2009年8月26日
洗車時のキズつきを最小限にする~水の拭きあげ裏テク~

こんにちは。
ソフト99広報室のミヤカワです。
関西方面はすっかり秋めいてまいりまして、日中もわりと清々しい感じの気候となっております。
私は自宅で夏気分で窓全開で寝ていたところ、早朝の寒さで目覚め、あやうく風邪をひいてしまうところでした。
インフルエンザのこともありますので、皆様季節の変わり目にはご注意くださいませ。
しかしこういう気候になってくると洗車もしやすくなってきまして、夏前にしっかり洗車して、盛夏の頃はだましだまし過ごしてきた愛車も、そろそろしっかり洗ってやろうかな、なんて気になるんじゃないでしょうか。
今回は(いつもなんですが)、そんな洗車の時のちょっとしたテクニックをご紹介です。
洗車の時に重要な役割を果たすもののひとつに、「水」があります。
最初の汚れ落としから、シャンプーしたあとにすすいだり、とかく洗車の中で「水」は重要な役割を果たします。
そして最後の仕上げには必ずその「水」を「拭き上げる」という工程が必要になります。
洗車したのに濡れたままで終わり、というわけにはいきませんからね…。
しかし、実はこの「拭く」という行動の中には、ごくごく小さなキズを発生させてしまうかもしれない要素が含まれています。
例えば水で流して、拭き上げるまでの間にホコリが付着してしまい、それをクロスで引きずることになってしまってキズついたり、というのが一例です。
もちろん、キズが付くのは洗車のときだけではないので、クルマに乗っていれば自然とキズは増えていいってしまいます。
でも、せっかくきれいにするために洗車しているのに、望んで増やしたいものではないですよね。
これを避けるために考え出されたのが、「クロスに水を吸わせる」という拭き上げ方法。
どういうことかと申しますと、濡れたボディの上に、吸水性の高いクロスを置いて、クロス自体の吸水力で水を吸い取ってしまうという方法です。
この方法であれば「拭く」ときにも力をいれてクロスを動かすことがないので、ほこりを引きずってしまうということも避けることができます。
これによって、キズつきを極力減らすことができるというわけです。
しかし、この方法を実現させるためには
・ボディに優しい超極細繊維を採用していること
・吸水力の高いクロスであること
・保水量ができるだけ多いクロスであること
が求められます。
もともとはプロのコーティング施工店などで行われていたこの方法を2人1組でバスタオルのように大きい吸水クロスを使って行われていた拭き上げ方法で、いかんせん1人で黙々と洗車する我々には、そのまま真似はできません。
そこで作られたのが「マイクロセーマ ワイド」。
もともと当社の洗車用品群の中でも高評価をいただいていた「マイクロセーマ」を、ひとりでもプロと同じような拭き上げ法を実践できるようにリファインされたアイテムです。
マイクロセーマの最大の特長は、0.05デニールクラス(※)の超々極細繊維で構成されるクロス構造。
(※…1デニールは9000メートルの長さで重さが1gの糸。髪の毛でも約60デニールと言われていますのでどれくらい細いかはお分かりいただけるかと思います。)
さらにこの超々極細繊維の表面は起毛仕上げでさらに表皮に特殊ウレタン加工を施しているので
本革に近い手触りと驚異の吸水性を発揮するんです。
1人で扱いやすい最大サイズと作業効率を探りながら多数のサイズ・形の試作を重ね、従来のマイクロセーマの使いやすさを損なわない範囲での大判化をした結果、吸水力・保水力ともに増大し、効率よく「クロスに水を吸わせる」拭き上げが可能になりました。
使い方は、こんな感じです。
クロスを広げ、濡れたボディの上に乗せて、クロスの端をつまんで手前に引くだけ。
このやり方で、マイクロセーマが水を吸い上げ、その中に保持します。
あとはマイクロセーマが吸い上げた水を絞って、同じように繰り返すだけ。
やり方自体はとっても簡単です。しかも拭き上げ作業時間が大幅に短縮できます。
できるだけ愛車にやさしく洗車をしたいという方!洗車時間をもっと短縮したいという方!!
ぜひ試してみてください!
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