洗車を行う際のコツとは？事前準備や拭き上げのコツも解説

車をキレイな状態に保つためには定期的な洗車が必要です。しかし、洗車を行った際、思うように汚れが落ちないと感じる方もいるでしょう。実は洗車を行う場合は、正しい方法でなければ汚れをキレイに落とせません。今回は、洗車の事前準備や拭き上げ時のコツをみていきます。

洗車を行う際の事前準備

洗車を行う際の事前準備についてみていきましょう。洗車に適した服装、使用する洗剤や用具の準備のほかに、天気についても考慮する必要があります。

① 服装
洗車時は水や泥が跳ねて服が汚れることがあるため、動きやすく汚れてもいい服装で行うことが大切です。アクセサリーやベルトのバックルなどは、ボディをキズつける可能性があるため外しておきましょう。

②天気
洗車を行う際の天気も考慮することが大切です。例えば、晴れた気温の高い日は洗車に使用した洗剤の泡が乾燥しやすいため、シミができやすくなります。また、風が強い日は飛ばされた砂やホコリがボディにつきやすいことから、洗車に適していません。

そのため、風がなく涼しいくもりの日などが、洗車に適している天気であるということを把握しておきましょう。

③洗車用洗剤や用具の準備
洗車用洗剤にはさまざまな種類があります。そのうえで洗浄成分や車色などを把握し、自分の車に適したものを使用することが重要です。

また、洗車用スポンジはボディ用と汚れが多い足回り用に分け、拭き上げ用のクロスもボディ用とホイール用といったように、用途別に用意することで車にキズがつきにくくなります。

洗車時のコツ

洗車時のコツをみていきましょう。水洗いや洗車の順番といったコツを把握することで、効率的に車の汚れを落とせます。

①最初に水洗いを行う
洗車を行う際には表面に付着した砂やホコリなどを洗い流すため、カーシャンプーを使用する前に水洗いを行いましょう。水洗いをせずにスポンジなどで擦った場合、車に付着している砂や泥でボディ表面にキズがつくことがあるためです。

②洗車は上から下の順番で洗う
基本的には、汚れは上から下に落ちていくため、洗う順番も合わせることが大切です。例えば、ボンネットを洗った後にルーフを洗った場合、洗い流した際にボンネットにルーフの汚れが再度ついてしまいます。

ただし、足回りの汚れがひどい場合は、洗い流した際に汚れが跳ね返ってキレイにしたボディにつくことを防ぐためにも、足回りの汚れから先に落とすようにしましょう。

③車を洗う際のコツ
たくさんの泡を洗車スポンジにつけて、一方向に動かすことでキレイに洗うことができます。スポンジに洗剤をつけなおす際は、汚れを落とすために一度スポンジを絞り、水ですすぐことを推奨します。

仮に汚れを落としきれていない場合は、車にキズがつきやすくなります。

拭き上げを行う際のコツ

拭き上げを行う際のコツをみていきましょう。コツを理解することで、時間や手間の短縮につながります。

①乾燥する前に拭き上げる
車に付着している水分が乾燥すると跡が残り、水アカの原因となります。そのため、乾燥する前に素早く拭き上げることが重要です。

②力を入れずに優しく拭き上げる
洗車用のクロスを使用し一方向にすべらせるように拭くことで、車にキズがつきにくく、効率的な拭き取りが可能です。クロスが汚れたと感じた場合には、こまめに洗って使用することも大切です。タイヤとホイールにはボディに使ったものと異なるクロスを用意し、力を入れずに優しく拭き上げるようにしましょう。

③窓の拭き取り方
窓の拭き上げに関しては、次のような手順で行います。

1.窓枠に沿って外側を一周する
2.ガラス面を上下に拭きつつ、横に移動させていく
3.窓の下部を横に拭く

拭き残しや拭きムラを避けるためにも、手順を把握しておきましょう。