• テクニック

洗車に適した時間帯とは?洗車時に気をつけたいポイントなども解説

車には走行中にさまざまな汚れが付着します。汚れをしっかり落とすためには、定期的な洗車が必要となります。しかし、洗車を実施する時間帯によって、効果が異なることを把握していない方もいるでしょう。今回は、洗車に適した時間帯、洗車時に気をつけたいポイントについて見ていきます。

 

洗車に適した時間帯とは

ここでは、洗車に適した時間帯を見ていきましょう。気温の高さや視界の広さを意識する必要があります。

①朝から昼頃が洗車に適している
季節によって最適な時間帯は変わりますが、朝から昼頃が洗車に適した時間帯だといえます。特に朝は気温も低く、視界も確保できるため、汚れを見落とさずに洗車を行えるでしょう。

対して、昼過ぎは気温が高く日光が照りつけるため、ボディについたシャンプーの泡や水滴がすぐに乾いてシミができやすくなります。また、夕方になると外が暗くなり視界が確保できなくなるため作業が行いにくく、汚れを見落としやすくなってしまいます。洗車はなるべく早い時間に行うことを意識しておきましょう。

②夜間は洗車に適していない
夜間は直射日光が当たらず気温も低いため、水シミの心配はありません。しかし、暗闇での作業は照明が必要となるだけでなく汚れも見えにくいうえに拭き残しが出やすくなります。

また、街灯や照明に虫が寄ってくるため、拭き上げ時に虫を巻き込む可能性が高まります。そのため、夜間の洗車は避けましょう。

 

季節別の洗車に適した時間帯

季節別の洗車に適した時間帯

洗車に適した時間帯は、どの季節も同じではありません。季節ごとに適した時間帯を把握しておきましょう。

①春と秋
春と秋は夏に比べて酷暑になるケースは少ないものの、日によっては気温が高くなることもあります。気温が高いほど水分の蒸発が早くなるため、ボディのキズや水シミができやすくなってしまいます。

早春や晩秋は日が短いので、夕方には真っ暗になってしまうこともあるでしょう。以上の点を考慮すると、お昼以降に洗車をする場合は、午後3時~4時までが洗車に適した時間だといえます。

また、季節特有の強い風が吹く日はできるだけ避けて洗車を行いましょう。車のボディに風で舞い上がった砂やホコリが付着し、キズがつく可能性があります。

②夏
夏は朝から気温が高く、正午から夕方までの時間はとくに日差しが強いです。日差しが強いと水滴がすぐに蒸発してしまい、水アカができる可能性が高まります。また、熱中症になる危険性もあるので、夏は比較的気温が低い早朝の午前6時~8時に洗車を行いましょう。

③冬
冬は午前中が洗車に適した時間帯といえます。一日中気温が低く風が冷たいので、防寒対策を万全にして作業を行うことが大切です。水が冷たい場合は、温水を使用すると洗車がしやすくなります。

ただし、気温差でガラスが割れてしまうリスクがあるため、熱湯の使用は避けましょう。

 

洗車時に気をつけたいポイント

洗車時に気をつけたいポイント

ここからは洗車時に気をつけたいポイントについて見ていきましょう。

①エンジン停止直後に注意
エンジンを停止しても、停止後しばらくは車が熱くなっています。そのため、エンジン停止直後に洗車をすると水分やカーシャンプーの蒸発が早くなり、シミやムラの原因となります。

ある程度車が冷えた状態になったことを確認してから、洗車を行いましょう。

②冬の洗車は水の凍結に注意
氷点下でなくても車の表面が凍結する場合があり、凍った状態のままスポンジで擦ると、キズの原因となってしまいます。また、寒冷地ではドア周りに残った水分が凍結して、ドアが開かない、鍵穴が凍結して解錠できないといったトラブルが起きる可能性があるため、水分の拭き上げは念入りに行いましょう。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE