ドライブスルー洗車を行う際の手順は?洗車機の利用時の注意点も解説

忙しくて自分での手洗い洗車の時間を確保できない方に、短時間で洗車が可能なドライブスルー洗車は便利だといえます。しかし、道具を用意する必要がないドライブスルー洗車の手順がわからないという方もいるのではないでしょうか。今回は、ドライブスルー洗車を行う際の手順、洗車機の利用時の注意点をみていきましょう。
ドライブスルー洗車について
ここでは、ドライブスルー洗車がどういったものなのかについて、みていきましょう。
①ドライブスルー洗車とは
乗車したまま、門型の洗車機に入って機械で洗車を行います。乗車した状態で料金の支払いから洗車まで済ませられます。プランは機械によって異なるものの、水洗いからシャンプー、ワックスや簡易なコーティングまで可能です。
②メリット
ドライブスルー洗車は、手洗いよりも短時間で洗車ができ、道具を用意しなくても洗車できるといったメリットがあります。仮に、自分で手洗い洗車するときは短くても30分程度はかかってしまいます。対して、ドライブスルー洗車では選択するコースにもよるものの、3分から5分程度で完了します。機械が洗車するため、手洗い洗車のように道具を用意する必要がなく、自動で洗車が完了する点は大きなメリットです。
③デメリット
ドライブスルー洗車のデメリットは以下のとおりです。
- 細部まで洗うことができない
- 洗車ブラシでキズがつく場合がある
- 洗車後は手作業による拭き取りが必要になる
ドライブスルー洗車では、洗浄ブラシが届く範囲が限られているため、細部まで洗えず、汚れが残っている箇所がある点はデメリットだといえるでしょう。
また、最近は性能が上がった洗車機ですが、ブラシを回転させて車を洗い上げるため、ブラシの摩擦で細かいキズがつくリスクがあることは把握しておくことが大切です。さらに、洗車機ではエアーで水滴を吹き飛ばせるものの、完全には除去できません。
そのため、利用後に拭き上げスペースに移動し、車体に残った水滴を自分で拭き上げる必要があります。
ドライブスルー洗車を行う際の手順
ここでは、ドライブスルー洗車を行う際の手順をみていきましょう。
①ドライブスルー洗車の手順
ドライブスルー洗車を行う際の手順は次のとおりです。
- 洗車機の入り口へ移動し、受付機に車を寄せる
- 受付機で洗車コースやオプションを選択し、支払いを行う
- 機械の指示に従って停車位置まで移動する。移動後はミラーを畳み、窓を閉めてからエンジンを切る
- 洗車が終わるまで車内で待機し、洗車完了後は車のエンジンを入れて洗車機から出る
- 拭き上げスペースに車を移動し、残った水滴を拭き上げる
流れを把握し、スムーズにドライブスルー洗車を利用しましょう。
②ドライブスルー洗車機が設置されている場所
ドライブスルー洗車機が設置されている場所は、コイン洗車場やガソリンスタンド、カー用品店があります。ただし、洗車機が設置されていない場合もあるため、地図検索サイトや洗車場のリストを見られるサイトなどを調べてから利用することをおすすめします。
洗車機の利用時の注意点
ここでは、洗車機の利用時の注意点をみていきましょう。
①装備品の格納や取外し
最近の洗車機は車体の形状を把握するセンサー機能が向上しているものの、キャリーやアンテナなど飛び出しているパーツは破損のリスクがあるため、注意しましょう。破損のリスクを避けるためにも、事前に格納や取外しを行っておきましょう。
②窓の締め忘れや半ドア
窓の締め忘れや半ドアの状態で洗車した場合、シートや内装パネルが濡れる、車の故障につながる可能性があります。そのため、機械での受付時にドアと窓が閉まっているか確認しましょう。