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2018年5月31日
ソフト99タイヤワックス使い比べ ~2018年版~

みなさん、こんにちは。99ブロ編集長のタナカBです。
最近はコンスタントに月1で登場しているのですが、長いこと編集長をやっていますと最近は「何のテーマで書こうかな…」と結構悩んだりするもので。そして過去の記事をさかのぼって見ることも多いのですが、懐かしい記事を見つけました。
「タイヤお手入れ用品の使い比べ!」という記事です。
2012年11月の記事で、今から5、6年前の4つのタイヤワックスを使い比べるのがテーマの非常にシンプルな記事でしたが、当時は結構見ていただいていた方が多かったなぁと懐かしい気持ちにもなりました。
あれから数年、何品か新しい製品を発売していることもあり「2018年バージョンを書けるのではないか?」と思いたち、早速撮影へ。
使うアイテムは、1タイヤに1個ずつということでこちらの4つをチョイス。
左から、
①『ブラックマジック』
耐久性のある塗り込みタイプとして1999年に発売され、もうすぐ20年…!であるにもかかわらず、99ブロに登場するのは、実は今回が初めて!満を持しての登場です!
②『4-X』
2012年の記事にも登場しました。ソフト99の中ではいまや定番となっていて、スプレーするだけという手軽さから、いまだ根強い人気です。
③『ディグロス ブラックシールド』
④『ディグロス ギラエッジ』
こちらの2つは2017年に同時発売されたので、タナカBの中でもまだまだ記憶に新しい製品です。
この4つをそれぞれの使い方のポイントや特長について、使いながらレポートしてまいります!
4アイテムの中で、『4-X』だけ水滴が付いていても使用できるのですが、今回は全てのタイヤを洗車のついでにシャンプーでしっかり洗って水滴を拭き取り、タイヤが乾いた状態で使っていきます。まずは『ブラックマジック』から。
箱から出てきたのは、丸っこいフォルムのボトル。
ふたを開けると、丸いスポンジが付いていて、キャップを外して直接塗れるようになっています。
塗り込むときはスポンジを直接タイヤに当てることで、このように手を汚さず塗ることができます。手にワックスが付くと、洗ってもなかなか取れない…!ということもあるので、手が汚れないのは助かります。
使ってみるとスポンジ部分が柔らかく、塗りやすさを感じます。
写真のようにボトルセンターの円状に凹んだ部分に親指を当て、少しずつ液を出しながらいくのがポイント。
ぐるっと1周塗り込んで、
塗り終わった後のタイヤがこちら。
内容液はカーボンブラックを配合しているので黒々とした素晴らしい艶です。なんとなく「ロングセラーの製品だし、昔からあるタイヤワックスのギラギラ感が出るのかな」と勝手に想像していましたが、実は『ブラックマジック』は水性のタイヤワックスでして、仕上がりはこのようにあまりテカらず、ギラギラというよりは深みのある艶が出て、上品な仕上がりだなぁというのがタナカBの感想でした。
次に、『4-X』です。
こちらは今回のタイヤワックスの中で、唯一ツヤ出しとクリーナーが一緒にできるアイテム。
なので、汚れたまま、濡れたままのタイヤに使えるのです。とにかく時間がない時にも使いやすいのが、今でもダントツの人気の理由なのかもしれません。
今回は洗車後の水滴を拭き取った状態で、タイヤにスプレーします。ぐるっと一周スプレーして、作業も本当に一瞬で終わります。
液は泡というよりは白いミスト状。このミスト状の液が汚れをさーっと落とすと同時に、キラっと光るような光沢感を出してくれます。
いったん洗車して汚れはきれいに落ちた状態ではありましたが、よりきれいになったような感じがします。簡単なのにここまでの光沢感なので、人気なのも納得です。
残り2つですね。次に、『ディグロス ブラックシールド』です。『4-X』と同じスプレータイプではありますが、『ディグロス ブラックシールド』は乾いたタイヤに使っていくタイプになりますので、使う時はご注意を。
こちらもぐるっと1周スプレーするだけです。『4-X』の霧状のミストとはまた違う感じがします。
こちらの製品は他の3アイテムと違う特長があります。タイヤだけでなく未塗装樹脂パーツにも使用できるところ、そして、ノズルが伸び縮みするところ。
だから、タイヤだけでなくこのようにホイールハウスの奥の方にも使えて、タイヤだけでなく周りも艶出しができるんです。SUVなどホイールハウスの奥が見えやすい車にはぜひお試しいただきたいですね。
あとは、光沢を出すだけでなく「防汚効果」があるところ。
『ディグロス ブラックシールド』にはシールドポリマーという成分が配合されていて、被膜に泥や砂などの汚れが付着しても、汚れが被膜とともに水洗いだけで落ちやすくなるという効果があります。だから、『ディグロス ブラックシールド』を使った後のタイヤのお手入れが格段にラクになるのも推しポイントです。
すみません、ちょっと1周スプレー終わった後の手が映り込んでしまっていますが、1周スプレーした後の状態です。こちらもあまりギラギラせず、自然な艶が出ました。
最後に、ちょっとカブトムシっぽいフォルムからか(?)、SNSで投稿するたびに反響が大きい『ディグロス ギラエッジ』。ホイールやボディに飛び散らない直塗りタイプです。
特に塗り面の「FLEXヘッド」に特長が。タイヤの形状にあわせて動くので、このような感じでどんなタイヤに「ピタッ」とフィットします。
タイヤとホイールの隙間にも塗り残しなく作業ができ、特に低偏平タイヤにおすすめ。
液剤を付着させたくないタイヤのトレッド面はうまくかわしながら、ぐるっと一周塗り込んでいきます。
塗った直後の写真なので、まだ左のほうに白い液体が残っていますが、だんだんと乾いてきて、名前の通り、ギラギラとした艶が出てきます!直塗りタイプの方が好きで、なおかつギラギラ感でパキッと足元を強調させたい方にはおすすめです。
おまけですが、『ディグロス ギラエッジ』の正しい保管方法をあまり知らない方も多いようなので、ここで説明させてくださいね。
外箱は捨てないで保管ケースとして使うのがデフォルト。
こうすれば、蓋が外れて液がこぼれることなくしっかり保管できます。すでに『ディグロス ギラエッジ』をご愛用いただいている方は、ぜひ正しく保管をお願いします。
さて、2018年バージョンのタイヤワックス使い比べ、いかがでしたでしょうか。
タイヤワックスには良いイメージがないという方も中にはいらっしゃるかと思いますが、ワックスで被膜を作ることでタイヤを保護するという役割もあります。
ほかにも、足元がツヤっとしていると、車全体の印象も引き締まって見えるので、洗車しているのになんかピリッとしないなぁとか感じている方は、洗車の仕上げに足回りのお手入れとして、タイヤワックスをぜひ使ってみてください。
最後に、タナカBのおすすめの逸品は・・・ベタですが『4-X』で。ミスト状でスプレーしているとチョー気持ちいい、って感じです。あとは何より、超面倒くさがりでせっかちのタナカBには洗車後すぐに使えるというのが使い勝手がよさそうです。
ぜひ、みなさんも使うシーンやお好みの仕上がりで自分にぴったりのアイテムを見つけてみてください。
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