未塗装樹脂パーツが白ボケてきた…
未塗装樹脂パーツの白ボケは樹脂自体の劣化が原因
未塗装のため、環境の悪影響を受けやすいんだよね。
バンパーやモール、ドアミラーのカバーや根本部分、サイドピラー、カウルトップなどに使われている未塗装樹脂は時と共に劣化し、色アセてしまうのが悲しい現実。
いわゆる樹脂用ツヤ出し剤などでケアしても、残念ながら一時しのぎ的な効果しか得られないんだよね。
未塗装樹脂専用のコーティング剤を使おう!
未塗装樹脂専用のコーティング剤を使おう!
こんな風な白ボケは、汚れじゃなくて、樹脂そのものが劣化した結果だから、洗っても元通りにはならないよ。
専用のコーティング剤で黒艶を復活・持続させてやることが必要なんだ。
まずはパーツ表面の汚れを洗い落とそう。
ワックスカス等、油系の汚れもしっかり落とすために、必ずカーシャンプーを使って洗ってね。もちろんすすぎは充分に、水滴はしっかり拭き取っておこう。
コーティング剤をスポンジに取る。
今回使うのは「プロスペックナノハード」。ビックリするほどノビがいいので、スポンジに取るのは少量でOKだよ。
同じ方向にスキ間なく塗り込むのがコツ。
塗り込みと同時に、白ボケた樹脂がみるみる黒艶によみがえっていくのが分かると思うよ。
塗り込んだら、約5分間乾燥。キレイなタオルで表面をならすような感じで余分なコーティング液を拭き取れば作業は完了!
新品時のような黒艶が復活。6ヶ月以上も持続するよ。
美しい黒艶の秘密は未塗装樹脂表面に形成される、硬くて透明な“ガラス状”の被膜。
耐久力にも優れていて、従来の樹脂用ツヤ出し剤のように雨や洗剤で流れ落ちたりしないから、美しい仕上がりが長期間持続するというワケなんだ。