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2016年8月31日

ドアの線キズ、コンパウンドで消せます!

ドアの線キズ、コンパウンドで消せます!

こんにちは。99ブロ編集長のタナカBです。
ここ数日朝晩は涼しくなってきて、急に秋めいてきました。
洗車や補修も少しやりやすくなってきたのではないでしょうか?

先日、撮影していた時のこと。
ふと撮影車に目をやると、ドアに白い線キズを発見。

うっすらではありますが、なにかが擦れたようなキズです。

「これは!ブログのネタに使えそうだ~!」 と、思わずニヤニヤしてしまう編集長タナカB。

最近、何気なく道で停車している車を見ては、「水アカが付いていないか」「ヘッドライトが黄ばんでないか」「キズは付いていないか」とチェックしてしまう癖が。職業病、いや、もはや編集長病です(笑)

ということで、キズ消しに挑戦です。
今回使うのはこちら。

実は以前に、ドアノブ周りの小キズ消しに挑戦したブログを書いたのですが、その時は初心者でも迷わず簡単にできる『ツヤ仕上げキズ消しセット』を使いました。

今回はちょっぴり本格派?なアイテム、99工房シリーズの『コンパウンドトライアルセット』を使うことにします。

こちらは「細目」「中細」「極細」と、研磨力の異なる3種類のチューブタイプのコンパウンドがセットとなっています。

3種類あることで、補修初心者にとっては「細目と中細ではどう使い分ければいいの?」と迷う方もいらっしゃるかもしれませんね。(タナカBも実はソフト99で働くまではそんな感じでした)

簡単に説明しますと、

① 細目…平均粒子サイズは10~15マイクロメートル。3種類の中では一番粗い。浅いキズだけでなく、ピッチやタールなどの汚れ落としやサビ落としに適しています。
② 中細…平均粒子サイズは3マイクロメートル。3種類の中では中間の粗さ。①の細目の後に磨き跡を消したり、塗装面のざらつきを消したりするのに使えます。
③ 極細…平均粒子サイズは1マイクロメートル。一番粒子が細かいので、ペイント補修の仕上げや中細を使用後の磨き跡を消し、艶出しができます。メタリックマイカ塗装車の汚れ落としにも。

通常コンパウンドはキズの症状に合わせて粗いタイプから細かいタイプへと順に使っていき、キズを消して艶が出るレベルまで研磨するのですが、(①→②→③あるいは②→③の順ですね)

今回はキズの程度をうまく判断できない時などでも、安心して作業していただける“リバース研磨の法則”という、キズ消しの手法に挑戦です。
このリバース研磨の法則で行うとキズが浅ければ、③でおわれますので、とても作業効率がいいですね。
またキズが少し深くても③→②→③で終われるので、通常の工程とほぼ同じです。
ただ、キズが深い場合には③→②→①→②→③とちょっと工程が増えてしまいますが、安心して作業していただけるメリットはあります。
で、今回のキズはどうなったかというと・・・最後までお付き合いいただければお分かりいただけます。

まずは乾いたキレイなタオルに、一番粒子の細かい「極細」を取って、

キズの箇所を中心にやや広い範囲を磨いていきます。

この時、円を描くようにして磨くとムラが出てしまいますので、タオルは直線的に動かすようにして磨いていくのがポイントです。
横に直線的に動かしたらタテ方向にも磨いていきます。

磨き終わったら、タオルのキレイな面で拭きとります。

少しキズが薄くなったような…!?
でも、まだキズは肉眼ではっきりわかります。

続けて、2番目の「中細」
さっき磨いたタオル面ではなく、キレイな面に取りましょう。(コンパウンドが混ざらないように常に新しい面を使ってくださいね)

お!さっきよりクリームの色がちょっと濃い!

また直線的に磨いていきます。

2番目にして気づきました…
これは…手が疲れるやつ…!!!
この角度で同じ動きを繰り返すことが思った以上につらい。

コンパウンドがけに一番必要なこと、それはもしかしたら「根性」かもしれません(苦笑)

そんなことを思いながら、またキレイな面で拭き上げ。

するとどうでしょう?
こんな感じでかなりキズが薄くなってきました!!

そして、3種類の中で粒子が一番粗い「細目」が3番目に登場。

クリームを出してみてまたびっくり。青い!
色を見ても、3種類が全く異なるものであることがわかります。

同じようにタオルのキレイな面でまた磨きます。

これも同じようにキレイな面で拭き上げると・・・、
キズがほとんど目立たなくなってます!!

反面、タナカBの手は限界ギリギリですがここで終わりではありません(笑)

今回は巷で「リバース研磨の法則」ともいわれている方法に挑戦しているので、文字のごとく「リバース」していかなくてはいけません。

「極細」→「中細」→「細目」と粒子を粗くしていって、キズが消えてきたら、今度は「中細」→「細目」に戻ることで、ボディにいらないダメージを与えず、またキレイに仕上げることができるんです。
手がつらくて泣きそうですが、あと少し!

「中細」で磨き、

拭き上げ、

最後は「極細」で磨いて

キレイな面でしっかり拭き取れば、作業は終了!

どうでしょうか!
白い線キズはすっかり消えました!!!!

こんなにスッキリなくなるなんて!
腕のつらさも一気に吹き飛ぶキレイさです!!!
最後にコンパウンドで磨いた後は、コーティング剤やワックスで仕上げておけばバッチリ。
(コンパウンドをやりきった感で、写真を撮るのを忘れていました…)

今回はリバース研磨の法則で作業したことでかえって工程が増えてしまいましたが、終始安心して作業できました。
手順をしっかり踏んで、あとは手が疲れても磨き切れる“根性”?さえあれば、女子や初心者でもコンパウンドを使って簡単にキズ消しができます。

愛車にキズが付いてショック~!という方は、ぜひ一度コンパウンドを使ったキズ消しにトライしてみてくださいね。

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