洗車にかかる時間の目安とは?季節ごとの適した時間なども解説

洗車は、手洗いや洗車機といった複数の方法で実施でき、ある程度の時間と手間がかかります。そのうえで、季節ごとに適した洗車時間を把握しきれてない方も多いでしょう。今回は、洗車にかかる時間の目安、季節ごとの洗車に適した時間について解説していきます。
洗車にかかる時間の目安
ここでは、洗車にかかる時間の目安についてみていきましょう。
①手洗い洗車にかかる時間
手洗い洗車にかかる時間の目安は1~2時間程度です。手洗い洗車は使用するアイテムを自分で選べるため、洗車機による機械洗車よりもボディにキズがつきにくく、細かい汚れも落とすことができます。とくに、サイドミラーやホイールの内側などは、手洗い洗車でしか対応できないため、比較的長い時間が必要だといえるでしょう。
②洗車機でかかる時間
洗車機を使用した場合にかかる時間の目安は10分程度です。手洗い洗車よりも短時間で済むものの、洗車後の水滴が完全には無くなっていませんので、仕上げとして、拭き上げは必要になります。また、細かい部分の汚れは洗浄しきれないため、短時間でボディ全体をサッとキレイにしたい場合に適しています。
③洗車機は待ち時間が発生する場合がある
洗車機は平日では17~19時、土日では9~17時が平均して混み合う時間です。待ち時間が気になる方は、混雑する時間を避けて利用しましょう。
たとえば、花粉や黄砂などが飛び交う3~4月、遠出する方が増加するゴールデンウィーク前、1年の締めくくりとして洗車する方が多い年末は洗車機が混雑する時期である点は把握しておきましょう。
季節ごとの洗車に適した時間
ここでは、季節ごとの洗車に適した時間についてみていきましょう。
①春・秋
春と秋は気温が安定し、比較的洗車に適した季節といえるでしょう。日によっては早朝は気温が低い時もありますが、基本的には日中は過ごしやすく、洗車自体も気持ちよく行うことができます。ただし、強風の日は車体に黄砂やホコリといった汚れがつきやすくなるため、風の弱い日に洗車を行いましょう。
②夏
夏は朝から気温が高く、日中は35℃を超える日もあります。気温が高い場合、シミがつきやすいことに加え、洗車中に熱中症になるリスクがあります。そのため、夏場は比較的気温が落ち着いている朝6~8時が洗車に適している時間です。
早朝でも気温が高い日があるため、熱中症のリスクを予防するためにも、水分補給や体を冷やすといった対策をとりながら作業を行いましょう。
③冬
冬の洗車は午前中が洗車に適しています。場合によっては、午前中でも気温が氷点下近くになるケースもあるため、気温を確認し、昼頃の洗車を検討しましょう。冬はボディに残った水分が凍結する可能性があるため、素早く作業して拭き上げる必要があります。
また、洗車は体調を崩すリスクがあるため、防寒インナーや厚手の上着を着用するといった防寒対策を十分に行うことも大切です。
洗車を効率的に行う方法
ここでは、洗車を効率的に行う方法をみていきます。洗車時間を短縮したい、手間を省きたい方は次のような方法を検討しましょう。
①ワックスやコーティングする
車にコーティング剤やワックスをすると洗車時間の短縮につながります。汚れの固着を防げるため、洗車時に汚れが落としやすくなる効果が期待できるでしょう。加えて、軽い汚れは水洗いでも落とせるため、作業の効率性が向上します。
②時短洗車アイテムを使用する
柄付きタイプや洗浄面の広い洗車スポンジを使用したり、大判タイプや吸水性の高いマイクロファイバーの拭き上げクロスを使ったりすることで、洗車時間を短縮することができます。時短アイテムをうまく使いこなすことで効率的な洗車を行うようにしましょう。