3.トラブル発生 パンクしたタイヤの交換方法

くるま

タイヤがパンクしたことってありますか?
くるま

ああ一度だけあるぜ。
最近のタイヤは高性能だし、道路整備も進んで、パンクによるトラブルは減ってきてるけどな。
くるま

そうなんですか!よかった~
くるま

くるま

といってもパンクしないわけじゃないぜ。
ふだんタイヤを点検していても、釘を踏んだり、スピードを出して段差を乗り越えた時とか、不可抗力でパンクすることはあるさ。
くるま

なるほど!
くるま

だから、僕にも応急交換用のテンパータイヤ(スペアタイヤ)が搭載されてるんですね。
くるま

正解!
くるま

そういうこと。
イザという事態に備えて、タイヤ交換の方法を覚えておいた方がいいぜ。
くるま

ボクちゃんのタイヤは、パンクしても100kmくらい走れちゃう高級ランフラットタイヤだもんね!
自分でタイヤ交換なんかやってらんないぜ~
くるま

やってらんね~
くるま

うるさいっ!
くるま

おまえはちょっと引っ込んでろ!
くるま

くるま

レッドさん、よろしくお願いします!
くるま

パンクに気がついたら、まず他の交通の邪魔にならないように、路肩とか安全な場所に停車すること!
ハザードランプを点滅させてゆっくりな。
くるま

停車したら、車の後方に三角停止表示板を置くんだぜ!
くるま

はいっ!
くるま

準備ができたら、いよいよタイヤ交換だ!
手順をしっかり覚えとけよ!

【応急タイヤ交換方法】

準備するもの
ジャッキ、軍手、レンチ、十字レンチ、輪止め
作業手順
1

パンクしたタイヤの対角線上のタイヤの前後に輪止めを置く。

作業手順1

2

レンチでホイールのナットを少し緩める(ホイールキャップは外す)。

作業手順2

3

ジャッキでタイヤが路面から少し浮くまで車を持ち上げる。

作業手順3

4

パンクしたタイヤを外し、車体の下に置く(ジャッキが外れたときの備え)。

作業手順4

5

交換用のタイヤをつけ、十字レンチでナットを仮締めする。

作業手順5

6

ジャッキで車を降ろし、ナットをしっかり締める。

作業手順6

くるま

なるほど~
タイヤ1本なら自分でなんとか交換できそうですね!
くるま

ジャッキを当てる場所とかは、取扱説明書でしっかり確認しとけよ。
それから、テンパータイヤ(スペアタイヤ)はあくまで応急用だからな、カーショップやディーラーに持っていってパンクしたタイヤを修理し、できるだけ早くつけ直すんだぜ!
くるま

はい!わかりました!
くるま

今教えたのはあくまで一般道の平坦で安全な場所に停車できた時の話な。
傾斜のある場所や高速道路上での交換作業はとてもあぶないから、無理せず救援を要請した方がいいぜ!
くるま

は、はい~
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パンクしたタイヤの交換方法

タイヤ自体の性能向上や道路整備が進み、タイヤのパンクは、昔と比べて少なくなったみたいだけど、勢いよく段差を乗り越えたときや、釘を踏むなどの、不可抗力によってパンクする可能性は誰にでもあるから、万が一を考えタイヤ交換の手順は覚えておかなきゃ。

ほとんどの自動車には、応急用としてテンパータイヤが搭載されているみたいだけど、テンパータイヤはあくまでもパンクしたタイヤの補修が完了するまでの間、応急用として使用するものみたいだから、パンクしたタイヤは速やかに修理をして元通りにしなきゃいけないね。

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※参考資料:国土交通省 自動車点検整備推進協議会ホームページ

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