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2022年10月6日

線キズ消しに使える!コンパウンドの選び方と使い方のコツ

線キズ消しに使える!コンパウンドの選び方と使い方のコツ

99ブロをご覧のみなさん、こんにちは。ご無沙汰しております。編集長のタナカBです。
たまには記事を書かないと、と思い、ネタを探していました所…
以前、「洗車後の拭き上げと撥水コーティングを同時に!使い捨てシートタイプの「拭くだけレインドロップ」」で登場した、社用車。青い車が印象的なEV車、「Honda e」。
前方バンパー真ん中あたりにこんな悲しい擦り傷を発見。何でできたキズか断定はできないのですが「もしかすると、充電する時にコードが擦れたのかも」という可能性が。
何にせよ、浅いキズではありますが、無数についています。青の車体がとてもかっこいい車なのに…残念すぎます!

でも、これなら磨いて消せるかも。ということで、99ブロでもたびたび登場し紹介している「コンパウンド」で磨いて消すことにしました!
コンパウンドは、キズを消したり、車のキズDIY補修の下地処理や仕上げにも使ったり、万能なアイテムですが、実は結構種類が多いんです。
液体コンパウンド』に『コンパウンド細目』『コンパウンド極細』・・・
あと、『液体コンパウンド3000』などコンパウンドに含まれる研磨粒子の粗さによって種類が異なります。
このブログを見ている方にも、選ぶのに迷った方も多いのではないでしょうか?ということで、ここで、さくっとコンパウンドの種類についてお伝えいたします。

特に、大きく分けて、ペーストタイプか液体タイプがありますが、どちらか選ぶ際のポイントをひとつあげるなら、磨く場所の範囲。広いか狭いか。簡単に言うとそれだけです。

ドアノブのキズ消しやちょっとした線キズのような狭い範囲を磨くのに使い勝手がよいのが、ペーストタイプのコンパウンド。
ソフト99の「99工房」では『コンパウンド細目』『コンパウンド極細』などのネーミングで販売している商品です。

広範囲での使用には液体タイプのほうが適しています。「99工房」では『液体コンパウンド』や『液体コンパウンド3000』、『液体コンパウンド9800』など、名前に“液体”とついているものが液体タイプのコンパウンドです。

今回のキズの範囲で選ぶと、キズの範囲が狭いということもありペーストタイプのほうが使い勝手がよさそうですが、少しだけ迷うところが。
今回は3種類の研磨粒子のコンパウンドが一度に試せる『液体コンパウンドトライアルセット』と『コンパウンドトライアルセット』の2品を準備。

液体コンパウンドトライアルセット』の特長は、量が結構たっぷり入っていることと、磨く用のスポンジが3個、小さいながらもついていること。
(このスポンジ…なかなか便利なんですよね…)

一方、ペーストタイプの『コンパウンドトライアルセット』にはスポンジは付属されていません。なので、それとは別にクロスなどは準備する必要があります。

あとはみなさんが気になる値段だと思いますが、
コンパウンドトライアルセット』は900円ほどで購入できるのに対し、『液体コンパウンドトライアルセット』はミニサイズの専用スポンジが3個も付いていたり、容量も多かったりということもあって1700円前後。この違いも気になるポイントかなと思います。
ただ、今回のキズの範囲をコンパウンドで磨くのであれば、タオルなどでじゅうぶん可能!
ということで、今回は、ペーストタイプで3種類のコンパウンドがワンセットになっている『コンパウンドトライアルセット』と、新品のタオル(100均で購入!)を使い、キズ消しに挑戦していきたいと思います。
使用前に、少し商品のおさらいを。今回使用する『コンパウンドトライアルセット』には3種類のコンパウンドがついています。3種類のコンパウンドはこんな感じです。

① 細目…平均粒子サイズは10~15マイクロメートル。3種類の中では一番粗い。浅いキズだけでなく、ピッチやタールなどの汚れ落としやサビ落としに適しています。
② 中細…平均粒子サイズは3マイクロメートル。3種類の中では中間の粗さ。①の細目の後に磨き跡を消したり、塗装面のざらつきを消したりするのに使えます。
③ 極細…平均粒子サイズは1マイクロメートル。一番粒子が細かいので、ペイント補修の仕上げや②の中細を使用後の磨き跡を消し、艶出しができます。メタリックマイカ塗装車の汚れ落としにも。

今回は、①⇒②⇒③ の順番で使っていきます。
まずは①の「細目」を使っていきます。

きれいなタオルをまずはハサミでざくざく切って3枚に分けます。なぜわざわざ切り分けるのかというと…コンパウンドの種類ごとにタオルは替える必要があるからです。サイズ的にも問題なく使えますので、今回は切り分けて使うことにしました。

あとは、1枚ずつ小さく折り畳めば、3種類のコンパウンドをそれぞれ磨く際に使用できます。
普通に窓掃除をするとか拭き掃除をする時のサイズ感というよりは、もっと小さく折り込む、こんな感じです。

こんな感じで準備できましたので早速使っていきます。

まずは、①の「細目」をタオルに液を小指の先くらい出して、
タオルにしっかり圧をかけて、先ほどお見せした線キズを磨いていきます。
液をまずはポンポンとつけてから磨いていきますが、久しぶりのコンパウンド磨き、ちょっと液をつけすぎたかもしれません…(笑)
あとは、力をしっかり入れて、直線的に磨いていくのみ!
キズが見えなくなったら、①「細目」での作業は完了です。磨いた後のカスを別のキレイなタオル等で拭き取ります。
かなり頑張って磨いたのですが・・・縦に入った白い線が数本消えませんでした。
あとは少し磨いた部分がくもって見えるのと、磨き跡が残っています。
でも、これからの②「中細」と③「極細」の仕上げの磨きで仕上げていきますので、このままの状態で問題ありません。
それでは次に、『コンパウンドトライアルセット』の②の「中細」で磨いていきます。

ここで絶対に注意しておかなければならないポイントが。
それは、必ず、コンパウンドの種類ごとにタオルを取り換えること。

②の「中細」を新しいタオルで磨いていきます。
先ほどと同じようにまた小指の先くらいの量をタオルに出します。
先ほどの液の色は青っぽかったのですが、今度は液がベージュ色ですね。色を見ただけでも種類が違うことは一目瞭然です。
それでは、先ほどと同じように圧をしっかりかけて磨いていきます。
直線的に磨く、これも忘れてはいけません。
1の細目よりも柔らかいような印象です。磨いていても少し滑りがよくなったような。
磨きカスを拭き上げて確認すると、1の細目で消せなかった白い線はやはり残ってはいるものの、磨き跡はだいぶなくなり、人の姿や景色が映り込むほど、くもりもクリアになったように思います。

最後にトライアルセットの③の「極細」で仕上げ磨き。磨き跡を消して艶出ししていきます。
「中細」「細目」の時とやり方は全く同じです。タオルを取り換えて磨いていきます。
液を出した時の色もさらに時もなめらかな印象がありましたが、磨いてみると先ほどよりもさらにスルスルと磨けるように感じました。

最後に磨きカスを拭き上げて・・・
どうでしょうか!
磨き跡も消えて、きれいになりました!まるで元通りです!

若干ですが、ここの線は残ってしまいました。思ったよりもキズは深かったみたいです。
残念ではありますが、元の状態がこのような状態だったので、私的には満足のいく仕上がりとなりました!
キズの程度によっては、コンパウンドだけでは消すことができず、塗装補修が必要な場合もありますが、今回の線キズは比較的浅いキズでしたので、コンパウンドだけでもほぼ消すことができました。
最後に、この『コンパウンドトライアルセット』、トライアルサイズとはいえ、1回で使う量はそれほど多くなく、すぐになくなることもありませんので、愛車のお手入れアイテムのひとつとして、持っていて損なしだと思います。100均のタオルなども活用しながら手軽にコンパウンド磨きにチャレンジしてみてください。
ドアノブの引っかきキズを消すのにも便利なので、車のちょっとしたキズにいろいろとご活用ください!

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