2009年7月8日
これは魔法か!?と思う現象「超撥水」!

こんばんは。
広報室のクニムネです。
よくカーケミカルで使われる「撥水」という言葉。
皆さんご存知ですか?
読みは「はっすい」。
PCならカンタンに漢字変換できますが、手書きだとなかなか漢字で書くのはハードルの高い文字です。
「撥水」といいますとワックスやコーティング剤の水をはじく状態がイメージされると思います。
この辺はよく、当社に限らずカーケミカルの商品説明でも良く出てくるので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
では、
「超撥水」というと?
超→すごい
撥水→水をはじく
あまりに当たり前な表現で、これはこれでよく目にしそうですね。
今回は少しだけ真面目に「超撥水」というものをご紹介してみたいと思います。
といっても、言葉にするのは非常にむずかしいので、とりあえず映像をご覧下さい。
さて、実際に見ていただいた「超撥水」、どんな現象かご理解いただけたでしょうか。
水をはじく力が極限まで高まると一体どうなるのか?
自然界で存在していて、それを直接目にしていただきやすいのは「ハスの葉」です。
ハスの葉が雨に濡れると雨滴がコロコロと、葉の上で転がっていきます。
あの現象こそが「超撥水」なのです。
少しは身近に感じていただけたでしょうか。
最近は傘やスーツなど色々なものでも「超撥水加工」と銘打たれたものが話題になっているので、最近目にされた方も多いと思います。
実はこの「超撥水」技術、既に当社でやっております。
それが
「ガラコ ミラーコートZERO」
です。
知らなかった方はぜひおぼえてください。非常にベンリな逸品です。
ドアミラーは、フロントガラスと違って走行中に風があたらないので、雨に濡れると雨滴が邪魔で後ろが見えなくなることがありますよね。
ヒヤッとした経験ある方も多いんじゃないでしょうか?
「ガラコミラーコート ZERO」はスプレーして乾燥させるだけで、ドアミラーに雨滴がつかなくなるんです!
というのも、やはり「ハスの葉」の仕組み。
それを人工的にミラーの表面に作り出しているからなんです。
どんな仕組みかと申しますと、撥水性の高いケイ素化合物を極限近くまで小さく分散させて、目に見えない凹凸被膜をミラーの表面に作り出します。
この凹凸がポイント。
ハスの葉の表面にある凹凸と同じ構造をつくっているんです。
その凹凸の大きさは、なんと髪の毛の太さの約15000分の1に相当する数ナノメートル。
これは光の反射を妨げない大きさなので、乱反射もなく、仕上りも透明になるんです。
本当にスゴイですね、「ハスの葉」パワー!
ちなみに実際にご覧いただくと、映像よりもさらにビックリできます。
ちょっとした魔法みたいな気がしてしまうほど…。
是非一度、実物の効果も体感してみてください!
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