初心者でもカンタン！白化した未塗装樹脂パーツが復活

皆さんこんにちは、オオモリです。
9月ももう終わり。朝晩涼しくなってきてすっかり秋模様になってきましたね。
洗車や車の補修作業などもしやすくなってきたのではないでしょうか？

さて、本日ご紹介させていただくのは、車のパーツのお手入れについて。
前回の記事「ひどい汚れもスッキリ！洗車初心者でも超簡単な「水なし洗車」」のブログで登場したこちらのハスラーですが、

前回、「水なし洗車」で車全体をキレイにした時、ふと気づいてしまいました。
未塗装樹脂パーツの色があせて白っぽくなっている・・・と。
ミラーの付近、ホイールハウスやワイパー付近のパーツなんかも、まだらに白く色あせていることを確認。

こんな風に白くなっていると、こまめに洗車してキレイにしていても、なんとなく古びているといった印象を持ってしまいますよね？

実はコレ、未塗装樹脂の素材が太陽による紫外線や熱に弱く、長い期間青空駐車などをしていると紫外線の影響を受けて樹脂の中のポリプロピレン素材にキズがついてしまうのが原因とのこと。そのキズが光を反射することで未塗装樹脂のパーツがこんな風に白く見えるようになってしまうそうなんです。

となると、プロに補修依頼するしかないの？とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの白化した未塗装樹脂をDIYで復活させるための商品はたくさんあり、ソフト９９では以下のアイテムを展開しています。 上から順に、『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』、『プロスペックナノハード』、『ブラックパーツワン』という商品で、全て白化した未塗装樹脂を復活させることができます。

また、本来はタイヤ用のワックスであり、専用のアイテムではないのですが、こちらの『タイヤブラックワックス』、『レザー＆タイヤワックス』をご利用いただくことでも、未塗装樹脂のバンパーなどの白化を解消することができます。

先程お見せした白化したパーツ部分を何とかしたい・・・とは思うのですが、私広報部員でありながらパーツのお手入れや補修作業はしたことが無く、難しい作業も不器用なので自信がありません。
という事で、今回は私のような初心者＆不器用でもカンタンに、こちらの白化した未塗装樹脂を復活させる方法を皆さんにお伝えしようと思います。

使用するのは、先ほどもお見せしたこちらの『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』

こちらのアイテムですが使い方がとてもカンタン！付属のシリコンオフシートで汚れと油分を拭き取ってから、スポンジに液をつけ、白化した箇所に塗り込み、きれいなクロスで拭き上げるだけで完了するんです。

また、未塗装樹脂だけではなく、同じように白化したゴムパーツも復活させることができ、その汎用性の高さとしっかり艶が出る効果からも人気が高いアイテムとなっています。

中身はこちら

スポンジが4つ入っているのですが、黒い面のある方が硬質樹脂用のスポンジ、白い面のある方が軟質樹脂用のスポンジとなっており、未塗装樹脂パーツには硬質樹脂用のスポンジを、ゴムパーツなどの軟質素材の施工には軟質樹脂用のスポンジを使用することで、両方のパーツのメンテナンスが可能となります。 なぜ、スポンジが2種類ないといけないの？とお思いの方はいらっしゃいませんか？
各パーツの白化している部分を復活させるためには、平滑で薄い均一な塗り込みが必要となるのですが、塗り方や塗布量によっては被膜ムラが発生するため、ムラなく本来の仕上がりに施工するために、施工する箇所に合わせ最適な効果を発揮するよう、素材の異なるスポンジを2種類用意しているんです。

今回施工するハスラーですが、未塗装樹脂パーツの他にサイドウィンドウの枠のゴムパーツもこんな風に色あせていたので、一緒に施工していこうと思います。また、この商品は専用のビニール手袋がパッケージ内に入っているので、施工の時に手に液がつく心配がないというのもうれしいポイントでして、

先ほどご紹介した、未塗装樹脂部分やゴムパーツに使えるという点、そして商品以外に別途自分でビニール手袋を別に準備する必要がない点から、この『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』を選びました。

それでは、早速使っていきましょう。

ハスラーは青空駐車ということで、汚れが少し目立つので、各箇所軽く水を流してシャンプー洗車をしていきます。水滴をしっかり拭き上げたら施工箇所が乾いた状態で
付属の「シリコンオフシート」で拭いて、表面に残った汚れと油分を拭き取ります。
このように袋から一枚取り出して、シートで拭いてパーツの汚れを落としていきましょう。 シリコンオフシートで拭いた後、シートの裏面を見てみると・・・汚れがしっかりとついていました・・・
洗車もしたのでそんなに汚れてないだろうと思っていたのに、この汚れ様。しっかりと油分や洗車では落とせなかった汚れを除去することができました。

「シリコンオフシート」によるクリーニングが完了したら、先ほどお見せしたこちらの透明のビニール袋を装着し、光沢復活剤とこちらの黒い面のある硬質樹脂用スポンジを準備します。スポンジを切り離し、液をスポンジの黒い面に染みこませて、 薄く均一に塗っていきます。
塗っているそばから黒くなっていることがわかります！向かって右半分を全て塗ったところで、塗った方とまだ塗っていない方を比べてみると・・・
塗った方に黒々としたツヤが戻っているのがお分かりいただけますでしょうか？ まだ塗っていない左半分と比べると全く色とツヤが違いますね！
特に難しい作業が必要なわけでもなく、ひと塗りしただけでこの効果はすごい。細かな作業や難しい作業が苦手な方でも、楽にカンタンに施工することができると思います。

この調子で、もう左半分も塗っていきます。

塗ってみて思ったのですが、このスポンジ、細長い形状で持ち手がしっかりとあるので持ちやすく、また施工面にピッタリとフィットしてくれるのでとても塗りやすいです。
一気に広い範囲を塗ることが出来るので、硬質の未塗装樹脂パーツが多い愛車をお持ちの方は、作業をスピーディに行えると思います。
また、小さい部分や境目などにはスポンジをうまく使えばきっちり塗ることもできます！

さて、塗り終わりました！
いかがでしょうか？本来の色ツヤが戻り、塗る前とでは全然違うことがお分かりいただけると思います。ちなみに、ブログの冒頭でお見せした塗る前の写真がこちら。

全て塗り終わりましたら、5分程度乾かして上から乾いたきれいな布で拭きあげるだけで作業は完了です。

乾かしている間に、他の箇所も塗っていきましょう。 どの箇所も面白いくらいに色と光沢が復活するので、施工していて気持ち良いですね。
塗っていくだけですので、あっという間に全箇所塗り終わりました。

さて、未塗装樹脂パーツの施工が終わりましたので、次は先ほどもお見せしたゴムパーツ部分にも施工していこうと思います。
先ほど未塗装樹脂にも使った液と、軟質樹脂用のスポンジを用意し、スポンジの白い面に液を付けて、
先程と同じように塗り込んでいきます。
ひと塗りしてみましたが、先ほどの未塗装樹脂パーツを施工した時よりも、効果がはっきり分かりません・・・ 失敗かな？と思い、先輩にこの原因を聞いてみたところ、実はコレはゴム素材が液を吸い込んでしまうというのが原因だそうで、くり返し塗り重ねて液をつけていくと上手くいくとのこと。

というわけで、アドバイス通りに塗り込んでいきます。すると・・・ どうでしょうか？先程までとは違い、ゴムパーツが黒くなりツヤもキレイに出ていることがお分かりいただけたかと思います。

この調子で、どんどん塗っていきましょう。

ちょうどカーブの部分を施工していると、事件発生。勢いあまってボディに液がついてしまいました・・・どうしよう！と慌てていると、そんな時はキレイな乾いたタオルですぐに拭けば大丈夫という先輩のお言葉が。
急いで拭いていきます。丁寧に拭いて、とれました。よかった～！

すぐに拭けば大丈夫なのですが、放置するとシミになってしまう可能性もあるので、作業するときは、なるべく丁寧にしないとダメだなと実感。
今度はなるべくゆっくりと端から端まで塗り込んで、作業は完了です。

塗り込んでから5分ほど経ちましたので、乾いたキレイな布で各箇所、表面のムラをならすように軽く拭き上げていきます。 拭き上げが終わったら作業は完了です！

では、塗り終わった箇所を見ていきましょう。 改めて商品使用前と比べてみると、使用後は色ツヤが全然違う事がお分かりいただけるかと思います。

作業前は自分でもしっかりと白化した箇所を復活させることが出来るかどうか不安でしたが、難しいことが何一つなかったのでカンタンに施工することができました。

いかがでしたでしょうか？
簡単な作業で、白化した未塗装樹脂パーツを復活できる『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』。
初心者の方でも簡単に使用することが出来ますので、洗車後のパーツのメンテナンスに是非ご使用いただければと思います。