2009年8月19日
「洗車研シャンプーS21体験記」その2 初めてのベッタリ感?

こんばんは。
ソフト99広報室のミヤカワです。
さて、長い期間あいてしまいましたが、洗車研シャンプーS21体験記、その2をお送りしたいと思います。
前回はまだ名もついていなかった、開発中のカーシャンプーとニアミスしていた、というお話でありました。
そのときは大して気にとめていなかったS21ですが、後日、衝撃の再会を果たすことになりました。
それは、洗車研コーティング剤B01の試用テストを重ねていたときのことです。
さまざまな気温、湿度といった環境下での使用感であったり、さまざまなボディカラーに対して施工して、性能を確かめる作業を続けていたB01。
B01の性能が素晴らしいことが改めて体感することのできたテストなのですが、一方である問題が浮上しました。
それは、クルマによる塗装表面、つまり下地の差。
これは前回にも書きましたが、ワックスであってもコーティング剤であっても、更には業務用でも市販品でも、下地がよくないと性能が発揮されません。
特にB01の場合、仕上がり時の被膜の艶感が非常に高いという特長があります。
しかしこの場合、施工時にボディ表面のところどころに意図しない成分が残っていると、そこだけ被膜の定着が不安定な状態となり、結果、ムラっぽい仕上がりになってしまう場合があったのです。
「これはやっぱり、下地を整えるようなシャンプーがあったほうがいいね」
と、B01の研究者。
なにかアテがあるような口ぶりです。
「たぶん、今の問題をバチっと解決できるシャンプー、あるよ」
ということで、次回からはそれを使ったテストを行うことになりました。
次回のテスト時に持ち込まれたのは、なんの変哲も無い実験用の半透明の容量500mlボトル。
「これは下地処理用のストレートタイプシャンプーだから、スポンジにそのままつけて使ってね」
と手渡され、キャップをあけてみると…
あれ?
どこかで感じたことのある香りです。
それは以前のテストで感じた、あの柑橘系の爽やかな香りです。
どうやら、前回目撃していたシャンプーと同類のようです。
ストレートタイプとのことなので、水を含ませたスポンジにボトルから直接取ってモコモコ泡立てます。
泡立ちは、スポンジの目の細かさも手伝って、クリーミーな感じ。
ただ、ストレートタイプだけに、泡自体はやや重ためな感じです。
泡をボディの上でスポンジを使って広げるように洗っていくと…なにか浮かび上がってきます。
虹色みたいな…あぶら?
「このシャンプー、成分的に結構強いから、ボンネット1枚くらいで一回すすいでね」
言われるがままに水で流すと…
全く水を弾かない、ベッタリとした親水状態が出現。
しっかり塗装本来の表面が出てきたことが、水の流れかたからはっきりとわかります。
「これで下地処理はOKでしょう」
確かに、これならしっかりとB01を定着させられそうです。
しかしこのシャンプー、ナニモノなんでしょうか。
これが、現在「洗車研シャンプーS21」となったシャンプーの、最初の接触でした。
長くなってしまいましたので、この続きはまた次回。
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