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2021年5月17日

凹んだバンパーの補修。近くからでも目立たないレベルへのチャレンジ!

凹んだバンパーの補修。近くからでも目立たないレベルへのチャレンジ!

3月某日。タナカAはやってしまいました・・・。実家の狭い駐車場に無理やり前から入れようとしたときに。

地面に埋め込まれている石にあててしまい、少し擦ってしまったかなーなんて思ったらごらんのとおり!少しどころではなく、もはやプチ事故レベル
バンパーは大きく凹み、メッキモールは割れてしまっている状況、さすがにこれでは「99工房」での補修は不可能。けっこうなお金をかけて鈑金するしかないなとかなり落ち込んだわけですが、確かバンパーは温めたら成形しやすくなるみたいな知識を思い出し、ダメもとでトライしてみようと決心。

家にあるドライヤーと熱湯、ドライバーを駆使し、何とかこのバンパーの凹みを「99工房」で補修できるくらいまで復元できないか挑戦してみました。

試行錯誤すること30分程度、その様子は写真に収めていませんが、ここまでは形を戻すことができました!(なお、これはあくまでタナカAが自己判断のもと実施しただけであり、「99工房」で推奨しているわけではありませんのでご理解ください。)

マイナスドライバーを使って裏側から押したりしたため、若干元より出てしまった部分もできてしまいましたが、ここまで復元することができれば、後は「99工房」でのバンパー補修が可能だなと判断。

この様子をブログにてレポートしていこうと、トラブルをポジティブに考えるタナカA。
ここから最終どこまで補修することができたか、レポートさせていただきたいと思います。

1か月程度経過した4月下旬。いよいよ凹んだパンパ―の補修にトライする日となりました。

改めて今の状況を確認メッキモールはどうしようもないため、某ネットオークションで社外パーツを落札。それ以外は「99工房」のアイテムを使って補修していきたいと思います。まずは割れたメッキモールをすべて取り外し、凹み部分の下地処理から。磨いてはいけない部分に『マスキングテープ』でマスキングし、

サンドペーパー研磨パッド』に『耐水サンドペーパー』の150番を巻き付け傷ついた箇所、凹んだ部分をしっかりと磨きパテを盛る準備をしていきます。しゃがみこんでの作業となり、手もかなり疲れますが、しっかりと下地処理をしないと、後々にかかわってきますので、入念に!周りとの段差がなくなる形で研磨ができれば研磨終了です。
下の部分も傷ついていたので、磨きました。
続いて、パテの準備ですが、まずは『シリコンオフ チビ缶』で、補修面を脱脂。油分は補修の大敵です。パテが後から落ちてしまうなんてことにならないように、しっかりと脱脂します。脱脂完了後は、パテを盛るために研磨した部分に『バンパープライマー』をスプレーします。バンパーの素材は樹脂のため、パテやペイントは乗りにくく、そのまま使っても、走行の振動などで落ちてしまいます。そうならないよう、バンパーの素材に『バンパープライマー』を吹き付けることで、パテの密着性を高めます。ある意味接着剤のような効果を発揮します。

バンパープライマー』をスプレーした後は、15分程度乾燥させたのち、いよいよ『バンパーパテ』を使ったパテ盛りの工程です。

このように、『パテ用ペーパーパレット』に『バンパーパテ』の主剤と硬化剤を同量取り出し、付属のヘラで主剤と硬化剤を混ぜ、練っていきます。空気が入ってしまうと後で気泡となってしまいますので、できるだけ空気が入らないよう、しっかりと混ぜ合わせます。また、混ぜることで硬化が始まってくるので、手際よく練るのがポイントです。

準備ができれば『バンパーパテ』を盛っていきます。パテは押しつけるように一定方向に盛り、周辺の塗装面より少し高く盛り上げていくことが必要です。また、パテの塗っていないところとの段差があまりないように盛るほうが、後々の研磨が楽になります。

ということで、パテ盛りが完成しました。
(実はここでタナカA痛恨のミス-1を犯してしまっていましたが、その理由は後で説明します)この後、パテが完全に硬化するまで1時間程度待ちます。
1時間後※パテが完全に硬化したら、『耐水サンドペーパー』の320番を使って、パテの研磨を行います。(※季節や気温で異なります)パテを削りすぎないように注意しつつ、途中で周りとの段差がなくなっているか、指に水をつけて触感で確かめながら研磨作業を進めます。バンパーのコーナー部分なので、研磨が難しいです。しっかりと元の曲面が出せるように慎重に研磨します。ある程度320番で研磨できれば、600番で段差や凹凸がなくなるように仕上げの研磨を行います。研磨作業が終了しました。上から見た形です。しっかりとバンパーの曲線に沿った形に研磨することができました。ただし、先ほどの痛恨のミス-1がここで発覚!パテの盛りが若干足りず、ほんの少しだけ、面を整えることができていませんでした・・・。
本来なら再度『バンパーパテ』を盛るのですが、今日はあまり時間がなく、また、最終的にはそこまでは目立たないだろうと判断し、次の工程に進むこととしました。
より完璧に補修したい場合は、ここでは妥協せず、しっかりと面を出すことをおすすめします!

ということで、次からは塗装の工程に移ります。
まずは先ほど同様、『シリコンオフ チビ缶』で脱脂しボデーペン プラサフ』でのプラサフ塗装に移ります。
いきなりカラー塗装をするのではなく、必ずプラサフ塗装を行う必要があります。
ボデーペン プラサフ』でプラサフ塗装を行うことで、下地素材とカラー塗装のそれぞれの密着強化とパテがカラー塗料を吸い込むことを抑制し、塗装面の細かなキズを埋めて平滑にすることでカラー塗料の仕上がりを高める効果があります。
なので、もしプラサフ塗装を行わなかった場合、いくらカラー塗装をうまく行うことができてもきれいに仕上がりませんので、必ずプラサフ塗装は実施するようにしてください。

まずはスプレーが飛び散らないよう、プラサフ塗装範囲より少し広めを『幅広マスキングシート』でマスキング。通常のマスキングシートとは逆の使い方をすることで、マスキング部分のスプレーをうまくぼかすことができ、後々の研磨が楽になりますので、プラサフ塗装時のマスキングシートはこのように、裏返すような貼り方にするのがポイントです。では、ここから塗装工程ですが、まずはパテ盛り同様、あらかじめ『バンパープライマー』をスプレーし、バンパーと塗料との密着性を高めます。バンパープライマー』の乾燥を待って、『ボデーペン プラサフ』をスプレーしていきます。缶をよく振り、撹拌し

15cm程度離してスプレーしていきます。一度に厚く塗ってしまうと垂れてしまいますので、数回に分けて塗り重ねていきます。
1回目のプラサフ塗装後、少し乾燥させ

2回目

3回目とスプレーしプラサフ塗装が完了しました。
(ここでタナカA痛恨のミス-2が!)この後は、塗料をしっかりと乾燥させてから、『耐水サンドペーパー』の1000番を使って塗装した部分との段差を鳴らすようにプラサフ面を研磨していきます。
塗装した部分との段差を滑らかにしないと、カラー塗装の時にその段差が出てしまいますので、指でなぞって確認しながら、つるつるになるように研磨します。ここでタナカA痛恨のミス-2が発覚!削りすぎないよう注意していたのですが、実はプラサフ塗装の重ね塗りが不十分で、パテ部分のプラサフをほぼ削ってしまい、パテがむき出しの箇所が多くなってしまいました!
さすがにこのままでは仕上がりが悪くなるため、再度プラサフ塗装をやり直すハプニングが発生してしまいました。二度目のプラサフ塗装と研磨が終わった後の写真がこちらです。何とかリカバリーできましたので、次の工程に進みます。

カラー塗装前の下地作りのため、塗装面周辺の劣化した古い塗膜などを『コンパウンド細目』を使って磨き落とし、カラーペイントの乗りを向上させます。
コンパウンド専用スポンジ』に適量取り塗装面を磨きます。コンパウンド細目』での下地作りが完了したら、『シリコンオフ チビ缶』で脱脂を行い、いよいよカラー塗装です。

まずはしっかりとマスキングを行います。
カラー塗装のマスキングはプラサフ塗装と違い、もとの塗装色と補修ペイントの色ズレが目立ちにくくぼかしやすくなるようにパーツのラインなどを活かし、横は広めにとるようにします。スプレー粒子は非常に細かく、少しの隙間にも入り込んでしまいますので、入念にマスキングを行います。また、スプレー塗装はかなり飛び散りますので、このように広範囲にマスキングし、スプレーダストの付着を防ぐようにします。準備が完了しましたので、カラー塗装を行っていきます。
まずは、塗装面に『ボデーペン ボカシ剤』をスプレーします。

カラーペイントをスプレーする直前、『ボデーペン ボカシ剤』を塗装面にスプレーしておくことで、白っぽいザラつきの発生を効果的に抑えることができ、仕上がりがよくなります。
ボデーペン ボカシ剤』は垂れやすいので、薄く均一にスプレーするのがコツです。

ボデーペン ボカシ剤』の塗装が終わりましたら、乾かないうちにカラー塗装を行います。
今回タナカAの愛車のカラーはメルセデス・ベンツ197「オブシディアンブラックP」。
残念ながら『ボデーペン』の定番カラーはありませんので、オーダーショップでの調色カラーを使用します。

ちなみに、愛車のカラーナンバーの調べ方はこちらの99工房ブランドサイト内で詳しく載っていますので、参考にしてください。

カラー塗装も、一度に厚塗りしてしまうと、塗料が垂れてしまう恐れがありますので、数回に分けて塗り重ねながら、徐々に色出しを行います。1回目のカラー塗装完了

スプレー、乾燥を数回繰り返し、だいぶカラー塗装が乗りましたので、続いて、『ボデーペン クリアー』を使ってクリアー塗装を行います。カラーがメタリックやパールマイカの場合、カラー塗装だけでは正しい発色やツヤが出ませんので、クリアー塗装を行うことで塗装にクリアー層を塗り重ねていきます。こちらも垂れないように注意しながら、数回に分けて塗り重ねていきます。タナカA的には垂れる2歩手前ぐらいが、しっかりとクリアー塗料が乗ってツヤ仕上げになる状態ですので、そこを目指します。4度ほどスプレーと乾燥を繰り返し十分なツヤ感が出てきたらクリアー塗装が乾かないうちに(1~2分後)、『ボデーペン ボカシ剤』でスプレー塗装した外周部分のザラザラとスプレーダストがついている部分にまんべんなく濡れたように見えるまでスプレーします。
ここで最後に垂らしてしまっては元も子もありませんので、細心の注意を払います。何とかスプレー塗装までの工程が完了しました!
塗料が乾燥する前にマスキングを外し、本日の補修作業は終了です。やはり、パテでの面出しを完璧にできなかったので、コーナーの部分がほんの少しだけ歪んだように見えてしまっていますが、まあ及第点の出来ではないでしょうか?クリアー塗料もしっかり乗ってキレイに仕上がっているかと思います。

上から見るとこんな感じ。ほぼバンパーの形状に沿った仕上がりになりました。正面から見ると、メッキモールはありませんが、それ以外はほぼ補修しているのがわからないレベルまではできました。まずまず満足の状態です。ここからは1週間後、まだゆず肌状態になっている塗装面をコンパウンドで磨いて、最終仕上げていきたいと思います。

ということで、1週間後。
塗料が完全硬化したので、最後の磨き仕上げ作業に入ります。

太陽光の下で、今の状態をチェック。
やはりバンパーのコーナー部分は面出しが甘かったので、少し形が悪くなっていますが、ここは上にメッキモールが入りますので、あまり気にならないレベルにはなると思います。このようにゆず肌状態になっている塗装面を『コンパウンドシート』→『コンパウンド極細』→『液体コンパウンド』の順に磨き上げる最終仕上げ工程となります。まずは塗装面をきれいに水洗いしコンパウンドシート』で塗装面全体を研磨します。力を入れずに軽く磨くだけでOKです。コンパウンドシート』が終わりました。元のツヤが全くなくなり、未塗装樹脂バンパーみたいな状態になってしまいました・・・。

何も知らなければかなり焦るかもしれませんが、全く問題ありません!これは凸凹だった塗装面をいったん平滑化した証拠です。ここから研磨粒子の小さなコンパウンドで仕上げの磨きを行い、より平滑にすることでくもった状態は解消されます!

では、次に『コンパウンド極細』を使い塗装面を磨いていきます。「キュッキュッ」と音がなるように一方向にしっかりと磨きます。広範囲を一気に磨くのではなく、30cm四方くらいを目途に部分的に磨いていきます。手がかなり疲れますが、ここは我慢して、最後の力を振り絞ります。
コンパウンド極細』での研磨作業が終わりました。かなりツヤが出てきました。完成も間近です!

最後に一番研磨粒子の小さい『液体コンパウンド』で仕上げの磨きを行います。

尚、『コンパウンド専用スポンジ』を使う際は、同じスポンジを使いまわしすると、粗い粒子が残った状態で磨いてしまい、いつまでも仕上がりませんので、それぞれのコンパウンドごとに新しいものを利用するようにします。

先ほどと同様、しっかりと磨き上げます。仕上げ磨きが完了しました。タオルで拭き取って、全工程終了です。

メッキモールを取り付け

ついに完成しました。磨く前はボケて映っていた建物も、鮮明に映し出されるほど、ほぼ元の光沢感が復活!この角度で見ると、パテが足りなかった部分はわかりますが、見た目にはほぼわからないレベルです。正面から見ると、左右どっちを補修したかわからないレベルではないでしょうか?

見事、「99工房」のアイテムを用いて、“近くから見ても目立たない”レベルで、凹んだバンパーを補修することができました!

・今回の補修で使った時間は、撮影を除くと約7時間(やり直し含む)、
・使用したアイテムの金額は14,694円(ソフト99公式オンラインショップ価格)
・別途メッキモール購入5,000円

ですので、大体20,000円と7時間でここまで補修することができました。
なかなか根気のいる補修工程ではありますが、なかなかのお金を使って鈑金修理するかを天秤にかけたときは、「99工房」でDIY補修するというのも選択肢かと思います。
DIY補修はやり直しもききますので、もしも、愛車にキズや凹みのトラブルを抱えられていらっしゃる方は、補修をトライしてみてはいかがでしょうか?

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    タナカA

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