エンジンルームが汚れる原因は?洗車する際の注意点なども解説
エンジンルームは車を走行させると汚れていくものです。しかし、エンジン関連の重要なパーツが組み込まれているため、洗車に踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。今回は、エンジンルームが汚れる原因や洗車を行うメリット、エンジンルームを洗車する際の注意点などをみていきましょう。
エンジンルームが汚れる原因や洗車を行うメリット
ここでは、エンジンルームが汚れる原因や洗車を行うメリットをみていきます。とくに汚れに関しては、必ず発生するものだといえるでしょう。
①エンジンルームが汚れる原因
エンジンルームは車内とは違って、完全に密閉されてはいません。そのため、風や雨とともにホコリや塵などが侵入し、エンジンルームの汚れとなります。
②エンジン系統の故障の原因となる汚れを除去できる
エンジンルームの洗車を行うことで、エンジン系統の故障の原因となる油汚れ、ホコリなどの汚れの除去が可能です。また、エンジンがスムーズに動くようになるため、燃費も良くなります。
③定期的な洗車はトラブルの早期発見につながる
エンジンルームにはエンジン関係の部品やブレーキ関連のパーツ、バッテリーなどが組み込まれています。洗車をすれば見栄えが良くなることに加え、パーツの劣化を発見できるなどトラブルの早期発見につながる点はメリットです。
エンジンルームを洗車する際の注意点
エンジンルームを洗車する際は、故障やケガなどのリスクを避けるためにも、注意点について把握しておきましょう。場合によっては、車が動かなくなる可能性もあります。
①電装系パーツに水をかけない
エンジンルームには電気系統が数多くあります。少し水に触れた程度ですぐに壊れることはないものの、車のボディを洗車するように大量の水をかけた場合、電気系統の故障につながり、エンジンの寿命が短くなるため、注意しましょう。
②洗浄後の乾燥も重要
洗浄後は隅々まで乾燥させる必要があります。濡れたままの状態で放置してしまうとサビやカビが発生し、故障につながることもあるため、洗浄後の乾燥は十分に行いましょう。
③ケガやパーツ破損のリスクがある
車の走行直後などエンジンルーム内が冷めていない状態で作業を行った場合、火傷などのリスクがあります。そのため、洗車を行う際には、エンジンが冷えていることを確認してから作業を行いましょう。
また、作業時に冷却ファンやファンベルトが稼働していると手が巻き込まれるリスクがあるため、停止している状態かどうかを確認することも大切です。無理に汚れを落とそうとすれば、配線を引き抜く、パーツを破損させるといったことにつながります。細かい部分に関しては、無理な掃除は避けましょう。
エンジンルームの洗車はプロに依頼しよう
エンジンルームの洗車をプロに依頼したほうが良い理由をみていきます。
①プロに依頼するメリット
エンジンルーム内には重要な部品が多く含まれているため、自分で隅々までキレイにするには手間も時間もかかるものです。ディーラーやガソリンスタンドといったプロに依頼すれば、安全にそして隅々までキレイに洗車してもらえます。洗車に不安を感じる方は、プロへの依頼を検討しましょう。
②エンジンルームの洗車頻度
エンジンルームの洗車に関しては、自動車メーカーから推奨されている頻度はありません。そのため、オイル交換の時期や12カ月点検、車検などのタイミングで汚れを確認し、気になる場合には洗車を行うと良いでしょう。