗車・コーティング部門賞」という形で評価いただいています。
ソフト99が初めて手がけたカーエレクトロニクスアイテムは、パンクなど急増するタイヤトラブルのリスク軽減を実現するTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)。公式アプリ「どらあぷ」との連携を実現させ、自分自身で空気圧を簡単に確認できるようにすることで、タイヤの日常点検をより身近にしました。
これまでのカーシャンプー開発で重要としていた「すすぎの速さ」や「泡切れの良さ」、「水はけのよさ」などの性能重視のコンセプトからあえて離れ、洗車を行う人の感性をくすぐる「洗い心地」や「泡の感触」、「嗅覚への刺激」などを重視し、洗車することが楽しくなる仕掛けを込めて開発されました。洗車好きの大人の心をくすぐるような、おもちゃ屋さんにディスプレイされているかのような箱型でポップなパッケージにもこだわりました。
100%プラスチックを削減したコンパクトな紙製パッケージが梱包材としての機能を兼ね備えたWEB限定品『液体コンパウンド トライアルセットECO』は、配送時に発生する段ボールや緩衝材等のゴミ削減に繋げると共に、再配達による宅配業者の負担も軽減。物流の「2024年問題」対策の一端を担う取り組みにもなっています。
“ぶつからないクルマ”が
あたりまえになる時代はもうすぐ。
自動運転技術が急速に進歩し、
より快適な暮らしへ。
ソフト99も
「未来のあたりまえ」を創造するため、
常に挑戦を続けます。