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2020年5月27日

ウインドウォッシャー液について

ウインドウォッシャー液について

こんにちは、タナカAです。
実は、この99ブロでは、2015年に公開しました記事「はじめてのウォッシャー液の補充やってみました。」が比較的アクセスの多いページとなっておりまして、また、当社のお客様相談室にも、「ガラコウォッシャー」についてのお問い合わせも多くあることから、意外にもウインドウォッシャー液の入れ方や注意点などをご存知ない方も多いようです。

本日は、改めてウインドウォッシャー液の入れ方や注意点などお話をさせていただこうと思います。最近の車は、ウォッシャータンクも大容量タイプのものが多く、すぐに減るってことはないとは思いますが、当然ながら、使用するたびにウインドウォッシャー液は減少していくので、いつかは必ず無くなります。

完全になくなる前に、ウインドウォッシャー液は補充しておきたいところですが、水道水で代用している方はいらっしゃいませんか?
実は水道水を代用することはおススメできません。毎日のように運転し、都度多くのウインドウォッシャー液を使用する人は特に問題ないのですが、水道水は長期間放置しておくことで腐敗してしまい、タンク内の水が腐ってしまうことでカビが生え、配管内が詰まってしまうリスクがあります。
また、寒冷地や寒い時期など、状況によってはウォッシャータンク内の水が凍結してしまい(氷点下0℃で水は凍ってしまいますので)車両内部の損傷などにもつながってしまうリスクも発生してしまいます。
なので、ウインドウォッシャー液は、水道水や井戸水、ミネラルウォーターなどは避け、専用のものを利用するようにしましょう。

ウインドウォッシャー液は、いくつかの種類に分かれています。

・スタンダードタイプ
洗浄成分のみの一般的なウインドウォッシャー液です。
お店で販売している水色の液体の大容量タイプはほとんどこれにあたります。
コストパフォーマンスにも優れていますので、普段からよく使用する方はこちらがいいですね。

・油膜落としタイプ
スタンダードタイプに、より強力な洗浄成分が含まれており、排気ガスなどが原因でできた簡単な油膜を落とすことができます。
普段油膜などが気になる方にはおススメです。
ただし、ひどい油膜を完全に落とすことはできません。

・撥水タイプ
ウォッシャーすると同時に撥水性能を発揮しますので、フロントガラスに付いた雨を弾くことができ、雨天時の視界確保につなげることが可能です。
皆さんもご存知「ガラコウォッシャー」がこのタイプで、現在ソフト99では『ガラコウォッシャー パウチパック2L』や

ガラコウォッシャー 強力洗浄

を取り揃えております。

フロントガラスに「ガラコ」などのガラス撥水剤を使用している方は撥水効果が持続しますので、ぜひウインドウォッシャー液も撥水タイプのものを使用するようにしてください。

・寒冷地タイプ
氷点下でも凍ることなく使用できますので、冬場はもちろん、寒冷地に住んでいる方にも安心なウインドウォッシャー液です。
寒冷地タイプの中でもスタンダードタイプや撥水タイプなど性能が分かれており、ソフト99では不凍温度マイナス40℃の撥水タイプ『オールシーズンガラコウォッシャーパウチパック2L』があります。

この『オールシーズンガラコウォッシャーパウチパック2L』は、寒冷地タイプとしてご紹介しましたが、名前の通り、夏場に使用しても全く問題ありません!

ウインドウォッシャー液を補充する際は、いくつかの注意点を守ってください。

・走行直後の補充は控える
ウインドウォッシャー液の補充は、ボンネットにあるウォッシャータンクに液を入れるため、走行直後はエンジンが熱くなっていて危険です。補充の際は必ずエンジンを切ってしばらく時間をおいてから作業を開始しましょう。

・希釈タイプかストレートタイプかを確認する
製品によって、水で希釈するタイプと、そのまま原液で使うストレートタイプに分かれます。
正しい使い方をしないと、性能がしっかりと発揮されないことがありますので、必ず製品の裏書を確認して、希釈するタイプの場合は、既定の希釈率などを守ったうえで使用するようにしてください。

・今入っているウインドウォッシャー液を抜く
新しいウインドウォッシャー液を補充するとき、同じ種類のものを追加するだけなら残量にそのまま補充しても問題ありません。
しかし、異なる性能のウインドウォッシャー液を使用する場合は、残っている液をすべて抜かなければ、本来の性能が出なかったり、液が混合してタンク内で固まり、噴射ノズルやポンプが詰まってしまう原因にもなってしまったりします。
違う種類のものを使用する際は、あらかじめ必ずタンクに残った液をすべて抜くようにしてください。

・残量が多い時は灯油ポンプを活用する残ったウインドウォッシャー液を抜く際、残量が少ない場合はタンクが空になるまで噴射し続けても構いませんが、残量が多いとモーターに負担がかかってしまい、モーターが故障してしまうこともあります。
そんな時は、先に灯油ポンプで汲み上げて液をできるだけ抜き、残量を減らしてから噴射させるようにしてください。また、最終的にタンクが空になっても、パイプなどに少し液が残っていますので、最後にキレイな水をコップ1杯程度タンクに入れ、再び空になるまで噴射させるとパイプに残ったウインドウォッシャー液も排出され、完全に空にすることができます。

・動作確認を忘れずに新しいウインドウォッシャー液を入れ、タンクのフタを閉めたら、最後にエンジンを掛け、ウインドウォッシャー液が出るか動作確認をしましょう。問題なく噴射されれば作業終了です。

いかがでしたでしょうか?
これから虫汚れなども頻発し、梅雨に入り雨も多くなる中で、走行時のフロントガラスの視界確保のため、ウインドウォッシャー液を多く使う季節に入ってきます。
自分のニーズに合致するウインドウォッシャー液を正しく使うことで、より一層快適なカーライフにつなげていただければと思います。

それでは次回の#StayHomeもお楽しみに。

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