• ナレッジ

手洗い洗車のメリット・デメリットは?手順や注意点なども解説

車を丁寧に洗いたい場合には、手洗い洗車が適しているといわれています。しかし、手洗いとガソリンスタンドに設置されている洗車機と仕上がりを比較しても、それほど違いはないのではと感じる方もいるのではないでしょうか。今回は、手洗い洗車のメリット・デメリット、手順と注意点などを解説します。

手洗い洗車のメリット・デメリット

ここでは、手洗い洗車のメリット・デメリットをみていきましょう。

①メリット

手洗い洗車のメリットは次の3点です。

  • 細かいところまで汚れをみながら、丁寧に洗える
  • ブラシや洗車用クロス、洗車用クリーナーなど使用する道具を自分で自由に選べる
  • 時間をかけて洗車を行うため自車への愛着が湧く

車のキズやトラブルを発見しやすくなるため、良いコンディションの維持にもつながるでしょう。

②デメリット

手洗い洗車のデメリットは次の3つです。

  • 時間と手間がかるため、時間的余裕がなければ、実施が厳しい
  •  洗車に必要な道具を揃える必要がある
  •  自宅では十分なスペースや外で使用できる水道も必要となる

洗車の可否が時間に加え、天気にも影響される点も知っておきましょう。

手洗い洗車の手順と注意点

手洗い洗車の手順と注意点

ここでは、手洗い洗車の手順と注意点を解説していきます

①ボディ洗車の手順

ボディ洗車は次のような手順で行いましょう。

1.水でボディの汚れを洗い流す
まずは、車の上から下に水を流し、大まかに全体の汚れを落としましょう。ホコリや砂、泥などの汚れがついたままスポンジやブラシで擦ると、車にキズがついてしまうため、先に洗い流すことが大切です。

2.カーシャンプーを泡立てボディを洗浄する
次に、バケツにカーシャンプーを入れて、ホースから勢いよく水を注ぎ泡立てます。泡立てたシャンプーをスポンジに取り、ボディを優しく洗いましょう。しつこい汚れがある場合は、一度洗ってから、泡をつけ直し再度洗うことを推奨します。

3.カーシャンプーを洗い流し、拭き上げを行う
最後に、ボディ全体を洗い終えたあとは、水分が乾く前にカーシャンプーを水で洗い流します。流す際には、ルーフからボディ下部(上から下の方向)に流す点と、ドアやサイドミラーの隙間など細部まで水を流す点を意識しましょう。

カーシャンプーを流したあとは、水滴が乾く前に素早く拭き取ります。拭き取る際は一定方向で、力を入れずにサッと拭き取りましょう。

②タイヤ・ホイール洗車の手順

タイヤ・ホイールを洗う場合は、次のような順番になります。

1. 砂や泥汚れなどを水の勢いで落とす
2. タイヤ・ホイール用のスポンジにカーシャンプーの泡をたくさんつけてこすり洗いを行い、汚れを落とす
3. シャンプーの成分が残らないように水で洗い流し、水分が残らないように優しく拭き取る

硬いブラシはキズの原因になるため、使用は避けましょう。タイヤ・ホイールの汚れがひどい場合は、ボディに汚れが跳ねるため、ボディより先に汚れを落とします。

③注意点

日差しの強い昼前後の時間帯は水シミができやすいため、洗車に不向きだといえるでしょう。また、風が強い日は砂やホコリが車につきやすく、車にキズがつきやすくなります。洗車に向いているのは、風と日差しがない日の午前中や夕方である点を知っておきましょう。

また、服装に関しては、アクセサリーや腕時計などの貴金属類を外さずに洗車するとキズがつく、塗装が剥げる原因となるなどのリスクがあるため、外してから洗車を行うことを推奨します。

自宅で手洗い洗車が行えない場合の対策

自宅で手洗い洗車が行えない場合の対策

住んでいる場所によっては、洗車スペースや水道が確保できないケースもあります。そういった場合は、コイン洗車場を利用すれば、費用はかかるものの、手洗い洗車を行うことが可能です。

高圧洗浄機や掃除機が用意されているケースも多いため、洗車に使用する道具を用意すれば、セルフで利用できます。自宅で手洗い洗車を行えない方は、利用を検討してみましょう。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE