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フロアマットの洗い方や注意点は?汚れを放置した場合の影響も解説

車のフロアマットは、泥や砂といった汚れが蓄積しやすい箇所です。そのため、汚れたままの状態で放置しているケースも多いでしょう。しかし、放置してしまった場合は雑菌の発生やアレルギーの発生につながります。今回は、車のフロアマットの汚れを放置した場合の影響や洗い方などについて解説します。

フロアマットの汚れを放置した場合の影響

ここでは、フロアマットの汚れを放置した場合の影響をみていきましょう。

①悪臭の原因になる

フロアマットを掃除せずに放置した場合は、泥や雨水、食べカスといった汚れが原因でダニや雑菌が繁殖しやすくなります。仮にダニや雑菌が繁殖すると、車内の悪臭やカビ臭さが発生してしまう点は知っておきましょう。

②アレルギーにつながる

汚れを放置すればするほど、ダニが発生しやすくなります。仮にダニが発生した場合には、死骸やフンがアレルゲンの原因になるケースも想定されます。そのため、こまめな掃除を徹底しましょう。

③汚れが落としにくくなる

フロアマットは、外から持ち込んだ汚れが溜まりやすい場所であるため、放置するほど汚れが蓄積し、汚れが落としにくくなります。とくに泥汚れは、付着してすぐであれば簡単に落とせるものの、乾燥して固まってしまうと汚れが落としにくいため、すぐに対処することを推奨します。

フロアマットの洗い方や注意点

フロアマットを洗っている画像

ここでは、フロアマットの洗い方や注意点をみていきましょう。

①車のフロアマットの洗い方

フロアマットを洗う手順は、次のとおりです。

  1. 車内のフロアマットを取り外し、車外へと運ぶ
  2. ブラシやホウキ、掃除機などを使用しホコリや砂などのゴミを落とす
  3. 水洗いを行って細かいゴミや汚れを洗い流す
  4. 水洗い後、家庭用の台所洗剤をつけ洗車ブラシやタワシなどでゴシゴシと力を入れて洗う
  5. 洗剤で洗った後にすすぎを行う
  6. すすぎ後にフロアマットを干して乾燥させる
  7. 完全に乾燥してから車内に戻す

時間に余裕がある場合は、ホコリや砂などのゴミを落とす前に天日干しを行い、細菌やダニを死滅させましょう。水に濡れた泥が乾燥するため、固着した泥も落ちやすくなります。

洗剤がフロアマットに残ってしまうと、カビが繁殖しやすくなるため、洗剤が残らないように複数回すすぎを行うことを推奨します。

また、水洗いが出来ない際には、専用のクリーナーを使用して洗浄を行うとよいでしょう。

②注意点

フロアマットを洗う際の注意点は次の2点です。

  • 十分に乾燥させる
  •  粉末洗剤ではなく液体洗剤を使用する

フロアマットを完全に乾燥していない状態で車内に戻した場合は、車内に湿気がこもることに加え、雑菌やカビが繁殖する原因となります。

また、粉末洗剤を使用した場合は水に溶けきらず、マットの中に洗剤が残る可能性があります。そのため、粉末洗剤ではなく、液体洗剤を使用しましょう。

フロアマットを洗う際のポイント

フロアマットを洗車機で洗っている画像

ここでは、フロアマットを洗う際のポイントについてみていきましょう。

①フロアマットを洗濯機で洗うのは避けた方が良い

フロアマットを洗濯機で洗うのは避けましょう。仮に洗濯機で洗ってしまった場合は、その後で洗う衣類やタオルなどにフロアマットの汚れが移る可能性があります。

また、洗濯槽を傷めるリスクがあることから、手洗いでキレイにしましょう。

②フロアマットは定期的に洗うことが大切

フロアマットは直接汚れがつく場所であるため、1カ月に1回や2週間に1回といったように定期的に洗いましょう。時間がない場合は、天日干しを行うだけでもダニや雑菌の繁殖を防げます。また、汚れが多く、泥汚れや食べ残しなどがある場合は、すぐに洗って清潔な状態に保つことが大切です。

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