• テクニック

車のシートのシミの取り方は?注意点やプロに依頼するメリットも解説

車のシートは、衣服の汚れの付着や、食べ物や飲み物をこぼすなどさまざまな原因で、シミが出来やすい部分です。放っておくと悪臭が発生する場合もあります。しかし、シートのシミの取り方が分からないという方もいるでしょう。今回は、シートのシミの取り方や注意点などについて詳しくみていきましょう。

 

シートのシミを取る際の注意点

ここでは、シートのシミを取る際の注意点をみていきます。

①シートの種類ごとの特長
車のシートには、大きく分けてファブリックシート、合成皮革シート、本革シートに分かれます。ファブリックシートは、ミニバンや軽自動車などに多く採用されているシートで、材質は布生地です。耐久性はあるものの、汚れを吸収しやすくシミが出来やすいのが特長です。

合成皮革シートや本革シートは、高級感のある見た目が好まれているシートです。高級セダンやSUVなどに利用されています。合成皮革シートは汚れに強く、本革シートも飲み物などをこぼしてもすぐに中に染み込みにくい点とシミが出来にくい点が特長です。

②種類ごとにシミの取り方が異なる
車のシートは、種類ごとにシミの取り方が異なります。例えば、ファブリックシートは洗剤も使用出来ますが、合成皮革シートや本革シートでは劣化の原因となることもあります。そのため、種類ごとに適した方法を行わなければ、上手く汚れを落とせない点に注意が必要です。

 

シートのシミの取り方

シートのシミの取り方

実際に車のシートのシミを取る方法をみていきましょう。

① ファブリックシートのシミの取り方
ファブリックシートのシミを取る際の手順は以下の通りです。

シートに飲み物をこぼした場合、すぐに拭き取ります。その後、シミがある箇所のうえに蒸しタオルを置いて放置します。この手順で汚れが吸収されるため、シミをキレイに取ることが可能です。シートが濡れたままだとカビが発生するため、乾拭きしてからシートをしっかり乾かしましょう。

汚れが酷い場合には、中性洗剤を水で薄め固く絞った布で、シミを拭き取ります。拭き取ってもシミが落ちない場合には、蒸しタオルでシミを叩き、さらに別の乾いた布を用意して乾拭きを行いましょう。

ファブリックシート専用のシミ取り剤も市販されていますのでうまく活用していただくこともおすすめです。

② 合成皮革・本革シートのシミの取り方
革製シートのシミを取る際は、ジュースやコーヒーなどのシミが乾くまで待ったうえで、毛先のやわらかい歯ブラシを使用して汚れをかきだします。その後、水を含ませてから、乾いたタオルや固く絞った濡れタオルで表面を拭きましょう。

③ シミの予防方法
汚れた際に早めに処置を行うことによって、シミを予防出来ます。車のシートに飲み物をこぼした場合、ウェットティッシュや布で叩くように拭き、汚れた部分の水分を取り除きましょう。

 

シートのシミ取りをプロに依頼するメリット

シートのシミ取りを業者に依頼するメリット

シミ取りをプロに依頼するメリットをみていきましょう。

①専用の道具を使用してキレイにしてくれる
スチーム洗浄など専用の道具を使用しクリーニングを行うため、自分ではキレイに出来ないシートの中に入り込んだ汚れや臭いなどをしっかりと除去してくれます。自分でシミをキレイに落とすのが手間に感じる場合は、プロに依頼しましょう。

②コーティングを行ってくれるプロもいる
シートコーティングを施工することで、汚れがつきにくくなります。加えて、汚れがついても簡単に拭き取ることが可能です。そのため、シートをキレイな状態に保ちたい場合は、プロにシートコーティングを依頼しましょう。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE