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2021年12月8日

初心者でも簡単!車のボディについたスリキズや水アカ、コンパウンドで消してみました!

初心者でも簡単!車のボディについたスリキズや水アカ、コンパウンドで消してみました!

こんにちは!
オオモリです。

日の入りが早くなり、季節はすっかり秋となってきましたね!
本格的な冬に入る前に、しっかりと車のメンテナンスをするには今がピッタリの気候ではないでしょうか。
今回は私も普段なかなかできない愛車のメンテナンスをやっていこうと思います。

使用するのはこちらの車!

何回か99ブロでも登場しているこちらの車、トヨタのシエンタですが、購入してから10年以上の月日が経っており、ところどころ劣化が見られます。
特に運転席側のドア側面はこのような感じで、水アカ汚れやキズがたくさん。
ボディの表面に薄く付いた線キズや
ドアノブ付近の水アカ汚れ、

そして何かが擦れてできたような黒い汚れなどがあります。
こちらの黒い汚れ、普通の汚れではないようで、以前このように洗車した際にスポンジで擦ってみましたが取ることができませんでした。

うわあ・・・(汗)と声が出てしまいそうなボロボロな様相ですが、
今回はこの部分のキズや汚れを、コンパウンドを使って修復していきたいと思います。
コンパウンドとは、いわゆる「磨き剤」。スポンジやクロスに液剤をとって磨き込むことで、コンパウンドに含まれる研磨粒子が塗装表面の荒れや細かいキズを除去することができます。

今回メインで使用するのはこちらの『液体コンパウンドトライアルセット』。

こちらはコンパウンドを使用するといっても、どのコンパウンドを使えばよいのか、どの順番で使っていけばいいのか分からない・・・そんな方におススメするコンパウンドのトライアルセット。

また、ペイント補修の仕上げから小キズ消しまで幅広く使うことができ、使う順番、番手を間違えずに正しい使い方ができるように仕上げまでの番手を一式パッケージングしてある商品なんです。研磨力の異なる3種のコンパウンドは、塗装面のキズ消しから超鏡面仕上げまでできます!

各コンパウンドについて簡単に説明しますと、
ボトルに3000と書かれたコンパウンドは、「キズ消し用」。平均粒子サイズは3マイクロメートル。3種類の中では一番粗く、主に表面のキズを消していくのに最適のコンパウンドで、補修塗装の磨き後をなくす・塗装面のざらつきや洗車キズを消す際に使用されます。

続いて、ボトルに7500と書かれたコンパウンドは「仕上げ用」。平均粒子サイズは1マイクロメートル。主にキズ消し用を使った後の磨き後をなくすのに最適のコンパウンドで、補修塗装の仕上げや艶出しに使用されます。
最後、ボトルに9800と書かれたコンパウンドは「超鏡面用」。平均粒子サイズは1マイクロメートル以下。主に塗装面の鏡面仕上げ用に使用されます。コンパウンドの基本的な使い方は粒子が粗いものから細かいものへ順に使っていきキズを消して艶が出るレベルまで研磨します。今回もキズや汚れの具合から、どの箇所も「キズ消し用」のコンパウンドから3000番→7500番→9800番の順番で使用していきたいと思います。

今回は施工する範囲が広いこともあり、『液体コンパウンドトライアルセット』に付属しているスポンジではなく、こちらの『コンパウンド専用スポンジ』を使用します。

コンパウンドの種類ごとにスポンジを分ける必要があるため、『コンパウンド専用スポンジ』も3個準備しました。
こちらのスポンジは付属のスポンジより大きめなので、広い面積に使用する際にもムラなく均一に磨けるコンパウンド専用スポンジ。
このように、握りやすいグリップ形状で手が疲れにくいのも特長です。今回使用する、『液体コンパウンドトライアルセット』とも相性がいいんです。

それでは、説明はこのくらいにいたしまして、早速使っていきます。
キズを防ぐため、いつものように水で一度車全体を洗い流し、砂やホコリなどを落としたキレイな状態にして水分を拭き取ります。まずはじめは表面のキズを消していく作業から。
使うのは3000と書かれた「キズ消し用」のコンパウンドです。

このように液剤をスポンジとり、キズのある箇所の大体20~30㎝四方範囲に液剤を付けて磨いていきます。磨く時のポイントは、円を描くように磨くのではなく、直線的に磨くこと。 そして、しっかり力をかけて「キュッキュッ」と音がするまで磨きましょう。 手がもうすでに疲れてしんどい・・・(笑)
コンパウンドの作業って意外としんどいものなのだなあ・・・と一人しみじみと思いながらも、
時々休憩しながら磨いていきました。

すると、どうでしょう?
先ほどまであったキズが消えて、キレイになっているのが分かりますでしょうか?

全ての箇所を磨いたら、
一度柔らかいクロスで表面に残ったコンパウンド拭き上げていきます。 写真でご覧いただけていると思いますが、これだけでキズや汚れは消えてもう目立たないほどになっていますね。
肉眼でもキズはもう全く見えない状態になっています。 ただ写真だと分かりにくいのですが、若干光沢感失われた感じになっており、塗装面も少しざらざらついていますので、次のステップへ。

次に使用するのは、こちら。
ボトルに7500と書かれた「仕上げ用」のコンパウンドです。
ここで新しい『コンパウンド専用スポンジ』に交換して磨いていきます。

先程と同じで、手に力を入れて直線的に磨いていきます。どうでしょうか?
先程よりも細かい粒子で磨いたため、更に塗装面の段差がなくなり、キレイになっています。
写真では見にくいのですが、触ってみると、3000番で磨いた時よりも、大分表面の段差がなくなり全箇所キュッキュと音が鳴るくらいツルツルとした表面になっております。 そして最後!
最終の仕上げとして、ボトルに9800と書かれた『超鏡面用』のコンパウンドで磨いていきましょう。先ほどと同様に、コンパウンドの種類を変える時は必ず『コンパウンド専用スポンジ』も交換します。

磨き終わったら、全体を拭き上げ、

これで作業は完了です!

『超鏡面用』のコンパウンドというだけあって、先ほどよりも、塗装面が磨かれてさらにツヤツヤになっています!
指で触ると先程よりも更にツルツルとした表面になっているのが分かります。
 

これで、洗車では落ちなかったキズや汚れがコンパウンドだけでも落とせることをおわかりいただけたかと思います。
あとは、他の黒の汚れ部分も先ほどの手順と同様の手順で磨いていき、全体を仕上げていきます。

流石に手の疲れはピークに達していますが、あともう少しと思いながら、ぐっぐっと力を込めて磨いていきます。

すると、このようにキレイになりました。

作業前と比べてみるととてもキレイになりましたね!
コンパウンドで磨くだけでここまでキレイにできるという事でとても驚きです。
範囲も広く力がいる作業だったので腕は疲れましたが、こんなにキレイになるのなら、やる価値は十分にあるなと思います。

コンパウンドで磨いた後はコーティング剤やワックスで仕上げれば完璧!
私は今回もお馴染みの『レインドロップ』を使って仕上げをしようと思います。

これで全作業完了いたしました!

皆様いかがでしたでしょうか?

洗車しても落ちずに諦めていたキズや水アカ汚れなどがあれば是非一度『液体コンパウンドトライアルセット』をお試しいただければと思います。

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