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水切りワイパーが洗車で使われる理由は?選ぶ際のポイントなども解説

洗車後に車体をクロスで拭き取る作業は、時間がかかるものです。水切りワイパーを適切に使用すれば、時間短縮につながる可能性があるものの、使い方が分からないというケースもあるでしょう。今回は、水切りワイパーが洗車で使われる理由や選ぶ際のポイントなどをみていきます。

水切りワイパーが洗車で使われる理由

ここでは、水切りワイパーが洗車で使われる理由をみていきます。通常のワイパーとの違いを把握しておきましょう。

① 水切りワイパーとは

水切りワイパーは洗車用ワイパーとも呼ばれ、洗車後のボディや窓ガラスの水滴を取り除くために使用するアイテムです。また、ブレードにはボディにキズがつきにくいようにシリコンやゴムといった素材が使われている点が特長です。

②使用する目的

水切りワイパーを使う目的は、洗車にかかる時間を短縮することです。洗車用クロスのみを使用した場合は、拭き上げるたびに溜まった水を絞る必要があり、時間と手間がかかります。しかし、水切りワイパーを使用し、ボディや窓ガラスの水滴をあらかじめ取り除いておけば、拭き取りの回数を減らせます。使い方は車体やガラスにワイパーを滑らせるだけであるため、水滴を効率的に取り除くことが可能です。

水切りワイパーを選ぶ際のポイント

水切りワイパーを選ぶ際のポイント

ここでは、水切りワイパーを選ぶ際のポイントをみていきます。カー用品店やホームセンター、ECサイトなど、多くの場所で販売されているものの、持ち手の形状や素材などを意識して購入しましょう。

①持ち手の形状

持ち手は、自分の手に合うかどうかで負担が異なり、使用感や使いやすさも変化します。作業効率に大きな変化があるだけでなく、仮に自分の手に合わないワイパーを使用した場合には疲れやすくなったり、手が痛くなりやすくなったりするため、車体の水切りを十分に行えません。

自分に合う持ち手の形状や重さは、実際に持って比較することを推奨します。そのため、カー用品店やホームセンターなどで、実物を手に取って、自分の扱いやすいものを選びましょう。

②素材

水切りワイパーを使用するタイミングで、可能な限り車をキズつけないために、ワイパーの素材を考慮しましょう。たとえば、耐久性が高く、柔らかいシリコンのワイパーであれば、カーブや段差があっても水を切りやすいといえます。

また、しなやかで弾力がある天然ゴムのワイパーであれば、コーティング施工した車であっても、コーティングをキズつけるリスクを抑えながら水切りを行えます。そのため、ワイパーの素材として、シリコンや天然ゴムが使用されているものを選択しましょう。

水切りワイパーを使う際の注意点

水切りワイパーを使う際の注意点

ここからは、水切りワイパーを使用する際の注意点をみていきます。とくに、車体の汚れはワイパーを使用する前に落としておきましょう。

①車体に汚れがない状態で使用する

車体に泥や砂汚れが付着したままの状態でワイパーを使った場合は、汚れによってキズがつきます。また、固い汚れが残されたままであれば、車に施工したコーティングなどが破損するリスクがあります。車へのダメージを防ぐためにも、ワイパーは洗車で汚れを念入りに落としてから使用しましょう。

②使いにくい部分がある

ワイパーを細かく動かせば、車体の湾曲した部分について、キレイに水切りできます。しかし、カーブ部分やプレスラインでは使いにくいため、使いにくい部分は洗車用のクロスで拭き上げましょう。

③水分の拭き取りは必要

あくまでも水切りワイパーは、水を切りやすくするものであり、水を完全に切れるわけではありません。そのため、水を切った後は水分が残らないように洗車用クロスで拭き取りを行いましょう。

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