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車に白い汚れがつく原因は?落とし方や予防方法なども解説

車に白い汚れがついた場合、放置すれば汚れが蓄積し、汚れが落としにくくなっていきます。しかし、どのように落とせばいいのか分からない方もいるでしょう。今回は、車に白い汚れがつく原因、落とし方や予防方法について解説します。

車につく白い汚れと原因とは?

ここでは、車につく白い汚れと原因についてみていきます。とくに、水による汚れを意識する必要があり、早めの洗車で防げる点は知っておきましょう。

①車につく白い汚れ

雨が降った後や洗車後に残った水分が乾燥して蒸発すると、カルシウムや水酸化ナトリウムといったミネラル成分が白い汚れとして残ります。また、白い汚れは、ボディコーティングを施工した車でも発生するため、早めの対処が必須です。

②車に白い汚れが発生する原因

白い汚れがつく原因は次の3つです。

  •  降雨後に洗車していない
  •  洗車に井戸水を使用する
  •  炎天下で洗車してしまった

雨水にはカルシウムや塩素などのミネラル成分が含まれているため、降雨後に洗車していない場合には白い汚れがつきます。また、水道水と比較すると井戸水はミネラル分が豊富です。そのため、洗車時の拭き残しによって、白い汚れとなってしまいます。

したがって、洗車時は水道水を使用するのがおすすめです。そして、炎天下での洗車は、車についた水分が乾きやすく、水道水に含まれているカルシウムやカルキが白い汚れとなって残りやすくなります。

仮に炎天下で洗車が必要な場合には、塗装面が高温になりにくい日陰で洗車を行いましょう。

車の白い汚れを落とすための方法と放置した場合のリスク

洗車をしている画像

ここでは、車に付着した白い汚れを落とすための方法と放置した場合のリスクをみていきます。

①白い汚れを落とすための手順

白い汚れがついている場合は、次のような手順で落としましょう。

  1. 洗車を行って塗装面をキレイな状態にする
  2. 塗装面に水分が残らないように丁寧に拭き取る
  3. 水アカクリーナーなどを使用して、気になる箇所に施工する。塗り込むタイミングでは、力を加えずに優しく塗る
  4. 濡れた洗車用クロスなどで、丁寧に拭き取る

水アカクリーナーが塗装面に残るとシミになる可能性があるため、よく確認して拭き取りましょう。

②放置した場合のリスク

白い汚れを放置した場合、塗装のシミや劣化・最悪剥がれが起きるリスクがあります。車にダメージを与えないためにも、白い汚れに気づいたらすぐに落としましょう。

白い汚れの予防方法

ガレージの画像

ここでは、白い汚れの予防方法をみていきます。

①洗車を行い水分を拭き取る

定期的に洗車を行えば、白い汚れの固着を防ぐことが可能です。また、こまめに水滴を拭き取ることで白い汚れが発生しづらくなります。塗装面へのダメージを防ぐためにも、降雨後は水滴の拭き取りを意識しましょう。

②雨に濡れないように保管する

雨風が入らないガレージや立体駐車場など屋内で保管する方法も有効です。青空駐車場の場合は、車体カバーを使用しましょう。車体カバーを使用することで、白い汚れ以外にも黄砂や花粉といった汚れの予防にもつながります。

③コーティング剤やワックスを使ってコーティングしておく

コーティング剤やワックスを使ってコーティングをしておけば、白い汚れが車につきにくくなります。ただし、洗車や濡れたら拭き取るといったメンテナンスは必須です。そのため、自分のライフスタイルにあった予防方法を実施しましょう。

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