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車の艶出し方法とは?艶出しを行う際のポイントなども解説

車の艶の有無は、見た目から明確にわかることから、手入れを行いたいと思うケースも多いと想定されます。しかし、どのような方法で車に艶を出せばよいかわからず、悩んでいる方もいるでしょう。

今回は、車の艶出し方法や艶出しを行う際のポイントなどをみていきます。

車の艶出し方法

ここでは、車の艶出し方法をみていきます。

①ワックスの使用
車に艶を出せる車用ワックスには、固形タイプや半ねりタイプ、スプレータイプなどの種類があります。

固形タイプは、カルナバという主成分が車を美しく仕上げ、他のアイテムでは実現が難しいような素晴らしい艶を出すことができます。しかし、洗車をしてしっかりと汚れを落とし水滴を拭き上げた後、薄く均一に塗り伸ばし、一定の乾燥時間の後、しっかりと拭き取るというような少し作業時間がかかってしまうことは覚えておきましょう。

半ねりタイプは研磨剤が含まれているため、艶出しの効果に加え、ボディの水アカ除去の効果もあります。ただし、固形タイプに比べると艶は少し物足りないと感じるかもしれません。

スプレータイプのワックスは、簡単に塗布できるのが特長です。薄く塗ることができるため、塗りムラができにくく、手を汚さずに塗布できます。ただし、固形タイプや半ねりタイプよりも耐久性や艶出し性能は劣ります。

②簡易コーティング剤の使用
車の艶出しには簡易コーティング剤のなかでもスプレーコーティング剤がおすすめです。市販のスプレーコーティング剤は1,000~3,000円程度で購入でき、手軽に施工できるため、自分で艶出しを行いたい方に向いている方法といえます。

スプレーコーティング剤は、種類によって作業方法や仕上がり感の異なるものがありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

艶出しを行う際のポイント

艶出しを行う際のポイント

ここでは、艶出しを行う際のポイントをみていきましょう。

①ワックスや簡易コーティング剤の使用前にキズや水アカを除去する
車にキズや水アカがついた状態では、ワックスやコーティング施工を行っても、艶が出にくくなります。そのため、コンパウンドや水アカ除去剤を使用しての、キズや水アカの除去をしたうえでの使用が必要です。

ただし、深いキズや重度の水アカを自分で落とすのは困難です。また、コンパウンドや水アカ除去剤は使い方を誤ると車にダメージを与えるリスクがありますので使用方法をしっかりと守るようにしてください。

②コーティングとワックスの重ね塗りは避ける
コーティングをほどこした上にワックスの重ね塗りをすることや、ワックスの上にコーティングを重ね塗りすることはどちらもおすすめできません。基本的に塗り重ねても、上に塗り重ねたものが定着することはなく、また、場合によっては白くくもったりする場合があります。そのため、どちらか一方を使用しましょう。

ワックスと簡易コーティングの違いと艶を維持するための方法

ワックスと簡易コーティングの違いと艶を維持するための方法

ここでは、ワックスと簡易コーティング剤の違いや、艶を維持するための方法をみていきましょう。

①ワックスと簡易コーティング剤の違い
ワックスは艶や光沢に優れています。しかし、持続しにくく短期間で塗り直しが必要です。

簡易コーティング剤の場合は、ワックスよりも比較的艶が長く持続します。加えて、車のボディ表面を被膜が保護するため、汚れが落ちやすく、洗車も簡単に行えます。

②艶を維持する方法
簡易コーティング施工後に車の艶を維持するためには、定期的な洗車が必要です。次のような洗車の頻度を目安としましょう。

・青空駐車では濃色車は週1回、淡色車は月2回
・屋内駐車では濃色車は月2回、淡色車は月1回

コーティングを施工した場合には、メンテナンス剤を使用した手入れが必要になります。メンテナンス剤を使用すれば、コーティングの被膜についた汚れを落とし、被膜をキレイな状態に保てます。塗装面の艶や撥水性能が落ちたと感じるタイミングで手入れを行いましょう。

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