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洗車ホースの選び方とは?主なタイプや素材ごとの特長も解説

自宅で洗車を行う際にはホースが必要になります。ホースにはいくつかのタイプがあり、素材ごとに特長が異なります。自宅での洗車は園芸用のホースを使って洗車するケースが大半です。

種類によっては、巻き取りや収納に手間がかかることもあるので、使いやすいホースを選んでいただくことが、洗車をスムーズに行うことに繋がります。今回は、洗車に合ったホースの選び方や種類についてご紹介します。

 

ホースの主な種類とは

洗車で使用するホースには、主に以下の2種類があります。

 

1.据え置きタイプ

据え置きタイプは、ガレージや庭などの蛇口につないで、外に放置できるタイプです。カバーが付いているなど、比較的頑丈なことも特長です。ホースを巻き取るホースリールが付いたものであれば、収納しやすく取り出しも手軽に行えます。

 

2.コンパクトタイプ

コンパクトタイプは形状がスリムで軽量なタイプです。カバーに取っ手がついており、本体を持ちながら使用できるため、狭い場所での洗車に適しています。スリムで軽量なため持ち運びしやすく、車のトランクにも簡単に収納できます。

 

 

ホースの素材ごとの特長

ホースの素材としては以下の2種類が代表的です。それぞれの特長について解説します。

 

1.ステンレス製

ステンレス製のチューブは、頑丈で耐久性が高いのが特長です。外部からの衝撃や水圧に強く、折れや破れなどが発生しにくいため、買い替えの頻度を減らすことができるでしょう。ステンレス製のチューブのデメリットは樹脂製に比べると重く、扱いにくいところです。また、価格も樹脂製に比べると高めに設定されています。

 

2.樹脂製

樹脂製は、ポリプロピレンや塩化ビニールなどの樹脂で作られたホースです。軽量なのが一番のメリットで、洗車時の扱いやすさが魅力です。また、ステンレス製に比べると安価であるため、手に入れやすいというのもポイントだと言えます。樹脂製のデメリットとして挙げられるのは耐久性です。長期間使用すると折れや破れが発生しやすく、定期的に買い替える必要があるでしょう。

 

ホースの選び方

1.蛇口・ノズルの形状

蛇口の形状としては「横水栓」「万能ホーム水栓」「自在水栓」などが一般的です。使用する蛇口の形状を確認し、それに合わせてホースを選びましょう。ホースに取り付けるニップルという交換用パーツもあるため、選びたいホースが蛇口の形状と合わない場合は、交換用パーツの購入を検討しても良いでしょう。

 

2.蛇口・ノズルの内径

ホースは、取り付ける蛇口の内径に合わせて選びましょう。ホースの内径には軽量な「7.5~9m」、標準の「12~15m」、太めの「15mm以上」があります。内径が太ければ太いほど強い水圧に耐えられるので、水圧を強めて使用する場合が多い洗車用としては内径15㎜前後のものが適しています。

 

3.ホースの長さ

洗車で使用するホースは、車を1周できる程度の長さが適しています。「10m未満」のものでは少し不十分なため、「10m以上20m未満」のものを選ぶと良いでしょう。

 

4.巻き取りやすさ

ホースを使用した後の巻取りの手間を省くためにも、ボタンを押すだけで巻き取れるタイプを選ぶのがおすすめです。ホースが均等に巻き取れるように、ガイドが付属したタイプであればより簡単に片づけることができ、次回の使用時もスムーズにホースを取り出せます。

 

5.収納性

ガレージや倉庫、車のトランクなど狭い場所に収納したい方は、軽量でスリムなコンパクトタイプが適しています。収納にこだわらない場合は、据え置きタイプで問題ありませんが、頑丈なカバーが付いたタイプであれば、より安心です。

 

6.専用品も

最近では洗車専用の散水ノズルも販売されています。洗車のあらゆるシーンを想定し開発されているため、水の勢いなどが自由自在に調節でき、自宅にある園芸用のホースにノズルだけ付け替えて使用できるので自宅での洗車頻度の高い方におすすめです。

 

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