2025年7月18日
雨の日、サイドミラーが見えにくい!自分でできる超撥水コーティング

こんにちは。99ブロ編集長のタナカBです。今日は、最近ありがたいことにSNSでも話題になっています、ソフト99のサイドミラー専用の超撥水剤『ガラコミラーコートZERO』を紹介します。
すでにおなじみのアイテムではありますが、最大限に効果を発揮する正しい使い方、注意点などとともにご紹介します!最後までぜひご覧ください!
そもそも、サイドミラーに撥水コーティングは必要なの?と思う方もいるかもしれません。
例えば、雨の日に車線変更をするとき、後方視界を確認したら、ミラーにこんな風に水滴がついて見えにくくて怖かった、いう方はいらっしゃいませんか?
このような感じでミラー表面に雨の日はつぶつぶの水滴が付着しがちです。
サイドミラーはフロントガラスと違って進行方向と逆向きに設置されていることで、風圧で吹き飛ばすことができないことが原因です。
そのため、ガラス用の撥水剤でコーティングするのではなく、水滴を1滴もつかないようにする超撥水効果のコーティングの方がサイドミラーには効果的なんです。
ハスの葉のように、細かい突起を表面に連続して沢山発現させることで、そこに水滴が留まらずに転がり落とさせるイメージです。
そんな超撥水コーティングの『ガラコミラーコートZERO』はガラス用のガラコよりも簡単。基本的にはスプレーするだけ!拭き取りは不要ですが、少しコツがあるので、そのポイントもあわせてお伝えしたいと思います!
まず、使用前にはミラーをキレイにクリーニングしてから。洗車してもいいですし、もし油膜などが付いている場合は油膜取りを使用してクリーニングするのもおすすめです。今回は『窓フクピカ』という窓用のクリーニングシートを使って、サクッと汚れを落としました。
ここで注意ポイント。かならず乾いたミラーに使用すること!
『ガラコミラーコートZERO』をすでに使っていただいている方から、たまに「スプレーした後白くなる」という声が聞かれることがあります。それは水分が影響している可能性が高いです。水分が残っているとムラになったり、白っぽくなったりする原因になります。
ですので、先ほど洗車後に使ってもいいですよ!と推奨したのですが、もし洗車後などであればこんな感じで、ミラーの隙間の水分もしっかり拭き取っておきましょう。
次のポイント!それがこちら。パッケージの中に入った紙の台紙。実は、これをミラーの隙間に挟んで使うのが正しい使い方となっています!
どのように使っていくかというと・・・まずは広げまして・・・
このようにミラーの隙間に差し込みます。こうすることで、液の飛び散りを防ぐことができます。
『ガラコミラーコートZERO』をすでに使っている方も意外に知らなかったという話も聞きますので、これは絶対に使ってほしいです!
前置きが長くなりましたが、スプレーする準備ができました。
スプレーの仕方にも少しポイントがあります!それが、上からだらだらと垂れるようにすること。クロスで液を受けながらスプレーしていくようにしてください。
15cmほど離した位置でスタンバイして・・・
しっかりノズルも押し切って勢いよく液を出し、上からスプレーしていきます。
液がダラダラと流れるように吹き付けていくことでムラのない、均一な被膜を作ることができます。流れた液はクロスで受けていってください。液が少なく、シャーっと殺虫剤を巻くようなイメージでスプレーすると、必ずムラになってコーティングに失敗してしまいますので、たっぷりと液をスプレーしていきましょう!
スプレーが終わったくらいから、すでに上から乾燥がすぐに始まって白く変わっていき、しばらくして完全に乾くと白い状態がなくなりクリアになっていきます。
スプレーが終わったら、台紙は外しても大丈夫です。そーっと外しましょう。
このまま白い部分がなくなって乾燥すれば作業は完了で、ガラス用のガラコのように拭き上げの必要はありません!超撥水コーティング、簡単すぎます!!白い部分がなくなって乾燥が終わったようです。
1時間乾燥させました。それではこれから超撥水効果を確認してみます!
どうでしょうか?ミラーの周り(ボディなど)には水滴がついていますが、表面には1滴も付いていないのがおわかりいただけますでしょうか?
先ほど、運転席から視界の悪さも見ていただいたので、こちらもぜひご覧ください。勢いよくシャワーで水をかけてみます。
サイドガラスには水滴が残り、少しわかりにくいですが、窓を開けるとご覧の通り!クリアです!
サイドガラスの水滴は、フロントガラス用の撥水剤を使っておけば風圧で吹き飛ばせるので、ダブルでの対策しておくとより視界クリアで安心です。
最後に、この超撥水コーティングを長持ちさせるコツも。それは、絶対に拭かないこと!
最初にお伝えしたように、超撥水の被膜はとても細かい突起がたくさんできているイメージなので、ひとつひとつの被膜が微細で物理的な刺激にはどうしても弱い面があります。
試しにこんな風に指で触って、
水をかけてみると・・・
指でなぞった所だけ、おもしろい具合に水滴がついていますね。
逆に言うと、拭いたり洗ったりという物理的なダメージがない限り、超撥水効果は持続します。
サイドミラーももちろん汚れてはきますので、洗車のタイミングなどでしっかり洗っていただき、洗った後にまた『ガラコミラーコートZERO』でコーティングすれば完璧です!
最後に、『ガラコミラーコートZERO』がサイドミラー以外にも使える場所があることをお伝えしておきます。
このような、雨の日のバックモニターがにじんだ経験ありませんか?
このモニターのレンズに『ガラコミラーコートZERO』が活用できるんです。先ほどのようにクロスで受けながらレンズを目掛けてスプレーします。ミラーよりも対象面が狭いので、どうしても周りに少し飛び散ってしまいますが、飛び散った液はすぐに拭けば大丈夫です。
先ほどのサイドミラー同様にレンズにスプレーするだけでレンズの表面に超撥水効果が現れます。
試しにレンズに水をかけても先ほどのようなにじみがなくなり、モニターの映像ははっきり見えるようになりました!
これで雨の日の車庫入れも随分と楽になるかと思います!!
日頃から車庫入れなどでバックモニターを活用している方はぜひバックモニターのレンズにも使ってみてくださいね。
今回は、SNSでも話題のサイドミラー用のコーティング剤『ガラコミラーコートZERO』を紹介いたしました!
最近はゲリラ豪雨なども多く発生し、視界不良も以前より起こりやすくなっています。
車線変更が怖いと感じ、雨の日が苦手だなと感じていた方、サイドミラーのつぶつぶの水滴がストレスに感じていた方は『ガラコミラーコートZERO』でミラーの超撥水コーティングを試してみてください!
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