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車の花粉対策とは?車体への影響や車内を花粉から守る方法などについても解説

花粉が付着したまま放置した場合、車体にダメージを与えます。また、花粉が車内に入った場合はシートやダッシュボードなどが汚れる原因にもなるため、対策に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は、車体に花粉がつくのを防ぐための対策や車内の花粉対策をみていきましょう。

日本で飛散する花粉と付着した場合の影響

ここでは、日本で飛散する花粉と付着した場合の影響を解説していきます。それぞれの花粉が活発的に飛散する時期も知っておきましょう。

①スギ

スギ花粉は日本の代表的な花粉です。飛散が始まるのは大体2~3月頃で、関東地方では6月の初めまで飛散量が多く、長期にわたって飛散する状態が続きます。北海道や沖縄ではスギがほとんど存在せず、スギ花粉はそれほど多く飛散しません。

②ヒノキやイネ

ヒノキ花粉は飛散範囲が広く、またスギよりも飛散が遅く大体3~5月頃に飛散することが特長です。イネ科の花粉は大体3~10月頃まで飛散するなど他の花粉よりも飛散する期間が長く、5月から夏前にかけて多く飛散します。

③花粉が付着した場合の影響

花粉は水分にふれた場合に、内部のペクチンという成分が溶けだし、粘着性が増します。そして、水分を含んだ花粉を放置するとペクチンが塗装に浸食し、塗装にダメージを与えてサビの原因となる点は知っておきましよう。また、車内に入るとシートやダッシュボードなどが汚れ、リアガラスの内側に付着すると視界が悪くなります。

車体に花粉がつくのを防ぐための対策

車体に花粉がつくのを防ぐための対策

車体に花粉がつくのを防ぐための対策をみていきます。定期的な洗車が億劫に感じられる場合は、コーティングやボディカバーを使用しましょう。

①車にコーティングを施工する

コーティングを施工した場合は、車への花粉の付着を防ぐことが可能です。花粉がついたとしてもシミになりにくく、花粉以外の汚れの固着も防げるためです。

②洗車を定期的に行う

ボディの表面に花粉がつく時期には、定期的に洗車を行いましょう。洗車を定期的にすることによって、花粉が車体に付着する時間が短くなるため、花粉によるダメージを軽減できます。

③ボディカバーの使用や屋内で保管する

ボディカバーを使用すれば、着脱の手間はかかるものの、効果的に花粉の付着を防ぐことが可能です。また、車を屋内に駐車すれば花粉の付着を防げるだけでなく、雨で濡れないため、頑固なシミへ変化するリスクを回避できます。

車内の花粉対策

車内の花粉対策

ここでは、車内の花粉対策をみていきましょう。

①衣服の花粉を除去する

車内の花粉対策としては、乗車前にはたくことで花粉を払い落とす方法があります。乗車後はさらに粘着クリーナーなどで衣服をキレイにすると、花粉が気にならなくなるでしょう。

②車内を清掃する

対策を施しても、花粉は車内に入ってきます。花粉は時間が経過するとダッシュボードなどに落ちてくるため、ウェットシートやハンディモップを使用し、定期的に清掃して取り除くことが大切です

③エアコンフィルターの清掃や交換を行う

エアコンフィルターは吸い込んだ空気のホコリや花粉を取り除き、空気をキレイな状態にしてくれます。ただし、汚れが蓄積すると目詰まりを起こすため、定期的に清掃や交換を行うようにしましょう。

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