2013年12月18日
年末洗車にはこちらも忘れず・・・

こんにちは、タナカAです。
昨晩のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」内の「ヒットの順番」コーナーで、当社の“ガラコ”が取り上げられました。
某量販店さん(放送を見られた方はどこのお店かご存知と思いますが・・・)の洗車用品売れ筋ランキングで、第1位を獲得した『ぬりぬりガラコデカ丸』をはじめ、トップ10のうちガラコシリーズの商品が4アイテムもランクイン!
今年でガラコは発売22周年になりますが、ここまで大きなブランドとして育ったのはご愛用いただいているたくさんの方がいらっしゃるから!!
皆様本当にありがとうございます。
今日はガラコにまつわる小ネタを少しご紹介。
もともと1991年に発売されたガラコは液剤をティッシュで取って塗るタイプでした。このパッケージを覚えている方もいらっしゃるのでは?
しかし、こちらのガラコ、結構施工が難しく、時間がかかったりムラになったり、また手が汚れたりと改良すべき点も多かったようです。
そこで、塗り具とボトルが一体化された『ぬりぬりガラコ』が発売されました。
この『ぬりぬりガラコ』、実は初代ガラコからの改良を考えていた開発者が、ある日デパートの靴売り場に立ち寄った際においてあった液剤一体型の靴墨を見てピンときたことが始まりらしいです。
しかし、塗り具一体型のイメージは沸きあがったものの、ガラコは靴墨と違い、ある程度力を入れて塗りこんでいく必要があるため、塗り面の素材選びに苦慮したそうです。
当初考えた靴墨と同じようなスポンジでは、厚みが薄ければ手から加わる圧力でスポンジがペチャンコになり、ガラスとプラスチックボトルが接触し、ガラスにキズがついてしまう恐れがあり、逆に厚くすれば液持ちが悪くなり上手く塗れないということで、残念ながらスポンジはボツ、別の素材の必要が・・・。
そこから様々な素材を数多く試す中でたどり着いたのが、この幾重にも張り合わされたフェルトです。
採用されたこのフェルトは腰が強く弾力があるため、ガラス面に一定の力が伝わり、またフェルトに含浸された液剤は垂れることなく程よく塗り込み面だけに付着するので、驚くほど簡単に施工できるようになりました。
このフェルトと、持ちやすく握りやすいよう設計されたボトル構造の相乗効果で、ムラにならず塗り込むことができ施工時間も短縮され、当然手も汚れない『ぬりぬりガラコ』は、当時のガラスコーティング剤の常識を覆した商品として大ヒットしました。
あのとき、開発者がデパートの靴売り場に行っていなかったら、どんなガラコになっていたのでしょうか?
もしかしたら全く違う形のガラコがスタンダードになっていたかも知れませんね。
それからもガラコは、スプレータイプやウォッシャータイプ、ワイパータイプなど、ユーザーの使用シーンを想定し、様々な商品をラインナップしてきました。
そのコンセプトはすべて“雨をはじいてよく見える”です。
今後も雨天時の視界確保による爽快ドライブと安全運転の助長を目的に、皆様に愛される“ガラコ”であり続けるよう頑張っていきます。
この年末、車を洗う人も多いと思いますが、ボディと足回りをキレイにしたら、最後にもうひと手間、ガラスに“ガラコ”しちゃってください。
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