ボンネットにうっすら渦巻きキズが…
それは洗車キズ・磨きキズと呼ばれるキズ。
ある程度避けられないキズではあるんだよね。
洗車やワックスがけ時のスポンジやタオルによる摩擦が原因で、徐々に目立つようになる塗装最表面の微細なキズ、それが洗車キズなんだ。
特に黒や濃色系のボディカラーだと目立ってしまうんだよね。
コンパウンドで磨けば解消。
小キズ消し用のマイルドなコンパウンドで磨こう。
コンパウンドっていうのは研磨成分の入ったクリーム状のケミカル。今回使うのは「超ミクロンコンパウンド」といって、水アカクリーナーとして使われるほどマイルドなタイプ。
安心してチャレンジするといいよ。
キュッキュッって音が、キズ消しのサイン。
両手でスポンジが軽くつぶれる程度のチカラをかけながら、同じ方向に磨いていくと、ほどなく“キュッキュッ”という音が鳴り始めます。
それがキズが消えていっているサイン。塗装表面に液の白い筋がなくなってきたら、液を補充するタイミングよ。
作業は50cm四方程度ずつ。
一度に広範囲を仕上げようとすると疲れるばかりか、磨き残しでキレイに仕上がらないよ。
50cm四方程度ずつを目安に、確実に仕上げていくのがコツ。時々、キレイなタオルで拭き取って、キズが消えたかどうかをチェックしながら作業を進めていこうね。
キズと同時に水アカや劣化塗膜もクリーニング完了。
キズ消しと同時に、水アカや劣化塗膜など、塗装表面に固着した汚れをキレイさっぱりクリーニングできるんだよ。仕上がりはまさしくスベスベ!
塗装表面保護にワックス仕上げしておけばよりベター!
ふだんのお手入れにキズ消し効果のある洗車用品を使うといいよ...
ボンネット全体をコンパウンドで磨くのは、けっこう時間がかかるからね。ふだんの洗車にキズ消し効果のあるカーシャンプーやワックスを使って、キズが目立つ所だけコンパウンドで磨くっていう方法もオススメだよ。