2.トラブル発生 バッテリー上がりと応急処置

くるま

バッテリーが上がったらエンジンかけられないですよね?
くるま

自力じゃお手上げだな。
くるま

困った・・・
くるま

ガーン
くるま

やっぱり・・・
じゃあどうしたらいいんですか?
くるま

近くに他の車がいれば、電気を分けてもらってエンジンを始動させることはできるぜ!
くるま

バッチリ!
くるま

やった!
もしもの時に備えて、やりかたを知りたいです~
くるま

キラキラ
くるま

OK!
くるま

しっかり覚えとくんだぜ!
くるま

用意するものはふたつ!
まずひとつ目は電気を分けてくれる「救援車」だな。
ただし、トラックはダメだぜ、オレ達とバッテリーの電圧が違うからさ。
くるま

はいっ!
くるま

12V(ボルト)じゃなきゃですね!
くるま

そしてふたつ目は「ブースターケーブル」だ。
救援車とトラブル車のバッテリーをつなぐための専用コードだな。
(+)端子用の赤色と(-)端子用の黒色の2本で1セットだぜ。
くるま

ケーブルは不意なバッテリー上がりに備えて、いつも積んどけよ。
それから、作業前には被覆の破損や断線、クリップ部のガタツキがないか確認するんだぜ。
くるま

わかりました!
くるま

それじゃあ、いよいよ作業方法を教えるぜ!
ケーブルをつなぐ順番がイチバン大事だから間違えんなよ!

【救援車から電気をもらってエンジンを始動する作業手順】

1 救援車をトラブル車の近くに止め、エンジンを切って両車のボンネットを開ける。
2 救援車とトラブル車のバッテリー端子ブースターケーブルでつなぐ。

【ケーブルをつなぐ順番】1.トラブル車の+端子⇒2.救援車の+端子⇒3.救援車の-端子⇒4.トラブル車の-(端子ではなくエンジンの金属部)

3 接続を確認後、救援車のエンジンを始動し、アクセルを踏み回転数を少し高めにキープ。
4 トラブル車エンジンを始動する。
5 エンジン始動後、つないだ時の逆の順番でケーブルを取り外す。
くるま

なるほど!
くるま

ちょっと緊張しそうですけど、落ち着いてやればできそうです!
くるま

バッテリーの劣化や損傷が原因なら、エンジンを止めると再始動できないこともあるし、発電機が原因なら走行中に止まることもあるからな。
早めにディーラーや専門店で点検してもらうことだぜ!
くるま

はい!わかりました!
くるま

ブルーのようなEVやホワイトみたいなハイブリッド車の場合は、オレたちと違ってバッテリーがふたつあったり、専用のバッテリーが搭載されていたりするから、むやみに触らずメーカーのサポートプログラムやディーラーに連絡するか、ロードサービスを利用する方がいいぜ!
memo
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バッテリー上がりと応急処置

ライトなどの消し忘れなどでバッテリーが上がってしまった場合は、他の自動車から電気を一時的に分けてもらうことでエンジンを始動させることができるんだね。不意のバッテリー上がりに備えて、ブースターケーブルをトランクルームに常備しくことがベストだね。

ブースターケーブルを使用する際は必ずケーブル本体の点検をして、被膜の破損やケーブルの断線、及びバッテリーの端子を挟むクリップ部分にガタがないかを確認。ブースターケーブルを使用してエンジンが始動し、走行することは可能になったとしても、バッテリー自体が寿命を迎えていたり、損傷している場合は、エンジンを止めると再び始動できない場合も考えられるみたいだから、ディーラーや専門店で早めに点検してもらわなきゃいけないみたいだよ。

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