2009年9月4日
「洗車研シャンプーS21体験記」その3 「スペシャル仕様!」

こんにちは。
ソフト99広報室のミヤカワです。
前回から随分時間が空いてしまいました。すいません。
なんとか洗車研も再販売の目処がつきつつありますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
さて、タイトルの通り洗車研シャンプーS21の体験記その3です。
前回はB01テスト時に改めて浮き彫りになった、使うクルマの下地の状態によって仕上がりに差が出てしまうというワックスやコーティング剤に共通の悩みを解決するために、新顔のシャンプーが登場しました。
使ってみると、ベッタリと水が広がる親水性を示し、ワックスやコーティング剤施工時に障害となる塗装表面に存在する残留成分をスッキリ落とせた、というところまででした。
しかしこのシャンプー、一体ナニモノなんでしょうか。
使ってみた後、会社に戻りシャンプーの研究開発担当に聞いてみました。
「一口に汚れといっても、いろいろありましてね…放っておくとボディに悪影響を与える汚れってのが多くて」
確かに、鳥のフンとか塗装が侵されちゃう事もあるくらいですしね。
「だから洗車が必要になるわけですが、そもそもシャンプーはその汚れ落ちを助けて、促進しながら、同時にできるだけキズをつけずに、優しく仕上げるためにあるわけです」
ふむふむ。
「つまりシャンプーとは、洗車の一番基礎にして、一番大事な部分を支えているアイテムなのですよ」
なるほど。その原則はよくわかりました。
で、このシャンプー、なんなのでしょう?
「これはですね…そのシャンプーの基礎的な要件を満たしつつ、その中で大事な部分を伸ばすように発展改良を重ねた私のスペシャル仕様です!」
いや、そうじゃなくて。
そのスペシャル仕様の目指すところはなんなんでしょう。
「このシャンプーで目指したのは、やっぱりワックスやコーティングの施工で障害になる油分を落とす、脱脂性能でしょう。油分をきっちり落とすことで、ワックスの乗りや耐久性が飛躍的に上がりますから」
確かにきちんと下地処理をしてやれば、それだけの効果は出ますからね。
で、なんで製品化していないんですかね?
「ちょっと液自体の成分が強くて、滅多にそんな使い方をする人はいないとは思うけど、シャンプーして少し放っておくと、ボディにシミが残ったりする可能性があるんで」
なるほど。たしかに心配な部分ではありますね。
だから念入りにすすぎをするように言われたわけですか。
「今は研究室でワックスやコーティングの施工テストする時に使ったりして、下地処理用に重宝してますけどね」
ある意味、研究者専用品状態なわけですね。
しかし、一体どんな仕組みで油分を落とすシャンプーになったのでしょうか。
次回はこのへんのことをもう少し詳しくお話します。
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