車に落ち葉がついた際の対策は?影響や放置した際のリスクなどを解説
秋の落ち葉は、車にダメージを与える原因のひとつですが、どのように対処するのが良いかわからないケースもあるのではないでしょうか。今回は、車に落ち葉がついたときの影響や放置した際のリスク、対策などを解説していきます。
車に落ち葉がついたときの影響や放置した際のリスク
ここでは、車に落ち葉がついたときの影響や放置した際のリスクをみていきます。
①車に落ち葉がついたときの影響
車についた落ち葉が擦れると、ボディにキズがつきます。また、ボンネットとフロントウィンドウの間にある排水口が落ち葉で塞がれた場合には、雨水が車内に流れ込んでしまう可能性がある点も知っておきましょう。
②放置した際のリスク
車についた落ち葉を放置すると、落ち葉の色素が移ったり、ボディのシミの原因になったりするため、塗装にダメージを与えます。とくに、ボンネットの後端は、外気の導入口となっている車がほとんどです。そのため、落ち葉が溜まりやすく、導入口を塞ぐとエアコンの効き目が落ちてしまいます。
また、エンジンルーム内やエアコンフィルターに落ち葉が入り込んだ場合は、湿り気を帯びます。その状態で、虫の死骸などと混ざると、異臭が発生するリスクがある点も知っておきましょう。そのため、定期的なメンテナンスの実施が大切です。
車に落ち葉がついた際の対策
ここでは、車に落ち葉がついた際の対策をみていきましょう。
①見つけたらすぐに取り除く
落ち葉は水分を含むと車にこびりつくため、早めに取り除くことが大切です。フロントグリルやエンジンルームに入り込んでしまった落ち葉を取り除く際は、やけどのリスクを防ぐために、エンジンを止め、冷えた状態で行うようにしましょう。
②洗車
車についた落ち葉を取り除く方法として、洗車を行うというのが有効な対策です。洗車時には、ボンネットやトランクなど開放できる部分を全て開け、水洗いを行う前に落ち葉をあらかじめ取り除いておきましょう。
その後は、「水洗い→カーシャンプーを使用して洗う→すすぎ→水分の拭き取り」といった基本的な手順で洗車を行います。洗車後にキレイな状態を保ちたい場合は、簡易コーティング剤やワックスを使ってのコーティング作業を行いましょう。コーティングを行えば、落ち葉が車に与える影響を抑えられ、汚れがつきにくくなります。
落ち葉がつかないようにするための予防方法
ここでは、車に落ち葉がつかないようにするための予防方法をみていきましょう。
①ボディカバーを使用する
木の下といった落ち葉がつきやすい場所に駐車する場合は、ボディカバーを使用すると落ち葉の付着を防げます。また、砂やホコリといった汚れからも車を保護できます。落ち葉による悪影響を防ぐために、車全体を包み込めるサイズを選ぶようにしましょう。
②排水口をクロスで塞いでおく
カバーがない場合は、何枚かのクロスを用意して排水口を防ぐことで、エアコンへの悪影響を防げます。また、ワイパーがある部分の近くにクロスを置くと、吸水口に蓄積した落ち葉を簡単に除去することが可能です。