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2018年12月26日

洗車初心者でも簡単!年末洗車のポイント

洗車初心者でも簡単!年末洗車のポイント

こんにちは。
キタウラです。

気がつけばもう年末、今年もあっという間の1年だったように感じます。

今年はこのブログでいろいろとチャレンジした内容をレポートさせていただきました。
自身初の本格的なバンパーの補修や、ヘッドライトのくすみ解消、年数が経ち色あせてしまった父親の軽トラックの色ツヤの復活など、自分にとっても車にとっても非常に良かったとおもいます。

また今年は「洗車」との関わりが非常に大きくなった年でした。
昨年から、JAF会員様に向けた「洗車教室」イベントに参加させていただくようになったのですが、今年はキタウラがJAF滋賀支部様、JAF和歌山支部様に訪問させていただき、洗車教室の講師を務めさせてもらうという非常に貴重な体験をさせていただきました。
普段なかなか一般のドライバーの方々と話ができる機会はないのですが、実際に洗車教室を通じ接点をもたせてもらったことで、「洗車の仕方」って誰でも知っているようで、実は知られていないことが多いんだなということを改めて感じることができました。
洗車に対しての正しい情報や、効率的に行うポイントをしっかり理解することで、なかなか洗車をする時間が取れていない方も、これまで以上にもっと積極的に洗車をおこなっていただけるようになるのではないか!と考えています。

今回のブログでは年末の洗車を行いながら、改めて基本的な洗車を行いポイントなどレポートさせていただきたいと思います。

まずは、洗車教室の受講者の皆さんにも配布した洗車マニュアルで洗車の基礎知識を振り返ります。
今年はこのようなリーフレットを製作いたしました。

まず洗車を始める前に、みなさん、「洗車」をする目的って考えたことはありますか?
洗車をすることで、外観の見た目をきれいにするのは当然ながら、定期的にコーティングなどを施すことで、汚れが固着しにくくなり汚れにくい車になります。結果として汚れも楽に落とすことができ、毎回の洗車が楽になってくるんですね。
また、定期的に車を見るので、車の状態が確認できワイパーの劣化やタイヤの状態など安全運転にも繋がるポイントの確認ができます。
こういったことからも洗車は目的を持ってスケジュールを決め、定期的におこなうことが理想的です。

準備をするものとして、ホース・バケツ・スポンジ・シャンプー・吸水クロスと、最低限この基本セットは揃えるようにしておきましょう。

最後に、洗車に適した天候と時間について。
理想は風がなく、涼しい、くもりの日で、気温の低い早朝や夕方の時間帯が最もよいタイミングとなります。
快晴の日中は気持ち的に「洗車日和だ!」と言いたくなるかと思うのですが、実はあまり洗車には向いていないタイミングなんです。
理由としては、強い日差しによりシャンプーが乾くとシミの原因になったり、車のボディが高温になっていると、ワックスやコーティング剤がムラになってしまったりと車にとって良いことがないんです。また、風が強いときもせっかく洗っても砂ぼこりなどが付着してしまったりするので避けてください。
私も数年前は、快晴の日中ばかり洗車をしていました。車の為を思うとしっかりタイミングは意識していきたいですね。

では、さっそく年内最後の洗車にとりかかっていきます。
まずは車両の状態チェックから。
一見、太陽のおかげでキレイに見えるボディですが、近寄って見ると・・・

タイヤからサイドバンパー部分にかけてかなりの泥汚れが。

後ろ側はもっとひどい状態です。

そして、トランク部分は今年一番といっていいほど汚れた状態・・・

冒頭で洗車教室の講師をやったなんて偉そうなことを言ってましたが、これはかなりお恥ずかしい状態です。
なによりこんな状態では、気持ちよく新年を迎えることもできませんね。

さっそく洗車に取りかかって行きたいのですが、まずいきなりシャンプーでゴシゴシ洗っていくのではなく、シャワーの水圧で、表面の砂ぼこりや泥汚れを洗い流していきます。

こうすることで、スポンジなどで汚れを引きずってしまうことによる洗車キズを防ぎます。
なるべく強い水圧でしっかり流し落してください。

いよいよボディをシャンプーで洗車していくのですが、ここで1点注意点があります。
洗車スポンジはボディ用と足回り用の2種類を用意してください。
タイヤやホイールといった足回りの汚れは、小石などが付着していることが多く、スポンジの細かい目に小石がつまってしまう可能性があります。
そのような状態になったスポンジでボディを洗ってしまうと・・・
こちらも洗車キズの原因となってしまいますよね。ですのでしっかり使い分けをお願いします。

では、スポンジにキタウラのブログではおなじみの『すすぎが速い クリーミーシャンプー』をつけ、しっかり揉みこんで泡立てていきます。この時期は水がかなり冷たいですが、ほんの少しのがまんです!

泡立て方はシャンプーによってそれぞれ方法が違いますので、パッケージをよく読み、製品に合わせ泡立てるようにしてください。
今回用意したこちらの『すすぎが速い クリーミーシャンプー』はバケツで希釈して泡立てすることもできます。

バケツに水をはり、原液を適量注ぎ、シャワーのジェット水流で一気に泡立てることもできます。
出来上がった泡で、ボディを洗っていきます。天井は手が届きにくいので、このような柄付きのスポンジ『リッチ&ソフトグリップ』がおすすめです。
ゴシゴシ洗わずにたっぷりの泡で、表面をなでるように洗ってください。
今年も1年がんばってくれた愛車に感謝の気持ちをこめ優しく洗いあげていきます。

天井部分のシャンプー洗車が終わりましたので、水でしっかり泡を洗い流します。

シャンプー洗車と水洗いは上から順に、天井、窓ガラス、ボンネット、トランク、サイド、バンパー、タイヤ(ホイール)と汚れを下へ落としていくようイメージし、順番に行ってください。
逆から洗ったらせっかく洗ったボディに上から汚れが流れてくるので順番はしっかり守りましょう。

窓の次に、ボンネットもシャンプー洗車をしていきます。
こちらもボンネット部分が洗い終わったら水で泡を流していきます。

シャンプーが乾燥しシミの原因となることを防ぐため、このようにパーツごとにシャンプー洗車と水洗いを繰り返していくのがおすすめです。
特に日中や日差しの強い時は早めに泡を流すようにしてください。

ボディ全体を洗い終えたら、最後は足まわりをシャンプー洗車します。
スポンジは間違えずに専用のもので。
最近スタッドレスに替えた所なのでタイヤは非常にきれいでしたが、もしタイヤの状態がドロドロなら、最後ではなく先に洗っておくほうがよいでしょう。
せっかく洗ったボディに泥が飛び散る可能性があるので、タイヤに関しては状態に合わせ判断してください。

あっという間に全体のシャンプー洗車と水洗いが完了しました。

いよいよ最後、水滴の拭き上げです!
意外と知らない人が多かったのがこの吸水クロスの正しい使い方です。今回はこちら、優れた吸水力を発揮してくれる『プレミアム吸水クロス』を使って行きます。
クロスをまず水で濡らし、そして固く絞った状態で、濡れたボディにペタッと置きます。
そしてクロスを手前に引き水を吸い上げていきます。上からの力がかからないことで拭きスジがほとんど残らず1回でキレイに拭き上げることができるのです!

水を含んできたら、しっかり絞っての繰り返し。

これで全ての水滴を拭き上げれば基本的な洗車は完了です!
たったこれだけの作業で車は見違えるようにピカピカに。

これで気分もすっきりと良い新年を迎えられそうです。

洗車は定期的に行うことで、次回洗車の時も簡単に汚れを落とすことができます。
また、作業ポイントも理解していれば効率よく確実にキレイな状態にすることができますので、是非みなさんも年末の洗車の機会に基本的な洗車を意識して実践してよいお年を迎えてもらえればと思います。

最後に、今年もソフト99の公式ブログ「99ブロ」をお読みいただきまして本当にありがとうございました。
今後も皆様のカーライフにとって役に立つ情報をお届けできるようなレポートを検討していきたいと思っておりますので、来年も引き続き「99ブロ」を何卒よろしくお願いいたします。

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