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2020年5月13日

洗車の天敵!ブレーキダスト

洗車の天敵!ブレーキダスト

こんにちは、タナカAです。
突然ですが、これらの写真を見てください。

嫌な気分になった皆さん、かなりの洗車フリークですね。

ホイールについたブレーキダスト。

ボディを洗うのと同じ要領では、簡単にキレイにはならず、かといってホイールが汚れたままだと、何となく全体もキレイになった感がなくなってしまい、ある意味洗車するときの天敵と言ってもいいのではないでしょうか?

本日はそんな「ホイールのブレーキダストの落とし方」についてお話させていただきたいと思います。

ブレーキダストとはその名の通り、車がブレーキをかける際に摩擦で削られるブレーキ部品の金属のカスのことです。

以前、ボディに突き刺さる鉄粉のお話をしましたが、ホイールの場合、摩擦熱で非常に高温になった状態の鉄粉が飛び散ることで焼き付いてしまいます。
それを放置すれば酸化が進行しホイール表面に突き刺さったような状態で固着してしまい、通常のシャンプー洗車では落とすことができなくなってしまいます。
いくらシャンプーでしっかりと洗っても汚れが取れないってときは、既にシャンプーで落とすことができない状況になってしまっています。
そんな時は、専用のアイテムを使って物理的/化学的にブレーキダストを除去する方法があります。

物理的に除去していくのは、研磨剤を使ってブレーキダストだけを磨き落とす方法です。

ソフト99では『ホイールクリーナー』が該当します。

クロスを使って手で磨いていくため、広範囲の場合はどうしても手や指が疲れてきますし、複雑な形状の部分には指が届かなかったりしますので、どちらかというと部分的にブレーキダストがついている場合など、比較的狭い範囲で活躍するアイテムです。
また、完全に焼き付いて固着してしまったブレーキダストの場合は、落とすことが難しいこともありますが、アルミホイール以外にも鉄製のホイールにも使用可能です。

一方、化学的に除去する方法としては、ブレーキダストに液剤をかけることで化学反応させて除去します。
こちらはほとんどがスプレータイプなので、広範囲や複雑な形状の部分でも、簡単な作業で落としていくことが可能です。

ソフト99では『ブレーキダストクリーナー トリガー400』が代表アイテムです。

このように液剤をホイールに吹き付けて専用のスポンジで洗っていくことで、カーシャンプーだけでは落とせなかったブレーキダストをしっかりと落としていくことができます。
また、液剤自体もそれほど刺激性のあるものではないため、シャンプー洗車と同じようなスタイルで作業できるのもポイント。
ホイールに付いてそれほど時間が経過していないブレーキダストはしっかりと落とすことができます。

付属のスポンジで洗っていくものいいですし、この春新発売しましたホイール専用の洗車用品『ディグロス 神トレ ホイールスポンジ』『ディグロス 神トレ ホイールブラシ』を使って洗うと、隅々までしっかりとキレイにすることができますので、尚良しです。
こちらもアルミホイールだけでなく、鉄製のホイールにも使えるマルチユースアイテムです。

ブレーキダストクリーナーを使ってもこのように残ってしまうようなとき、アルミホイールでしたらより強力な専用クリーナーを使用することでキレイにすることができます。
皆さんもよくご存知のムラサキ色に変色するタイプのもの(チオグリコール酸アンモニウム配合)や、

リン酸を含んでいるタイプのような、強い酸の力でブレーキダストを化学的に溶かして除去するアイテムです。

ソフト99では、公式オンラインショップ限定の『アイアンターミネーター』や

99工房シリーズの『99工房モドシ隊 ホイール鉄粉溶解クリーナー』をラインナップしております。

いずれも酸性クリーナーの効果で、固着して取れなくなってしまったブレーキダストをしっかりと溶解して落とすタイプの商品ですが、それぞれに特長があります。

アイアンターミネーター』は液性が中性でマイルドな処方かつスプレータイプですので、アルミホイール全体広範囲にあるいは入り組んだ部分に付着したブレーキダストを落とすときに、『99工房モドシ隊 ホイール鉄粉溶解クリーナー』はブレーキダストクリーナーなどを使っても落としきれない固着したブレーキダストを落とすときの部分使いとして、ご利用ください。

今まで諦めていたブレーキダストをしっかりと落とし、新品のようなアルミホイールに生まれ変わりますよ!

尚、これらの商品は酸性の強いクリーナー成分も含まれているため、付属のビニール手袋をしっかりと着用しつつ、パッケージに記載の使用説明書や注意事項を確認の上ご利用ください。
また、酸で鉄を溶解するタイプのクリーナーはほとんどがアルミホイール専用となっております。
鉄製のホイールなど、アルミ以外の素材に使用するとホイール自体を溶かしてしまう恐れがありますので、そのあたりもご注意ください。

以上、いかがでしたでしょうか?
カーシャンプーだけではなかなか落とすことのできないホイールのブレーキダスト。
程度や範囲などに合わせて専用アイテムを使用することで、キレイにすることは可能ですので、ぜひ実践してみてください。

それでは次回の#StayHomeもよろしくお願いします。

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    タナカA

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