2018年9月21日
ワックスやコーティングの前準備、ねんどクリーナーを試してみました!

こんにちは。
キタウラです。
近頃、いつものように洗車をし、拭き上げ作業を行う際、天井やボンネットに少しひっかかるような抵抗を感じるようになりました。
キズもないし洗車後のキレイなボディのはずなのに。
皆様は愛車を洗車される際にそのような経験はありませんでしょうか?
この、キズでもなく、洗車をしても取れないボディのザラつきの原因は、走行中、天井やボンネットなどに突き刺さった「鉄粉」です。
そもそも「鉄粉」って?と思う方もいるかと思いますので、簡単に説明します。
普段車で走行されている街中の空気中には、目には見えない「鉄粉」が数多く飛散しています。
「鉄粉」が発生する原因としては、電車が走行している時に、車輪と線路の摩擦で削れたものや、金属を扱う工場から飛んでくるもの、そして車がブレーキをかけた時に発生するものなどがあります。
ですので、車を走らせているだけで、それらの鉄粉は知らないうちにどんどんボディに付着してしまうんですね。
まぁ目には見えないので、大丈夫と思われるかもしれませんが、洗車してもツヤが出なかったり、ワックスやコーティングをかけても十分な効果が発揮しなかったり、なにより放置しておくと塗装に対してダメージを与えたりしてしまいますので、鉄粉は定期的に除去しておくことをおすすめします。
まず、自分の車は大丈夫かを確認する方法としまして、このようなお菓子やタバコなどをラッピングしている透明フィルムをご用意ください。フィルムの上からボンネットなど、なでるようにさわってみると、ザラザラしている感触がありましたら、それはボディに鉄粉が刺さっている証拠です。指では分かりにくかったザラつきがより明確に、どこにどれだけささっているかまで感じることができるようになります。
実際に私の車では、かなりの鉄粉を確認することができました。
では、さっそく鉄粉の除去を行っていきたいのですが、今回使用する製品はこちら。
『ねんど状クリーナー ミニ』
そうです。見た目もさわった感覚もまさに「ねんど」
「ねんど」という文字に小学生の息子が反応し、貸してと奪われるも、なんとか取り戻し、作業を行います。
尚、子供が好きな工作用のねんどとは違い、鉄粉取り専用のケミカルアイテムとなります。
この「ねんど」で簡単にボディに突き刺さった鉄粉のクリーニングを行うことができるんです!
作業はいたって簡単。
まずは自分の手にフィットするサイズに少し引き伸ばしていきます。
あとはこのようにシャワーを当てながら、ボディ表面を軽く動かしていきます。ほとんど力はいりません。ボディの表面にねんどを滑らせるような感覚で大丈夫です。
ボンネット全体をクリーニングすると
ねんど表面はこの通り、洗車後キレイなはずのボンネットからこれだけの汚れがとれました。
この茶色い汚れこそが「鉄粉」なんですね。
引き続き、その他の気になる部位も同様にクリーニングしていきます。
作業中、ねんどの表面の汚れが目立ってきましたら、
汚れをねんどの中へ折り込んでいきます。
これで、キレイな面が作れますので、次の部分の作業へ移ります。常にキレイな面でのクリーニングを心がけてください。仕上がりに大きな差が出ます。
今回、とくにザラつきが気になった天井もしっかりクリーニング。
すると、ここまでの汚れが!
ボンネットやバンパー部分とはくらべものにならないくらいの鉄粉が突き刺さっていました・・・
やはり天井部分、手入れがおろそかになっていたか・・・と反省。
しかしこれだけの鉄粉を取ることができたので気分もボディもスッキリ!
『ねんど状クリーナー ミニ』は、作業終了後また折り畳み、このようにパッケージで保管しておくことができます。
パッケージは捨ててしまわないようにご注意ください。
では作業完了後、再度フィルムを使用し鉄粉チェックを行います。
作業前に指先に感じていたザラつきは完全になくなりツルツルの状態になりました!
ここまでハッキリわかるものかと感動すら覚えます。
そして仕上げに『スムースエッグ プラチナムリキッド』でコーティングを行います。
スプレーして拭き上げていくのですが、その作業からいつもと感覚が違います!
あきらかに拭き上げ時のひっかかりがなく、コーティング作業もスムーズに行うことができました。
施工後、非常に気持ちの良いツルツルの仕上がりを得ることができました。
いつも以上にボディの輝きも増しているように感じます。
せっかく時間をかけ、ワックス・コーティングを施工するのであれば、やはり最大限その性能は発揮させるべきだと思います!
洗車のついでの簡単な作業で、鉄粉の除去はできますので、皆様も是非一度、「鉄粉」の状態に関してチェックしてみてください。
定期的に「鉄粉」のクリーニングを行っていくことで、常にキレイな愛車の状態をキープしてもらえたらと思います。
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