2019年1月28日
初心者や女性でも簡単!飛び石、ドアノブ引っかきキズの補修やってみました

こんにちは。編集長のタナカBです。
先日、”年末洗車”をしたキタウラ(そのブログ記事はこちらをごらんください)とこんな話になりまして
(キ)「年末に洗車したら小さいキズが結構見つかって…」
(B)「どんなキズ?」
(キ)「ドアノブの所に黒っぽい線キズと、ボンネットには飛び石キズもあって」
こんな話を聞くと、編集長の血が騒ぐと言いますか、特ダネ見つけた!的な気持ちで食いつかずにはいられず、今回は私、タナカBがキタウラの車を借りて車のキズ補修をやることに。
私が数年ぶりに補修をすると話すとキタウラの表情が若干曇ったようにも思いましたが、今回は「ドアノブの引っかきキズ」と「飛び石キズ」と比較的小さくて軽めのキズということと、私自身も久しぶりの補修作業ということで、初心者でも扱いやすい難易度低めのアイテムを使うことにしました。
まず、ドアノブの引っかきキズです。ドアを開け閉めする時にどうしても爪で引っかいたり、汚れが付いたりする場所。みなさんの車もこのような状態になっていませんでしょうか。
どちらも不意にできてしまうもので、そこまで深い大きなキズではなく、お店で直してもらうほどでもない…。そんなキズは簡単アイテムでささっと自分で直せます!
とは言いつつも久しぶりの補修作業。たぶん最後にやったのは2014年に投稿した「女子でもカンタン!?ミラー補修!~塗装・前編~」の記事だったかなぁなんて思い出しつつ、ドキドキしながら、いざ作業開始です。
こちらには『ツヤ仕上げキズ消しセット』を使います。
「補修」といいつつも、「クリーナー」に近いアイテムなので、初心者でも気負いせずに手軽に使えると思います。
タナカBが使うのは2回目ですが、「キズ消し用」と「ツヤ出し用」の2種類に分かれて、チューブとスポンジの色がセットで色分けされているので、キズを消す時は”青”、艶を出すのは”赤”。と一目でわかり、初心者でも間違えにくいのも、気に入っています。
まずは”青”のチューブとスポンジを取り出して、タテに無数に入ったキズを消していきます。
使い方も簡単で、まずはスポンジの黒い面にクリームを付けます。そして、磨いていきます。
クリームは付けすぎないのがコツ。はじめのうちは量がよくわからないと思いますが、まずは少なめに付けて磨いていきながらキズの状態を確認し、足していく感じにしてみましょう。
磨く時は直線にスポンジを動かすことが大事です。ついつい、円を描くように磨いてしまいがちですが、直線的に磨いていくようにしましょう。
ドアノブの部分はこんな風に湾曲しているので、ちょっと磨きにくい場所になりますが『ツヤ仕上げキズ消しセット』のスポンジはコンパクトに作られているため、この隙間にもちゃんと入るように設計されているので、使いやすいです。
少し動かしただけでごらんのとおり。磨いた箇所と磨いていない箇所の境目もクッキリわかるくらいです。
少しクリームを足していきながら、また磨いていきます。全体的にキズや汚れがなくなってピカピカに!
キズや汚れがみるみるうちに見えなくなっていく様子は、めっちゃ気持ちいいです。
キズがなくなったら、クロスで拭き取ります。
拭き取りには普通のタオルでも大丈夫です。今回使っているのはソフト99の『ニューカーラグラグ』というクロス。レーヨン100%素材で毛羽立ちにくく、12枚入りで使い捨てできるのも便利です。
キズがなくなったところで、今度は”赤”の「ツヤ出し用」で磨いて、キズを消した箇所のツヤ出しをして仕上げていきます。
同じようにスポンジの黒い面にクリーム適量を取って磨いていきます。
先ほどと同じように表面に残ったクリームをクロスで拭き上げて、完了!
キズキズだったドアノブの引っかきキズや汚れが一掃され、触ってみても新車並みのツルツルに仕上がりました。
上から見てもピカピカです。
もちろん、『ツヤ仕上げキズ消しセット』は、ドアノブの引っかきキズだけでなく、他にも活用できます。たとえば、こちらのドアパネルの下の黒い線キズ。
先ほどと同じように”青”でキズ消しをし、
キズが消えたら”赤”のツヤ出しで仕上げ。
ビフォーと比べてみると、仕上がりはこの通り。
キズは見えなくなりました!
キズの深さによっては消えない場合もあるのですが、小さいキズや線キズなどを見つけたら、一度試してみるのがおすすめです。
最後にこちらの外箱(パッケージ)は収納ケースとしても使えますので、捨てずに使い終わった後はこのような感じで保管しておきましょう。蓋もしっかり閉まります。
次に、ボンネットの飛び石キズです。これもいつのまにか付いているキズですよね。
遠くから見るとあんまりわからないのですが、ここ。ウォッシャー噴射口の近くにありました。
赤い線で丸をしている部分です。
触ってみると凸凹しているので、汚れではなくキズということを確認。
もちろん、お店でやってもらう並みの本格的な補修することも可能ですが、今回はとにかく簡単に「隠す」ということを目指したいので、ソフト99の中でも超簡単アイテムの『キズペン』を使って直していきます。
もし、本格的に直す補修方法が知りたいという方は『飛び石キズ補修キット』を使った「ボンネットの飛び石キズ、補修してみました!」の記事をごらんくださいね。
ネーミングの通りペンタイプの『キズペン』ですが、蓋を開けるとは実はクレヨンタイプになっています。
クレヨンタイプの固形ペンだと何が一番いいかといいますと、塗料が垂れる心配がないということ。
使い方もこのような感じで、蓋を開けてから塗っていくだけ。
塗る時のコツとしては、一気に塗ろうとしないこと。チョンチョンとキズを埋めるように重ねていくことです。
1回目にチョンチョンと塗った後が、このような感じに。
赤丸で囲っていますが、黒いキズが少しグレーに変わりました。もう少し白になれば目立たなくなりそうです。
10分ほど乾燥させて、もう少しだけ塗り重ねていきます。
2回目塗り終わった後です。キズがどこにあるかわかりますか?
実はここ。
肉眼で近くで見るとわかるくらいのレベルにまで消すことに成功しました!
遠くから見たらこの通り。全然わかりません!
今回の飛び石キズはそれほど深くなかったので、2回でほぼわからなくすることができましたが、もう少しキズが深く、隠せない時は、【塗る→10分乾燥させる】を繰り返して何度か塗ってみてください。
『キズペン』、タナカBは実は初めて使ったのですが、こんなに簡単にできるとは思いませんでした。予想以上です。
簡単すぎて、すぐに色が落ちてしまいそう…なんて声も聞こえてきそうですが、『キズペン』の塗料は、乾燥後はシンナーでしか落とせないほどの硬度と耐久性があり、シャンプー洗車などで落ちてしまうことはありません。手軽さに反して性能は非常に高いんです。耐熱温度80℃で安心ですし、さらに防錆剤配合でキズ部分のサビ発生も防止してくれます。
車のカラーに合わせて、カラーバリエーションは11色もありますので、愛車の色を1つ持っておくと、ささっとキズ隠しができて便利ですよ。
ドアノブの引っかきキズも、ボンネットの飛び石キズともに、車の所有者であるキタウラも納得させられる仕上がりになりました。引っかきキズや飛び石キズ、気になるけどそのままになっている方は、初心者でも簡単にできるアイテムを使って、ぜひ簡単キズ補修に挑戦してみてください。
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