2009年6月29日
「洗車研コーティング剤B01」体験記3~「さわって感じる?」~

こんばんは。
ソフト99広報室のミヤカワです。
前回、前々回と「洗車研コーティングB01体験記」と称して、製品そのものの詳細なレポートを試みております。
今回はその3回目です。
前回で「今までにはちょっとない不思議な感じの艶」と艶に関して評したわけですが(語彙少なくてすいません)、
今回はもうひとつ驚いたポイント「スベスベ感」について。
このさわって感じる「スベスベ感」についても、今回このB01が開発される過程で、艶と同じくらい重要視された項目です。
「艶はわかるにしても、スベスベ感って…」
と思う方も多いんじゃないでしょうか。
確かに、クルマは別にさわるものではないですもんね。
私自身も、洗車後のボディの仕上がりに満足感してさわることはあっても、その手触り自体を意識したことはあんまりありません。
B01テスト施工の後、その艶感にほれぼれしていると、研究担当者が一言
「さわってみてくれる?」
と言ってきました。
普段のテストでは、触って感想を述べるということはほぼないので、思いっきり頭の上に「?」を浮かべながら、すすめられるがままに触ってみました。
すると…
「!?」
ツルツル、というのとはまた違うのですが、なんというか、指先がスルスルすべるような触り心地なのです。
指先に力を入れてキュキュッと音がするような感じではなく、その込めた力すらもいなされてしまうようなスベスベ感。
繊維の類でいったらシルク系の肌触り、といいましょうか。
とにかく「スルッ」としてるんですよ。
「なんですか、コレは…」
クルマの塗装では感じたことのない、この「触感」。
研究担当者は答えてくれました。
「洗車してツヤツヤになったら、さわりたくなったりしない?」
確かに。たまにさわります。
「そのときにスベスベだったら、もっと気持ちいいでしょ」
…そのために液剤の調整がされているのか!?
と驚いて、よくよく話を聞いてみると…
「人間の手は思ってる以上に、かなり小さい突起も知覚することができるんだけど、触って分かるスベスベ感を出すことって、実は表面の仕上がりの平滑性を追求することにつながってるんだよ」
ふむふむ。
「で、この表面の平滑性が上がると、光沢も上がる仕組みなのね。最初から膜厚感による艶はもちろん重視したけど、同時にすべりの良い表面になるようにも配合面で工夫をしてみたんだよね」
ほうほう。
「ただスベスベしてるわけじゃなくて、光沢の向上に貢献した上でスベスベしてるわけですよ!」
なるほど!
見た目の結果をきっちり出した上で、個人の好みでスベスベさせてみたわけですね。
まさに一石二鳥のモノづくり…
「まぁこのへんは遊び心というか自己満足的なこだわりなんだけどね」
とは研究担当者の弁。
確かに、ただキレイに見せるだけならここまでは必要ないかもしれません。
でもやっぱり自分の愛車のことですから、こういうところまでこだわりたいと思うものじゃないでしょうか。
愛“車”精神とでもいうのでしょうか。研究開発に携わる人のクルマへの考え方とこだわりがしっかり込められ、反映されてカタチになったのがこの「B01」という存在なのだなぁ、と改めて感じたのでした。
…今回も長くなってしまいました。
次回はこの「B01」は雨が降ったときにどんなふうに水を流すのか、というレポートをしたいと思います。
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