2020年5月12日
車のサビの対処方法

こんにちは、タナカAです。
今回は「車に発生するサビ」についてお話させていただこうと思います。
最近の車は塗装なども含め防錆技術が高いため、簡単に錆びることはありませんが、それでもボディをこすってしまったり飛び石で塗装が剥がれたりして鉄がむき出しになってしまうと、サビが発生してしまいます。
車はボディやその他の部品の多くが鉄で構成されているため、サビのリスクを含んでいます。
サビの原因となるのは、酸素と水分です。
鉄に酸素と水分が付着することで化学反応が起こり、鉄の表面が腐食することでサビが発生します。
梅雨時期などの雨が多くなる時はもちろんですが、大量の水に触れなくても、空気中の酸素と水分だけで発生するため、むき出しになった鉄と外気が触れないようにすることがサビの基本的な予防方法です。
たとえ小キズから発生したサビだとしても、放っておくとどんどんサビが広がっていってしまい、見た目が悪くなることはもちろん、場所によっては車の劣化にもつながりますので、サビを見つけた場合はできるかぎり早くメンテナンスを行うようにしましょう。
サビの対処方法は大きく ①サビを落とす ②サビの再発生を予防する の2つが必要です。
サビを落としただけではまた新しくサビが発生してしまいますし、サビを落とさずにその上からサビを予防したとしても、残されたサビが進行し続けますので、必ずサビを落として、サビの再発生を予防するようにしてください。
サビが発生した際は、サンドペーパーなどを使って物理的にサビをしっかりと落とし、その上から防錆効果のある塗料などを塗布することで、サビの進行をストップさせることができますが、なかなか自分の車にサンドペーパーを使うことにためらいがある方もいらっしゃるかと思います。
その際は、サビ取り専用アイテムがおススメです。
サビ取り専用アイテムは、サビを物理的に落としていくのではなく、サビの上に液剤を塗ることで化学的にサビを落としていくタイプがほとんどです。
こちらの動画を確認いただくと、化学的に落としていくという意味が分かりやすいかと思います。
ソフト99では、筆塗りタイプの『サビ落としセット』や『サビ止めペイント』
垂直の箇所などに使いやすいペーストタイプの『サビ取りクリーム』
複雑な形状部分に発生した赤サビを、塗るだけで防錆塗膜に変更させることでサビの進行をストップさせる『赤サビ転換防錆剤』
など、いくつかのサビ取り専用アイテムをラインナップしております。
サビの範囲や発生した箇所などに合わせてうまく使用いただければと思います。
上記で紹介したアイテムの中には、防錆効果はないものもありますので、サビを落とした後は、しっかりとサビの再発生を防ぐために、防錆するようにしてください。
ボディ部分でしたら、『タッチアップペン』に代表されるような車用のペイントを塗布することで、防錆効果も発揮しつつ、サビが発生していたキズそのものも目立ちにくくなります。
サビが進行すると市販のサビ落としアイテムでは対処することが困難になる場合もありますので、車体でサビを見つけた際には放置せず、早急に対処するようにしてください。
また、サビの予防としては、洗車の際など定期的に車をチェックし、ボディに塗装のハガレなど錆びる恐れがあれば、雨ざらしにしないことなどを心がけることも大切です。
車の日頃のメンテナンスなどを心がけ、大切な車をサビから守りましょう。
それでは、次回の#StayHomeブログもお楽しみに。
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