• はてなブックマーク
  • LINE

2024年4月25日

ボンネットのザラザラ…それ鉄粉です。正しい鉄粉の取り方とは?

ボンネットのザラザラ…それ鉄粉です。正しい鉄粉の取り方とは?

こんにちは。99ブロ編集長のタナカBです。
洗車した後、ボンネットを触るとなんだかザラザラするような感触を感じた経験はありませんか?そのザラザラ、実は「鉄粉」で、電車の車輪と線路がこすれた時や金属加工の工場などから排出されたり、クルマのブレーキをかけた時にも舞い散ったりする目に見えない細かな鉄粉がボディに付着してしまうことでこのようなザラツキの原因となってしまいます。鉄粉は特にボンネットやルーフなどの上に向いている面に付着しやすいと言われていて、一度付着すると、残念ながら洗車ではほぼ落とすことができません。鉄粉が溜まると、洗っても艶が出なかったり、拭き取り時にクロスが引っ掛かったりするなどの症状も発生してきます。

そんな厄介な鉄粉は、ワックスやコーティングをかける前に除去しておくと、効果を最大限に発揮することにもつながりますので、ボンネットの鉄粉だけでもできれば定期的に除去しておくのがおすすめです。

こびりついた鉄粉を一番効果的に落としやすいのが「ねんどクリーナー」。
簡単に言うと、ねんど状のクリーナーで優しくこすることにより、物理的にボディに刺さった鉄粉を引き抜いていくイメージです。

ただ、ねんどクリーナーの使い方には注意も必要なので、鉄粉取り作業でボディを傷めることがないよう、正しい使い方もお伝えできればと思います。

今回は、「どのくらい鉄粉が付いているかはわからないけど、ねんどクリーナーなんてしばらく使ってない」という同僚の車を借り、ボンネットの鉄粉取りをやってみたいと思います。まずはしっかりカーシャンプーでボンネットを含め全体を洗って、砂埃や汚れを洗って落としていきます。鉄粉がどれくらいついているかもわからないということだったのですが、シャンプー洗車後のボンネットを触って確認してみたところ、指先にもザラザラ感が伝わってきました。
(もしわかりにくい時はお菓子の包装フィルムなどを挟んで触ると感じやすいので試してみてください)

この車はコーティング施工車であるというなので、この春発売の新商品、コーティング車専用の『コーティング施工車クレイクリーナー』を使っていこうと思います。

コーティング施工車クレイクリーナー』はコーティング施工車の被膜にダメージを与えないよう、柔らかく作られているねんどクリーナーです。まずは、実際に使う前に大事なポイントを一つ。
この『コーティング施工車クレイクリーナー』は買った状態のまま使うのではなく、必ず使用前に柔らかくなるまで手でしっかり練るようにしましょう。
コーティング施工車クレイクリーナー』に限らず、市販されているねんどクリーナーのほとんどはこのように使うのが一般的です。

もし冬など寒い時期にねんどクリーナーが固まっている時は、ぬるま湯に少しつけてから練ると柔らかくなりやすいですよ!
元々柔らかく作ってあることもあり、少しこねこねするだけでだんだんと伸びてきます。なんだか昔、学校などで粘土遊びをした記憶が蘇ってくるようです (笑)しっかり練り込んだら元の平らな状態に戻します。
目安としては、手の平に収まるくらいのサイズ感が使いやすいのでおすすめです。
これくらいです!

この状態でボンネットをこすっていくのですが、ここで注意!
必ず、【水をかけながら】こすっていきます。水をかけないとボディがキズついてしまいますので、こする箇所に水をたっぷりかけながら、ねんどクリーナーを軽くこすっていきます。

使用するところにはたっぷり水をかけることと、こすると言っても、軽く滑らせるように動かしていくのがコツです。
決して力を入れてゴシゴシしないようにしましょう。ねんどクリーナーが鉄粉を引っこ抜いてくれるイメージなので、このねんどクリーナーにはきっと鉄粉が付いているはず・・・
ねんどクリーナーを裏返してちょっと確認してみます。お。結構ついています。
こんなふうにねんどクリーナーの表面が汚れてきたら、内側に折り込んで、常にきれいな面を使用するのが正しい使い方のポイント。
汚い面でずっとこすっていくと、ねんどクリーナーに付いた鉄粉を引きずってしまい、ボディにキズをつけることになってしまいますので、ある程度汚れが付いたなと感じたら内側に折り込んでください。同じように使っていきます。ねんどクリーナーの汚れている面を内側に折りたたんでいきながら、絶えず取れた鉄粉を中に入れ込むようにし、常にキレイな面で作業を繰り返していきます。
何度も折り込んで使っていくと最終的にだんだんと汚れがたまってきますので、汚れがひどくなったなと思ったら、潔く新しいねんどクリーナーと交換するのがおすすめです。
コーティング施工車クレイクリーナー』は便利な2個入りなので、汚れが目立ってきたなと思いったらすぐに交換することができます。

使い終わったねんどクリーナーの汚れがひどくなければ、付属の袋にしまっておいて、また再利用も可能。コスパにも優れた『コーティング施工車クレイクリーナー』!こんな感じで今日はボンネット全面をやってみました。今回の車はルーフがガラスだったのでボンネットだけ作業しましたが、余裕があればルーフやドアなども一緒にも鉄粉取りしておくことをおすすめします。

先ほどザラザラしていると感じたボンネットはどうなったか・・・
一旦、水滴をふき取って、感触を確かめてみます。
おおお。これは。
しっかりツルツルを確認できました!

鉄粉除去の後は、ワックスやコーティングをかけてボディを保護しておくのがおすすめ。
スプレーして拭き上げていくのですが、その作業からいつもと感覚が違うように感じます。拭き上げ時のひっかかりがないように感じ、コーティング作業もスムーズに行うことができました。コーティングの艶もあいまって、さっきよりもツルツル!なボディになりました。

鉄粉取りの作業は、洗車のついでにサクッと、時間もかからず作業できますので、是非一度、愛車のボディを撫でてみて「鉄粉」の状態をチェックし、もしザラザラしていれば、ねんどクリーナーを使った鉄粉取りを行ってみてくださいね。

あわせて読みたい

最新記事

  • 月別アーカイブ

トップへ戻る

ライタープロフィール

  • タナカB

    タナカB

    このブログの編集長。
    どれだけ食べても甘いものは別腹!!持ち前のパワフルさでブログを盛り上げていきます!

    • 推しアイテム:フクピカ
  • クニムネ

    クニムネ

    広報部イチ、トレンドに敏感なボス。
    ゴルフはスコアよりもクラブにこだわる道具フェチぶりをブログでも披露します?!

    • 得意なジャンル:ボディケア
    • 推しアイテム:洗車研
  • タナカA

    タナカA

    広報部イチの頭脳派でありながら、馬を愛する孤高のギャンブラー。
    本命なんて無視と言わんばかりの独自の視点で"オモロイ"ブログを提供します!

    • 得意なジャンル:ガラスケア
    • 推しアイテム:ガラコ
  • オオモリ

    オオモリ

    広報部のニューフェイス、週末はカメラ片手に写真を撮りまくるカメラ女子。
    こだわりの写真とともに、カーケア初心者の目線で、初めてでもわかりやすいブログをお届けします。

    • 推しアイテム:ルームピアシリーズ