洗車時に使用する掃除機の選び方などについて解説

洗車を行う際、車内をキレイにするために掃除機を活用されている方もいます。しかし、掃除機の具体的な使い方や種類について悩まれている方も多いのではないでしょうか。今回は、洗車場などに設置されている掃除機の使い方、洗車時に使用する車用掃除機の選び方をみていきます。

洗車場などに設置されている掃除機の使い方

ここでは、洗車場などに設置されている掃除機の使い方を解説します。

掃除機を使用する際の基本的な手順は次のとおりです。

洗車場によって使用条件が異なる場合があるため、確認してから使用しましょう。

掃除機を使用する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

レシートや食べかすといった大きなゴミは掃除機では吸い取りにくいため、事前に取り除くと効率的に作業を行うことが可能です。フロアマットを外した状態で、運転席と助手席をキレイにした後、後部座席に掃除機をかけましょう。

設置されている掃除機の台数が限られているため、長時間場所を占拠しないように意識しましょう。作業中は掃除機のホースを持ち上げて使用すれば、泥や砂といった汚れがつくのを防げます。周囲の車や設備へ接触する可能性もあるため、スペースのある場所で作業しましょう。

車を掃除機で掃除している画像

ここでは、洗車時に使用する掃除機の選び方をみていきましょう。

車用に使う掃除機として便利なものは、ハンディタイプとスティックタイプがあります。ハンディタイプは小型で軽いため、狭い車内での掃除に向いています。スティックタイプは床面の掃除が行いやすく、車内が広い車の掃除に適しているのが特長です。

また、掃除機の電源方式には有線タイプと無線タイプがあります。有線タイプはバッテリー切れの心配はありません。しかし、コードの長さが足りるか確認しなければなりません。無線タイプは、連続稼働時間が限られるものの、コードがないため使用しやすいといえます。

車内はシートやマットにホコリや砂といった汚れが入りやすいため、強力な吸引力が求められます。吸引力の目安として吸込仕事率や真空度といった数値があり、数値が高いほど効率的に作業が行いやすくなります。掃除機の集じん方式は、大きく分けて紙パック式とダストカップ式です。

紙パック式は、ゴミが溜まったら捨てるため、吸い取ったゴミの処理が簡単です。ダストカップ式は直接ボックスにゴミが溜まるため定期的にフィルター掃除が必要になるものの、紙パック式よりもコストがかかりません。

アタッチメントの種類は、豊富であるほど幅広い場所を隅々まで掃除できます。そのため、自車の構造や掃除頻度に適したアタッチメントが揃った製品を選びましょう。掃除機は頻繁に持ち運びを行うため、自分が扱いやすいサイズ、重量の製品を選ぶことが重要になります。

車を掃除機で掃除している画像

掃除機の使用時のポイントやメンテナンス方法をみていきましょう。

掃除機の使用前には、車内の不要な荷物を車外に出し、シートカバーやフロアマットを外しましょう。掃除機が届きやすくなるため、効率的な掃除が可能になります。また、エアダスターでダッシュボードや隙間に溜まったホコリを吹き飛ばしておけば、さらに効率的に作業を行えます。

基本的なメンテナンスを行いたい場合、使用後のフィルターやダストカップの清掃が選択肢となります。ダストカップは毎回空にしつつ、月に1回程度水洗いしましょう。フィルターは、取扱説明書に記載された方法で清掃を行い、定期的な交換で吸引力を維持できます。