洗車時のルーフの洗い方や必要な道具などについて解説
ルーフを洗う際、車のヘリに乗って作業を行うなどすると、ケガをしたり車をキズつけたりするリスクが高まります。しかし、安全に作業を行うために必要な道具がわからないという方も多いでしょう。今回は、洗車時のルーフの洗い方や必要な道具、道具がなかった場合のリスクをみていきましょう。
洗車時のルーフの洗い方や必要な道具
ここでは、洗車時のルーフの洗い方や必要な道具をみていきます。とくに脚立に関しては、洗車場にない可能性があるため、事前に準備しておくとスムーズな洗車が可能です。
①必要な道具
洗車時にルーフを洗う際に必要な道具は次のとおりです。
・脚立
・カーシャンプー
・バケツ
・洗車スポンジやモップ
安全に作業を行いたい場合、道具の有無をチェックすることが大切です。
②洗車時のルーフの洗い方
洗車でルーフを洗う手順は以下のとおりです。
1.脚立を立てる
脚立は鉄やステンレスできているものが多いため、車に当たるとキズがつきます。そのため、車体から10cm以上離して設置しましょう。また、脚立に乗ったままホースで放水する場合、脚立に絡まないようにするなど注意が必要です。
2.カーシャンプーをつけて洗う
カーシャンプーで作った泡をブラシ・スポンジにつけて洗うと汚れが取りやすくなるため、たくさんつけて洗いましょう。ルーフに力を入れて洗うと、車をキズつけるリスクがあるため、優しく洗うことが大切です。
3.すすぎを行う
ホースを使ってすすぐ際は、脚立に乗ってルーフをみながらすすぎましょう。地面に立ったままの状態で水をかけた場合、ルーフにムラやシミの原因となるカーシャンプーの泡が残りやすくなるためです。
ルーフを洗う際に便利な道具の選び方
ここでは、ルーフを洗う際に便利な道具を選ぶためのポイントをみていきます。
①脚立
ルーフ洗車に適した脚立を選ぶ際は、次のように高さ・素材・足場の広さのバランスを意識しましょう。
・高さに関しては、ルーフの中央部分まで洗えるくらいの高さがあれば十分。
・素材は鉄製やスチール製など水にぬれることでサビやすい素材ではなく、アルミニウム製やプラスチック製などサビにくいものを推奨。
・足場が広いほど一度に広い範囲を洗うことができる。しかし、持ち運びが大変になる。
足場に関しては、狭いほど持ち運びやすく、収納スペースが少ないというメリットはありますが、一度に洗える範囲が狭まり、脚立を何度も移動させる必要があります。メリット・デメリットを考慮しつつ、脚立を選びましょう。
②洗車スポンジ
ルーフを洗う際の洗車スポンジは広範囲を洗える柄つきのロングタイプをおすすめします。また、汚れを効率よく落とすためにも、柄がしっかりしているアイテムを選びましょう。
③バケツ
バケツは頑丈かつ上に乗ることができる洗車用バケツをおすすめします。バケツの蓋を閉じると簡易脚立として使用でき、洗車用品を中に収納できるため、車内スペースを圧迫しにくくなります。
道具を用意しないでルーフを洗うリスク
ここでは、道具を用意しないでルーフを洗うリスクをみていきましょう。
①ケガのリスク
脚立や洗車用バケツがなく、車のヘリに乗って洗車を行った場合、片足立ちやつま先立ちの状態となるため、踏み外す可能性があります。タイヤを足場にしたケースでは、足を滑らせて転倒するなどケガをするリスクもある点に注意が必要です。
②衣服や靴、車内を汚すリスク
車のヘリやタイヤに乗った場合、衣服や靴が汚れるリスクが高まります。また、開放したドアに乗って洗った場合、車内に水が入ることに加え、ドアが故障するリスクもあるといえるでしょう。
③車をキズつけるリスク
足元が不安定な状態でルーフを洗った場合は、衣服とボディが擦れ、車にキズがつく可能性が高まります。また、車の歪みやキズの原因となることに加え、靴跡が残るリスクがあるため、ルーフは足元がしっかりした状態で洗うことが大切です。