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洗車機を上手く活用するには?種類やキズの予防方法について

ガソリンスタンドなどには洗車機が置いてあり、利用する方も多いでしょう。また、昔はキズがつくイメージがあったものの、最近は洗車方法や素材の進化により、そのようなトラブルも少なくなっています。今回は、洗車機の種類や特長についてふれたうえで、キズがつく原因やキズの予防方法を解説していきます。

 

洗車機の種類と特長

洗車機の種類と特長は以下の通りです。

 

1.セルフ型洗車機

主にガソリンスタンドなどに設置されており、運転者が車の乗り入れを行います。洗車は洗車機が自動で行います。また、その後の車体の移動や付着した水分の拭き取りは、自分で行わなければなりません。ある程度手間がかかるものの、料金が安価な点が利用しやすいと言えます。

 

2.ドライブスルー型洗車機

操作パネルで設定した後に、信号や音声案内に従って車を動かし、車内にいながら洗浄やすすぎ・乾燥が短時間で行えます。そのままでも、ある程度キレイな仕上がりになるものの、終了後に拭き上げスペースで拭き上げやコーティング剤塗布などを行うことでよりキレイな状態に仕上がります。

 

3.ノーブラシ洗車機

ノーブラシ洗車機はブラシを使用せず、高圧の水を噴射して洗車を行うため、キズがつきにくいのが特長です。ボディにうっすらと付いた砂ホコリなど、汚れの状況がひどくないときはノーブラシ洗車機でもしっかりとキレイにすることができます。しかし、頑固な汚れに関しては、汚れ落ちが悪いため、他の種類の洗車機を使用するほうがいいでしょう。

 

洗車機の使用でキズがつく原因

洗車機の使用でキズがつく原因について焦点をあてていきましょう。

 

1.洗車前の車に付着している汚れでブラシが汚れる

洗車する車に砂やホコリなどの汚れが付着していた場合、その汚れをブラシが巻き込んだ状態で洗浄することになります。そのため、車に細かいキズがつきやすくなります。ボディに対するキズが気になる場合や時間に余裕がある場合は、洗車場で水のみのコースを選んで水洗いしたりするなどして事前に汚れを落としましょう。

 

2.前に使用した車が汚れている

自分の車がそれほど汚れていなくても、直前に使用した車の汚れがひどい場合は注意が必要です。洗車機には、使用後に汚れなど異物を除去する機能があるものの、除去しきれない汚れもあります。そのため、直前の車が明らかに汚れている時は、洗車機の使用を控えることも検討してください。

 

3.古いタイプの洗車機を利用する

古いタイプの洗車機はキズがつきやすい素材でできたブラシを使用しているものが主流でした。古いタイプの洗車機を使用した場合、線状のキズがつくこともあります。使用する前に確認しましょう。尚、現在では、多くの洗車機でウレタン素材が使われているため、ブラシの素材が原因でキズがつく心配はほぼありません。

 

洗車機をうまく活用して車をキレイな状態に保とう

手洗い洗車の方がボディにキズがつきにくいものの、手間と時間がかかるため、定期的に行うのが難しい方も多いでしょう。また、手洗いの場合でも、間違った手順で作業を行った場合、車をキズつけるケースもあります。

対して、洗車機は以前よりもキズがつかないようにブラシの素材が進化しており、短時間で洗車が終わらせることが可能です。また、操作パネルなどで設定した内容を機械的に行うため、手間がかかりません。とくに洗車に時間をかけられない場合などは、注意点を意識しながら洗車機の使用を検討してみましょう。

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