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洗車での虫取り方法と洗車以外の虫取り方法などについて解説

車に虫が付着したまま放置した場合、車の見た目が悪くなるだけでなく、車の劣化にもつながります。しかし、どのように取り除けばいいか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回は、車についた虫を放置した場合の影響、洗車と洗車以外の虫取り方法などをみていきます。

 

車についた虫を放置した場合の影響

車についた虫を放置した場合の影響

ここでは、車についた虫を放置した場合の影響をみていきましょう。

①時間が経つと取れにくくなってしまう
車に付着した虫を放置した場合、時間が経過するほど虫に含まれるタンパク質が硬化し、ボディの塗装にくっつくため、落としにくくなります。

②塗装を傷めてしまう
虫の身体はタンパク質や酸などで構成されています。そのため、虫を取らずに放置した場合、酸化や劣化を招き、ボディの塗装の陥没やひび割れが起きるリスクが高くなる点は知っておきましょう。

特に夏の炎天下で虫がついたままの状態で放置すると酸化のスピードが速くなり、ボディを激しく劣化させるケースもあります。

 

シャンプー洗車での虫取り方法とシャンプー洗車以外の洗車方法

洗車での虫取り方法と洗車以外の虫取り方法をみていきます。汚れの状態を考慮しつつ、適切な方法で汚れを取り除きましょう。 

①シャンプー洗車での虫取り方法
虫取りを行う場合、汚れを水で洗い落としてからシャンプー洗車を行うのが有効です。洗車を行う際は、カーシャンプーを充分に泡立てて使うことが重要です。泡をたくさんつけることで、虫汚れがふやけて剥がれやすくなります。

泡を作る際には、バケツにカーシャンプーを入れ、ホースでシャンプーが飛び散らないように水を加えます。高い水圧の水を加えることで洗車に適したきめの細かい泡を作ることが可能です。

広範囲に汚れがついている場合は、シャンプー洗車で汚れを落としましょう。

②シャンプー洗車以外の洗車方法
シャンプー洗車以外で虫を取る方法としては、専用スポンジを使って水洗いを行うという方法があります。虫汚れを落とすのに特化した専用スポンジを使用すれば、水で濡らしながら擦るだけで虫汚れを取り除くことが可能です。
こびりついた虫汚れに対しては、虫取り専用のクリーナーを使用しましょう。クリーナーにはスプレーで溶剤を吹きかけて使う液体タイプ、その場に留まって溶剤が浸透しやすい泡タイプがあるため、自車の汚れに適したタイプを選んで使用することが大切です。

付着してから時間が経っていない虫汚れであれば、虫取り専用シートでサッと拭くだけで手間をかけずに取り除けます。ただし、専用シートであっても力を入れて擦るとボディにキズがつくため、優しく拭き取りましょう。
夏場の夜間に走行する機会があるといった虫汚れが予想される場合は、事前に専用シートを用意しておくと虫汚れが硬化する前に落とせます。

車の虫取りについてより詳しく知りたいという方は、こちらのページもあわせてご覧ください。
▶鳥のフン・虫の死骸|洗車にまつわるQ&A|ソフト99洗車ナビ

車に虫がつかないための対策

車に虫がつかないための対策

車に虫がつかないための対策をみていきましょう。虫の付着をできるだけ防ぐためには、対策を行うことが大切です。

①コーティング施工を行う
プロによるコーティング施工を行うことで、虫が直接ボディやガラスに付着するのを防ぎ、虫のこびりつきや酸化によるダメージも防げます。コーティングの種類としては、硬い被膜が形成され汚れが付着しにくく、付着した汚れが落としやすいガラス系コーティングがおすすめです。

②虫が多そうな場所ではスピードを出し過ぎない
虫を避けながらの運転はできないため、夜の郊外や峠道といった虫が集まりやすい場所ではスピードを抑えることで、虫と衝突した際の衝撃を最小にし、へばりつく力を弱められます。 

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