車内清掃に活用できるクリーナーの種類とは?選び方なども解説

車内の清掃を行うタイミングでは、水拭きでは落ちないような頑固な汚れが内装やガラスなどについているケースもあります。しかし、クリーナーの使用を考えているものの、種類がわからないという方も多いでしょう。今回は、車内清掃に活用できるクリーナーの種類や選び方などについて解説します。
車内清掃に活用できるクリーナーの種類とは
ここでは、車内清掃に活用できるクリーナーの種類をみていきましょう。
①ダッシュボードクリーナー
ダッシュボードクリーナーは車内掃除に使用する道具です。さまざまな種類があるため、清掃箇所に合わせて使い分ける必要があります。たとえば、スプレータイプは、全体を均一に清掃する場合に向いています。しかし、風向きや噴射量によっては飛散したり、液だれしたりする可能性がある点に注意が必要です。
②車用ガラスクリーナー
専用のガラスクリーナーを使用すれば、頑固な汚れでも簡単に落とせます。たとえば、油膜やタバコのヤニといった汚れを落とす場合にも役立つでしょう。
ただし、高温時はクリーナーが乾きやすいため、風通しのよい日陰での作業を推奨します。
③シートクリーナー
シートクリーナーは、乗車時に常に触れているシートの汚れを除去できます。液剤をシートにつけて、ブラシやクロスで拭き上げることで汚れや汗などが染み込んで発生するニオイの解消にもつながります。
ただし、本革用とファブリック用それぞれ専門のものを使用しないとシミになってしまう可能性があることなどは知っておきましょう。
クリーナーの選び方
ここでは、クリーナーの選び方についてみていきましょう。
①ダッシュボードクリーナー
ダッシュボードクリーナーには、スプレータイプ・シートタイプ・ジェルタイプがあります。スプレータイプは汚れを落としたい箇所に洗浄成分を吹きつけて使用することが特長です。ダッシュボード表面に吹きつけるタイプ、クロスに吹きつけて使用するタイプがあります。
シートタイプは、取り出して手軽に車内クリーニングに使用可能です。シートに洗浄成分が含まれているため、車内に洗浄液が飛び散りません。また、車内への収納や持ち運びも行いやすいといえるでしょう。
ジェルタイプはジェル状の素材であるため、カーエアコンの吹き出し口といった狭い箇所の掃除に適しています。また、細かい溝に溜まった汚れやホコリも簡単に除去可能です。ただし、ジェルタイプは汚れを水で洗い流せない製品が多いため、使用するたびに交換が必要となります。
車内全体を掃除するときは、どのタイプでもダッシュボード以外にも使用できるか確認しましょう。
②車用ガラスクリーナー
車用ガラスクリーナーには、シートタイプとスプレータイプがあります。シートタイプは洗浄液がシートに染み込ませてあるため、汚れに気づいたらすぐに使えます。車内に常備しやすく、製品によってはダッシュボードなどガラス以外の箇所でも使用可能です。
スプレータイプは洗浄力が高いため、汚れが落としやすい点が特長です。内側の窓ガラスに使用することでくもり止め効果を発揮するものもありますので、必要に応じて活用することがいいでしょう。
③シートクリーナー
シートクリーナーには、主にシートタイプとスプレータイプがあります。シートタイプはガラス用と同じく洗浄液が染み込んだクロスとなっていますので、そのままパッケージから取り出し、クロスで汚れを拭き上げるように使います。
スプレータイプは直接クリーナーの液剤をシートに吹きかけて、ブラシやクロスでこすって汚れを落としていきます。シートタイプに比べて、洗浄性が高くなりますので、しっかりと洗浄したいときには便利なアイテムです。
クリーナーでの清掃後に車をキレイに保つ方法
ここでは、クリーナーでの清掃後に車をキレイに保つ方法についてみていきましょう。
①掃除を定期的に行う
定期的に掃除をすることで汚れの固着を予防できます。仮に、清掃を怠った場合は、ダニやカビの発生につながり、アレルギーの原因となるリスクがあります。そのため、定期的に車内掃除を行いキレイな状態に保ちましょう。
②紫外線カットフィルムを使用する
紫外線は車の内装の劣化を招く可能性があります。窓ガラスに紫外線カットフィルムを使用すると、劣化の抑制につながります。清掃とともに紫外線対策も行い、車内の劣化を防ぎましょう。