2019年8月2日
夏は「多機能カーシャンプー」を上手に使って、時短スピード洗車!

こんにちは。99ブロ編集長のタナカBです。
先日、ようやく日本全域で梅雨明けとなりました。令和初の梅雨は、スローペースな梅雨だったような気がしますね。
さて、みなさんの愛車ですが、梅雨の間に、雨ジミや水アカで汚れていませんか。洗車したいけど暑い、暑いけど洗車したい…そんな夏の時期は無理せず、涼しい時間帯を狙って洗車したり、時短洗車ができるアイテムを活用したりすることもおすすめです。
時短洗車ができるアイテムとして挙げられるのが「ワックスインシャンプー」「水アカ取りシャンプー」などと呼ばれる「多機能シャンプー」。
シャンプーするだけでワックスができたり、シャンプーするだけで水アカが落とせたりと、洗車の工程を減らすことができ、時短洗車につながります。
ソフト99でも「多機能シャンプー」と呼ばれるシャンプーはいくつか種類があるのですが、今日使用するのは『水アカシャンプー 撥水プラス』。
水アカも取れる強力な洗浄力を発揮し汚れを落とすだけでなく、強力撥水成分により、汚れの再付着も防止する処方となっている、かなり便利なワックスインシャンプーです。
今回使う車のカラーはピンクなので、ダーク&シルバーメタリック用を選びました。
実はこちらの車は、ピンク×白のツートンカラー。全塗装色対応のシャンプーでない場合、色の選び方に迷いそうですが、ボディのメインカラーにあわせておくとよいと思います。
シャンプーのボトルの裏には付属のスポンジが2種類ついています。
黄色い方・・・「スタンダードスポンジ」は、全体を洗う時に使う
黒い方・・・「強力部分洗車用パワースポンジ」は、頑固な水アカ、ナンバープレート、ドアノブなどのパーツを洗う時に使う
という感じに、使い分けができるようパッケージングされています。
使い方は、まず、シャンプーのボトルをしっかり振ります。ボトルに取っ手が付いているので重いボトルも軽く振ることができます。
シャンプー洗車をする前に、シャワーで全体の砂ボコリや汚れを流しておきます。ここで、こちらのシャンプーを使う時に注意するポイントを。
① スポンジはじゅうぶんに水で濡らしておきましょう。
② バケツなどで薄めず、原液をスポンジにドボドボと。
③ スポンジをクシュクシュして泡立てます。
④ やや強めにこすりながら洗っていきます。
ワックスなどを配合していない、ノーマルタイプでのシャンプー洗車であれば、しっかりモコモコに泡立て、こすらずやさしく洗っていくことをおすすめしていますが、こちらの『水アカシャンプー 撥水プラス』を使う時は、スポンジでやや強めにこすって洗うことで、シャンプーの撥水成分を定着させることができます。
ノーマルタイプのシャンプーと違い、洗っているうちにだんだんと泡が弾いていく様子、おわかりいただけますでしょうか。洗っているそばからもう撥水が始まってきます。
ノーマルタイプのシャンプーに使いなれていると、ワックスインシャンプーはちょっと使いにくいな…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、コツとしては、スポンジをクシュクシュして泡立てて、ボンネットに泡を乗せて広げていきながら洗っていくと、作業がしやすいと思います。
そして、もうひとつ大事なのが、使い方のポイントにも挙げましたが、こちらの『水アカシャンプー 撥水プラス』は使う液量が少ないと効果はじゅうぶんに発揮されません。ケチケチせず(笑)、スポンジにシャンプーの液を足しながら洗っていくようにしてください!
天井付近に水アカと思われる汚れを発見。白い部分なので結構目立っています。
こんな汚れは、もうひとつの黒色の部分用スポンジの出番!
シャワーで水をかけて濡らしてから、シャンプー液をつけたスポンジで磨いていきます。
こちらのスポンジは、コシがあって硬めのパワースポンジなので、力を入れなくても軽く頑固な汚れを落とせます。ごらんの通り、スッキリ。きれいに落とせました。
ボディのパーツごとに洗って、水で流してシャンプー洗車が完了!
所要時間はわずか10分ほどで、水アカ取り⇒シャンプー⇒ワックスがけ までをひとつのアイテムで終わらせることができるので、いつもの洗車に比べても本当にラクだと思います。
最後はボディに残った水滴を拭き取っていきます。
吸水クロスもなるべく素早くできそうなものを使いたいと思い、選んだのは…『激吸水』のビッグ&ワイド。
サイズは、フェイスタオルよりもひと回り大きいイメージです。
ハスラーのボンネットに広げれば、ボンネット半分弱くらいの大きさ。
水滴が付いたボンネットにクロスを置いて、スーッと手前に引っ張るだけで、あら不思議。水滴がなくなっていきます。ハスラーのボンネットの大部分の水滴が1回で拭き取れました。
この要領で拭き上げていくと、無駄な動きが少なく、短時間で拭き上げができるのでおすすめです。
あとは、サイドなどもこんな感じで広げて拭き上げていくと一気に作業が終わります。
『水アカシャンプー 撥水プラス』自体、すすいだ後のボディ表面の水残りも少ない方なので、より拭き上げも楽な方なのですが、拭き上げも一気に終わらせることができる『激吸水』のビッグ&ワイドとのあわせ技で、バッチリ時短洗車ができます。
さて、最後に…「撥水プラス」の効果をご覧いただきたいと思います。
洗車前のボンネットに水をかけた状態がこちらでした。
ほぼ撥水効果は落ちていまして、親水状態(表面にベターっと水が張り付く状態)で、水が引いた後は、つぶれた水滴が残っている感じでした。
『水アカシャンプー 撥水プラス』でシャンプー洗車後のボンネットにシャワーで水をかけてみると、
ボンネット上を水玉が転がり落ちていき、ボンネットに残った水滴も真ん丸に。
水アカ汚れが目立っていて、パワースポンジで水アカを落としたルーフ近くもしっかり撥水しています!
シャンプー洗車しただけなのにこんなに撥水効果が出るとは!しかも、水アカもシャンプーだけでスッキリ落ちた!多機能シャンプーのすごさを感じました。
夏の洗車は体力を奪われます。暑い時は無理をせず、朝夕の涼しい時間帯に“時短アイテム”などをかしこく活用しながら、夏の間も上手にキレイな愛車をキープしてくださいね。
最後に、こちらのシャンプーは、残念ながらプロ施工コーティング車にはお使いいただけません。
ただ、最近ではプロ施工コーティング車にも使える多機能シャンプーや専用シャンプーは、ソフト99でも徐々に増えてきていますので、プロ施工コーティング車のシャンプー洗車の方法が知りたいという方は、
「コーティング施工車のしつこい汚れ・雨アトをスッキリ落とすシャンプー登場!」のレポートをぜひご覧ください!
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