塗装が色あせてきた…

色アセの正体は塗装表面の経年劣化


汚れが原因じゃないから洗車だけでは復活できないんだ。
自動車塗装の品質は年々向上して劣化しにくくなっているとはいえ、塗装は絶えず紫外線や酸性雨・排気ガス等の化学物質、チリ・ホコリの悪影響にさらされているわけで、年数が経つにつれて、だんだん本来の色ツヤが失われていくよ。汚れが原因じゃないから洗車するだけでは解決できないんだね。
塗装が色あせるしくみ

コンパウンドで劣化した塗装表面を磨こう


自動車塗装用の超微粒子の研磨剤、それがコンパウンド
デリケートな自動車塗装専用の研磨剤だ。番手の数字が小さいほど粒子が粗く研磨力が強い。逆に大きいほど粒子が細かく研磨力は弱くなり、美しい仕上がりが得られる。番手の小さいものから順に磨いて仕上げていくのが基本だよ。
塗装の色ツヤが復活するしくみ



番手の小さなものから使っていこう!
洗車で表面の汚れを落としてから、まずは研磨力の強い粗目のコンパウンドを使って、劣化した塗装の表面を磨いていこう。


スポンジに液をとって磨いていこう。
専用のスポンジを使えば、力が入れやすく、均一に磨けるので早くキレイに仕上がるよ。
スポンジは必ずコンパウンドの種類ごとに使い分けるよう注意しよう!


直線的に20~30cm四方ずつ仕上げていくのがコツ。
タテ方向に磨いたら次はヨコ方向、といった具合に磨いていけば磨き残しなく、早く均一に仕上がるよ。
スポンジを動かすたびにキュッキュッと音がしていればちゃんと磨けている証拠。


番手の大きなコンパウンドで最終仕上げ。
磨いても見た目に変化がなくなってきたら、表面をタオルで拭き取り、番手の大きなコンパウンドに変えて順番に仕上げていこう。
見違えるように美しい本来の塗装が現れ、色・ツヤが復活するよ!



