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洗車で高圧洗浄機は活用できる?使用時のメリット・デメリットを解説

洗車を行う際に、手洗いでは手間がかかります。しかし、洗車の手間を省くために、高圧洗浄機の使用を検討している場合、キズや凹みが心配という方も少なくありません。そこで、今回は、高圧洗浄機で洗車を楽に行いつつ、汚れをしっかり落とすための方法をご紹介します。

 

高圧洗浄機は洗車に活用できる

高い圧力をかけ水を噴射できる高圧洗浄機ですが、車に使用することで、キズがつく、塗装が剥がれるとマイナスなイメージを抱く方もいます。しかし、水圧や噴射距離など、正しい使い方を知っていれば車にダメージを与えることはほとんどありません。

加えて、高圧洗浄機で勢いよく噴射されることにより、車の汚れをスピーディーに落とすことができます。現在では、手洗い洗車よりも楽に洗車できるため、洗車用品としてもメジャーな存在になりつつあります。

 

洗車用の高圧洗浄機を選ぶ際のポイント

 

洗車用の高圧洗浄機を選ぶ際のポイント

洗車に使用する高圧洗浄機を選ぶ際のポイントをみていきましょう。

1.水圧やアタッチメント

洗車に高圧洗浄機を活用する場合、水圧が低いと汚れが落ちにくいため10MPa前後のある程度水圧があるものを使用しましょう。また、高圧洗浄機は、回転ブラシなど洗車に活用できるアタッチメントの有無を確認する必要があります。アタッチメントがついていない場合、別途購入する必要があるため、あらかじめ付属したモデルを購入しましょう。

2.給水方法

給水方法は水道接続式、タンク式、自吸式の3つがあります。水道接続式は水道から直接給水するため、給水の手間がありません。ただし、水道の位置次第では、高圧ホースを使用して延長する必要があります。

タンク式は本体にタンクが搭載されたタイプです。定期的に給水すれば、水道の位置に関係なく動きながら使用できます。

自吸式は、バケツなどの容器に溜めた水を吸い上げるタイプです。容器の大きさが小さい場合、洗車時に頻繁に給水が必要になるため、容量はよく確認しましょう。

3.洗剤対応

洗剤を噴射できる洗剤対応モデルは、油汚れを落としやすいのが魅力です。製品ごとに洗剤の噴射方法が異なるため、目的に合った製品を選ぶことがポイントです。

 

高圧洗浄機を洗車に使用するメリット・デメリット

高圧洗浄機を洗車に使用するメリット・デメリット

高圧洗浄機を使用するメリットとデメリットをみていきましょう。

1.メリット

一般的なホースよりも水圧が高いため、洗浄力が高いのが高圧洗浄機のメリットです。足回りの細かな汚れも落とすことができるので、スポンジやブラシを使用する手間を省くことができます。必要なタイミングに必要な分量の噴射ができるので、水道代の節約にもつながります。

2.デメリット

近距離や一点に長時間噴射してしまうと、塗装剥がれやボディの変形につながります。また、劣化している樹脂パーツに高圧洗浄機をかけると、表面が剥がれてしまったりヒビが入ってしまったりするリスクがあります。

 

高圧洗浄機を洗車で使用する際のポイント

高圧洗浄機を使って洗車をする時は以下のポイントを抑えて作業を行うと、高圧洗浄機を有効に活用できます。

1.足回りの汚れは初めに洗い流しておく

最初に高圧洗浄機で水を噴射し、車全体の砂ボコリや汚れを流し落としますが、手洗い洗車と同じく、汚れやすい足回りは先に水洗いしておくのがポイントです。

2.基本は天井から順に、上から下へ汚れを落としていく

足回りを洗い流したら、基本は上から下へ高圧洗浄機で汚れを落とすことで、車へのキズつきを防ぐことに繋がります。

3.カーシャンプーで車全体を洗う

カーシャンプーをバケツで泡立てておけば手洗いでのシャンプー作業もラクに行えます。また、高圧洗浄機でシャンプーを吹き付けられるタイプのものも販売されていますので、合わせて使うのもおすすめです。

4.泡を洗い流す

カーシャンプーが乾く前に、手早く高圧洗浄機を噴射し、洗い流していきましょう。ホースを使うよりもスピーディーに流せるので時短にも繋がります。

5.水滴を拭き取る

洗車用クロスなどで拭き取っていきましょう。大判のクロスや吸水力の高いマイクロファイバークロスなどでスピーディーに拭き上げることで、シミを防ぎます。

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