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プロ施工コーティングした車の洗車で気をつけたいポイントを解説

洗車の軽減や防汚のため、ガラス系やポリマー系などプロのコーティングを施している方も多いでしょう。しかし、コーティング施工後も洗車を一切しなくていいわけではありません。しかし、プロ施工コーティング車に対しての洗車方法がわからないという声も少なからず聞かれます。今回は、コーティング施工後に洗車が必要な理由や行う際のポイントについて解説します。

 

カーコーティング後でも適度な洗車は必要

プロ施工のコーティングは、硬い被膜で車を覆います。そのため、汚れがつきにくくなり、ボディの美しい状態を長く保つことが可能です。しかし、コーティングを行ったとしても、車の走行時や駐車時に、砂やホコリなどの汚れがつきます。こうした汚れは蓄積していくため、見た目が悪くなるだけでなく、時間が経過するほど落としにくくなります。
また、鳥のフンや水アカなどの汚れは放置すると、コーティングにダメージを与え劣化させるため、早めに汚れを落とすことが大切です。

 

洗車を行う際のポイント

プロ施工コーティング車の洗車時のポイントは以下の通りです。

 

1.極力、洗車機ではなく手洗いで洗車する

コーティング施工された車に洗車機を使用する場合、以下のようなリスクがあるため注意が必要です。

  • コーティング被膜にキズをつけ、剥がれやすくなる
  • 光沢が薄れる
  • 撥水機能の低下

洗車機の性能は近年向上しているものの、コーティングに影響を与えないとは言い切れませんコーティングの種類にもよりますができることなら手洗いを優先しましょう。特にコーティングを施工して間もないときは、完全に定着していない可能性がありますので、そのようなときの洗車機の利用は控えるようにしてください。

 

2.水洗いとシャンプー洗車どちらが良いか判断する

コーティング施工車の場合、普段の汚れであれば、水洗いだけでもしっかりと汚れを落としてキレイにすることができます。しかし、洗車を長く行っていない場合や頑固な油汚れが付着している場合、水洗いでは汚れを落としきれないため、シャンプー洗車を行いましょう。
カーシャンプーには、強い洗浄成分があるものや、ワックス成分を配合しているものなど様々です。使用方法を間違えるとコーティングに悪影響を与えるため、使用するシャンプーは必ずプロ施工コーティング専用や対応のものを選択しましょう。

 

3.洗車を行うタイミング

天気の良い日中に洗車を行うと水分が自然乾燥し、ボディの表面に付着しやすくなります。水に含まれるカルシウムやミネラルといった成分は、水とともに蒸発しないため、強い日差しを浴びてしまうとこれらの成分がボディに定着してしまいます。
成分の定着を放置すると、強固な雨ジミとなり、コーティング・ボディの劣化を招く点は把握しておきましょう。季節にはよるものの、朝夕の涼しい時間帯を選び洗車することも大切です。

 

プロに洗車を依頼することも検討しよう

洗車は誤った方法で行ってしまうと、車のコーティングをキズつけます。プロに依頼することで、料金はかかるものの、自分で洗車する手間や時間を省けるだけでなく、コーティングのタイミングを見極めてもらえるケースもあります。
気になる汚れがある場合やコーティング後の洗車が不安な場合はコーティングショップなど、プロに洗車を依頼することも検討しましょう。

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