洗車でマイクロファイバークロスを使うメリットは？選び方・洗い方も解説

洗車の際には、柔らかく吸水性の高いマイクロファイバークロスがよく使用されます。しかし、サイズや硬さなどが製品ごとに異なるため、どれを選べばいいかわからないという方もいるでしょう。今回は、洗車用マイクロファイバークロスの使い方やメリットの他、選び方についてもご紹介します。

マイクロファイバークロスを利用するメリット

洗車にマイクロファイバークロスを利用するメリットについて解説します。

1.キズがつきにくい

マイクロファイバークロスは、極細の化学繊維を使って織られたものであるため、軽くて柔らかい点が特長です。また、通常のタオルに比べて、車のボディを拭いた際にキズがつきにくいことから、多くの方が洗車にマイクロファイバークロスを利用しています。

2.吸水性が高い

吸水性が悪いタオルを使用した場合、繰り返し同じ場所を拭き取ることになり、車に拭きキズがついてしまう可能性があります。対して、マイクロファイバークロスは吸水性が高く、細かい水滴までキレイに拭き取ることができます。そのため、車にキズを付けにくいと言えます。

3.汚れをかきとる性能が高い

マイクロファイバークロスは繊維の本数が多いため、汚れをかきとる性能に優れています。繊維のエッジが立っているため、若干の水アカ汚れであれば、拭き取るだけで除去できます。

マイクロファイバークロスを選ぶ際のポイント

洗車用のマイクロファイバークロスを選ぶ際は、次の3つのポイントを意識しましょう。

1.吸水性の高さ

ボディに付着した水を短時間で確実に拭き取るには、吸水性の高いマイクロファイバークロスを選ぶことが重要です。吸水性の高いクロスは厚手のものが多い傾向にありますので、厚手のマイクロファイバークロスを選ぶのもおすすめです。また、吸水性が十分でないと、ボディに残った水分によって拭きスジができてしまうことがあります。マイクロファイバークロスを選ぶ際には、できるだけ吸水性の高いものを選びましょう。

3.素材の柔らかさ

洗車用のマイクロファイバークロスを選ぶ際は、素材の硬さを確認しましょう。マイクロファイバークロスは基本的に柔らかい素材でできていますが、メーカーや種類によって微妙に硬さが異なります。車のボディにキズを付けないためにも、できるだけ柔らかいものを選ぶと良いでしょう。

3.使いやすいサイズ

自分が所有する車のサイズや使用用途に合ったものを選びましょう。大きいサイズのマイクロファイバークロスはたくさんの水を吸い込むことができるのがメリットですが、大量の水を吸うと重くなる他、絞りづらい点はデメリットと言えるでしょう。絞りづらくても拭く回数を減らして、一気に作業を終わらせたい時は大きいサイズのマイクロファイバークロスを選ぶのもひとつです。
小さいサイズのマイクロファイバークロスは、細かい部分でも扱いやすく、絞りやすい点が特長です。しかし、拭き取りに時間がかかり、大きいサイズよりも拭く回数が多くなる可能性があります。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、使いやすいサイズのマイクロファイバークロスを選びましょう。

マイクロファイバークロスのお手入れ注意点

マイクロファイバークロスは耐久性が高いため、手洗いはもちろん洗濯機でも洗えます。手洗いの際は、洗剤で汚れを落としてから陰干しで乾燥させることを意識しましょう。洗濯機を使用する場合は、色落ちするリスクがあります。そのため、他の洗濯物と一緒にせず、漂白剤は使用を控え、中性洗剤で洗いましょう。また、マイクロファイバークロスは耐熱性が低い傾向にあります。洗った後、乾燥機を使用するのは極力控えましょう。